ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2021-04

[米ドル円]ドル全面安は調整か

(米ドル円日足)


週明け東京市場は先週末の米雇用統計の好調な結果を受け日経平均株価は上昇。しかし、ドル円は110円70銭付近で膠着状態が続いた。
欧州市場はイースターマンデーで休場ということもあり参加者不在のなかでドルは上値の重い展開で始まるとドル円も110円ミドル付近で推移。
NY市場では株式市場が最高値を更新して始まるとリスクオンのドル安が先行。先週末のドル円の安値110円38銭を下回ると損切りを巻き込みながら109円97銭まで下落した。しかし110円割れでは新たな買い注文が待ち構えていたことで110円25銭まで押し戻された。
111円を目の前に結果的に110円割れまで押し戻されるなど、そろそろドル円上昇の流れも一服感が漂う。リスクオンの流れは続く中で円売りポジションが積みあがっており、その調整の動きはしばらく続くとみる。110円ミドル付近では戻り売りスタンスで臨みたい。

ドル円予想レンジ:110円50銭~109円70銭(50%)

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。

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[ユーロ米ドル]イースター明けドル安継続か

(ユーロ米ドル日足)


欧州はイースターマンデーで休場の中ユーロは上昇。アジア市場ではドル買いが進み1.1739まで下落。しかし、その後はじりじりと買い戻しが入ると損切りを断続的に巻き込みながら1.1780付近まで上昇。その後NY株式市場が史上最高値を更新して始まるとリスクオンのドル安が進みユーロは1.1820まで上昇。薄商いの中で損切りが目立った。
今日から連休明けとなる欧州市場ではまだ切りきれていないドルロングの巻き戻しが待ち構えているとみられ、一段のユーロ買いが強まるとみる。
ただ、米国の経済回復の強さと比較して欧州ではコロナ感染の拡大などから相対的にユーロ売りの流れはまだ続くとみる。
1.18ミドルにはボリンジャーバンドの上限が位置して半値戻しでもあり、このレベルで上値が抑えられるようなら再び下落に転じる可能性が高い。

ユーロドル予想レンジ:1.1850(50%、BB中心)~1.1770

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。

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[豪ドル円]RBA政策会合に注目

(豪ドル円日足)


昨日は豪州がイースターマンデーで祝日のなか豪ドルは売りが先行。84円08銭まで下落した後欧州では84円38銭まで反発。NY市場に入っても殆ど動意はなく84円30銭付近で引けている。
本日の東京時間にはRBA政策会合が開かれるが、最近の堅調な豪州経済指標を受け緩和政策の変化に市場の期待が高まる。もし、声明で楽観的な見方が示されるようなら豪ドル買いで反応。しかし、市場はだいぶ織り込んできており上値は限られるとみている。
寧ろ緩和政策の継続姿勢が改めて示されるようなら豪ドル下落リスクが一気に高まりかねない。
ボリンジャーバンドの中心線が位置する84円を割り込むようなら素直に売りでついていく。

豪ドル円予想レンジ:84円90銭~83円40銭(50%)

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[全般]薄商いの中ドル全面安

アジアは清明節、欧州はイースターマンデーで休場の中リスクオンの株高に伴いドルは全面安の展開となった。

週明け東京市場は前週末に発表された米3月雇用統計が予想以上に強い結果となったことを受け日経平均株価は大幅高でスタート。ドル円は早朝に先週末のNY市場で付けた高値110円75銭まで上昇したものの上抜けに失敗。この日は清明節でアジア全般に祝日で参加者が少ないこともあり全体的に動意の乏しい動きとなった。
欧州市場もこの日はイースターマンデーで殆どの市場が休場ということからアジア市場と同様に薄商いの中でポンド買いが先行。特殊な買いが見られたようだが他の通貨の動きは殆ど見られなかった。
しかし、NY市場が始まると今度はユーロドルが上昇。1.1770付近を上抜くと損切りを巻き込みながら買いが先行。
NY市場が三指数ともに大幅上昇で始まるとドル売りが一気に進みドル円は111円を割り込み109円97銭まで下落するなどドル全面安。
しかし、110円割れでは新たな買い注文が見られ反発。ロンドンフィキシングにかけてドル買い戻しの動きもあり110円前半に戻した。
この日発表された米3月ISM非製造業景況指数が63.7と予想の58.5を大きく上回るなど、先週の雇用統計や製造業ISMに続き米国経済の急速な回復が改めて確認された格好だ。
ただ、米長期金利の上昇は抑えられ原油価格も下落するなど株高のリスクオンに対し異なる動きがみられる。
イースターマンデーで参加者が少ない中でポジション調整的なドル売りが進んだとみたほうが良いかもしれない。
ただ、ドル買いが急速に続いたこともありこれまでのようなドル安一辺倒の動きにはなりにくくなったように見える。
今日から始まる連休明けの欧州勢の動きは今後の流れを見るうえで注目される。

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