ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2021-04

[米ドル円]米長期金利低下で111円遠のく

(米ドル円日足)


東京市場でドル円は仲値買いが入り110円82銭まで上昇。しかし、その後はクロス円などの売りに押し戻された。新年度入りで様子見姿勢が広がりドル円も110円61銭まで下げた。
欧州市場ではユーロやポンド買いが先行したことでクロス円が再び上昇するとドル円は110円85銭まで上昇。しかし、買いが続かずに111円には一歩届かなかった。
その後NY市場で株価は上昇したものの米長期金利が低下したことからドルが全面安。ドル円もアジア市場で付けた安値とほぼ同レベルの110円55銭まで下落。ドル安円安の綱引き状態となった。本日は米雇用統計が発表されることから再度111円を試しに行くとみている。ただ、グッドフライデーで市場の流動性が低下する中で111円に届かないとポジション調整の動きが強まり110円付近までの下押しも視野に入る。
結果的に110円台の攻防が続く。

ドル円予想レンジ:111円00銭(BB上限)~110円00銭(38.2%)

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。

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[ポンド米ドル]連休前の買い戻し一服

(ポンド米ドル日足)


アジア市場でポンドは上値の重い展開が続き1.3746まで下落した。その後ロンドン時間に発表された英国製造業PMIは58.9と予想の57.9を上回る好調な結果となった。これを受け株式市場は上昇しポンドも底堅い動きが先行。
NY市場では米長期金利が低下したことでドル売りポンド買いが加速し1.3837ドルまで上昇。高値圏での引けとなった。今日はグッドフライデーで英国は祝日となるためポンドショートの手仕舞が入ったとみられる。
今日のNY時間には米雇用統計が発表されるが、目先のポンドショートカバーも一巡した観があり上値は限定的とみる。
ボリンジャーバンドの中心線で上値が抑えられるようなら戻り売りを出してみる。

ポンドドル予想レンジ:1.3860(BB上限)~1.3750(50%)

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[豪ドル円]ヘッド&ショルダー

(豪ドル円日足)


東京市場が始まると豪ドル売りが先行。この日発表された豪州2月貿易収支が予想を下回ったことで売りが豪ドル売りで反応。その後発表された中国製造業PMIも予想を下回ったこともあり豪ドル円は83円43銭まで下落。
しかし、東京市場が終了した15時からクロス円全般に買い戻しの動きが強まると豪ドル円も反発。その後も原油価格の上昇などから資源国通貨に買いが入った。
NY市場では株式市場が三指数ともに上昇したことでリスクオンの円安が進み84円27銭の高値を付けて引けている。
今日はグッドフライデーで豪州が休場ということもあり豪ドルショートの巻き戻しも見られた。前日付けた高値84円ミドル付近で上値が抑えられるようならヘッド&ショルダーを形成。再び下落に転じるようならネックラインの82円まで売りが進む可能性が高い。

豪ドル円予想レンジ:84円50銭~83円60銭(BB中心、38.2%)

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[全般]雇用統計とグッドフライデー

バイデン政権が2兆ドル規模のインフラ投資と増税計画を発表したことを市場は好感。
NY株式市場は三指数ともに上昇する一方で米長期金利は低下。ドルは全般に売りが進んだ。
本日は米雇用統計が発表されるが、グッドフライデーということで参加者が少ない中での荒っぽい動きには注意したい。

昨日の東京市場では仲値買いが先行したもののその後はドル円クロス円ともに下落。
新年度入りしたことで全般に様子見姿勢が広がる中でドル円は110円ミドルから後半での方向感の乏しい動きが続いた。
欧州市場ではユーロ買いが先行。新年度入りした株式市場は全般に堅調な地合いで推移。また、英国製造業PMIが予想を上回ったことからポンドも堅調に推移するなど全般にクロス円の底堅い動きが続く中でドル円は綱引き状態から値動きは限られた。
NY時間に発表された3月ISM製造業景況指数が64.7と予想の61.3を大きく上回った。これは37年ぶりの高水準ということでNY株式市場は三指数ともに上昇。一方米長期金利は低下したことでドル売りが加速。クロス円が上昇する中でドル円は110円ミドル付近まで押し戻されるなどドル安円安が進んだ。
今日は米雇用統計が発表されるがこれまで発表された米経済指標は堅調な回復を示すものであり、期待は高い。市場予想は失業率が6.2%から6.0%に低下。雇用者数も前月の37.9万人から64.7万人に増加が見込まれる。
先日発表されたADP雇用は予想を下回ったことで雇用統計も予想よりも悪い数字が出る可能性がある。しかし、追加の大規模経済対策などから一時的に下振れしても市場の期待は高いことから下振れたときには買いのチャンスと考えられる。
ただ、この日はグッドフライデーということで参加者は極端に低下することから損切りなどを巻き込みながら予想以上に振らされる可能性もあり注意したい。

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商号 : ヒロセ通商株式会社
業務内容 : 第一種金融商品取引業
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