ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2021-03

[米ドル円]買い遅れ観

(米ドル円日足)


実質新年度入りしたことでレパトリなどの売りはなくドル円は買いが入りやすい状況となった。東京市場で109円95銭まで上昇すると一旦は上値が抑えられたが、その後米長期金利の上昇を機に110円を突破。欧州市場では株式市場が上昇しドル円は110円42銭まで上昇。
一方長期金利上昇によりNY株式市場が軟調な地合いで推移する中で110円19銭まで押し戻されたがほぼ高値圏での引けとなった。
110円台に乗せたことで一旦は達成感が出るかと思われたが全くその気配はなく寧ろ買い遅れの観もある。
短期的にみても買いの意欲は根強く、110円を割れば押し目買いスタンスで臨みたい。

ドル円予想レンジ:110円90銭(BB上限)~109円80銭

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。

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[ユーロ米ドル]保ち合いから下放れ

(ユーロ米ドル日足)


1.18から1.17ミドルの保ち合いが東京市場でも継続。しかし、欧州市場が始まったところで米長期金利の上昇に併せるように1.1760を下抜けするとユーロ売りが加速。NY市場では株価が下落して始まるとリスクオフのドル買いが進みユーロドルはこの日の安値となる1.1712まで下落。その後1.1733まで買い戻されたものの上値は重く再び1.1713まで下落して引けている。米長期金利が再び上昇し始めておりユーロからドルに乗り換える動きが継続。
ボリンジャーバンドの下限を抜けると1.16ドル付近が次のサポート。

ユーロドル予想レンジ:1.1740~1.1670(BB下限)

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[豪ドル米ドル]0.7560のクルーシャルポイント

(豪ドル米ドル日足)


世界経済の回復期待が広がる中で資源国通貨である豪ドルの買いが進んだものの、その後米長期金利の上昇で押し戻されている。昨日も東京市場で豪ドル買いが先行し0.7663まで上昇。その後米長期金利が上昇したことで下落に転じるとNY市場では0.7585の安値を付けて引けている。
2月2日に付けた安値0.7563を3月25日にも付けて跳ね返されている。
変形ではあるが0.8ドルを天井に0.7563をネックとしたヘッド&ショルダーを形成しつつある。0.7563を二番底として0.8ドル付近までの戻しで抑えられるか注目。

豪ドルドル予想レンジ:0.7700(BB中心、50%)~0.7560(BB下限)

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[全般]米金利上昇でドル全面高

米国10年債利回りが1.77%台に上昇したことでドルが全面高。ドル円は110円台に乗せてきた一方でNY株式市場は下落。金利上昇による株式市場への影響が懸念されるものの経済回復期待は依然として根強くリスクオンの流れは継続。

前日に米ヘッジファンドのアルケゴスキャピタルのデフォルト報道で不安が広がったが一晩経って落ち着きを取り戻しドル円は底堅い動きでスタート。ゴトービということもあり109円95銭まで上昇。豪ドルなどのオセアニア通貨も堅調に推移するなかでクロス円の買いもドル円の下支えとなった。
その後米長期金利が上昇するとドルが全面高となる中でドル円は110円の大台を突破。
それまで堅調に推移していた豪ドルやユーロも下落に転じたが、クロス円は底堅い動きのまま推移。
NY市場では株式市場が三指数ともに下落して始まるとリスクオフの円買いが先行。クロス円の売りが散見されたもののドル円は110円台でしっかりとした動きが継続。その後米長期金利が1.7%付近まで低下したものの結局ドルが全面高で引けている。
昨日のアルケゴスキャピタルの報道で一部の株価が大きく下落したものの、一日で買い戻しが見られた。この動きは今の市場の状況をそのまま映し出しているように見える。
コロナ不安が後退する中で経済回復期待が金利上昇を促す一方で更なる追加経済対策が打ち出される。本日、バイデン大統領が新たに3-4兆ドル規模のインフラ投資の具体的な策を表明すると予想される。
結局、売り材料が出ると買いのチャンスとなるなどリスクオンの動きに変わりはない。
ただ、昨日は米長期金利が1.77%台に乗せたことで株式市場が小幅ではあるが下落。
金利高株安というのは自然な動きではあるが、株価の下落幅が拡大するときには注意したい。

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商号 : ヒロセ通商株式会社
業務内容 : 第一種金融商品取引業
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加入協会等 : 一般社団法人金融先物取引業協会(会員番号1562)
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