[米ドル円]110円の重さ

東京市場では仲値にかけて109円89銭を付けたが110円には届かずに109円58銭まで下落。欧州市場でも109円94銭まで上昇したが買いが続かずに失速。
NY市場が始まったところで再度109円93銭を付けるなど面合わせとなったが109円60銭まで押し戻され110円の重さが際立った。
米長期金利も1.67%付近で停滞する中でドルの上値も抑えられ、株式市場ももみ合いが続いている。
これまでの米長期金利上昇による買いも後退し、リスクオンの円安も見られない状況下で110円台での売りが大分重くなった観もある。
110円を一時的に付けるようなことがあれば売りを巻き込むことで下値は一段と深くなる可能性が高い。
ドル円予想レンジ:110円20銭~109円40銭(BB中心、61.8%)
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
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[ユーロ米ドル]寄り引き同時線で天井つける

東京市場でユーロドルは1.18ドル後半での高止まり状態でスタート。
欧州市場が始まったところで発表されたドイツやユーロ圏の3月サービスPMIがそれぞれ予想を上回ったことからユーロは対ドル対ポンドなどで買いが先行。1.1898まで上昇したが1.19ドルには届かずに押し戻された。
NY市場が始まったところで米長期金利が低下するとドル売りが先行。ユーロドルは1.19ドルを上抜くと損切りを巻き込み一時1.1916まで上昇。その後は利食い売りなどに抑えられ1.1880付近まで押し戻されて下げ止まった。
その後FOMC議事要旨が公開されたがサプライズはなくドル買いの動きからユーロドルは1.1861とこの日の安値を付けて引けている。
日足ローソク足を見ると寄り引き同時線が現れており、これが高値圏で現れたことで天井をつけたサインとみることができる。
ユーロドル予想レンジ:1.1900~1.1810(50%)
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[ポンド円]東芝の2兆円買収

153円41銭と3年ぶりの高値をつけたポンド円はその後下落に転じた。
英国ファンドのCVCキャピタルなどが東芝に対して2兆円の買収提案を出したことがポンド売りを促したとみる。
まだ、買収提案の検討中であり実際に2兆円を買う状況ではないが、それに先立ち市場で提灯買いが入った可能性が高い。
高値を付けた後だけに利食い売りを誘ったとも考えられるが、いずれにしても一時的な下げとみる。
実際に買収するかどうかは今後まだ時間がかかることから、その前に一旦は買い戻しが入るとみている。
下値目途としてはフィボナッチ61.8%戻しの150円30銭、76.4%戻しの149円70銭。
ポンド円予想レンジ:151円50銭~150円30銭(61.8%)
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[全般]資源国通貨売り
昨日の東京市場でのドル円は仲値にかけて買いで始まり109円90銭まで上昇。しかし、仲値後は一気に109円58銭まで下落した後買い戻しが入るなど荒っぽい動きで始まった。ユーロやポンドは様子見姿勢が強く静かな展開が続いた一方で豪ドルやカナダドルは引けにかけて軟調な地合いで推移。
欧州市場に入りドイツやユーロ圏のサービスPMIが予想を上回る結果となる一方で英国PMIはさえない結果となったことからユーロポンドの買いが先行。
ユーロは対円でも買いが進むとドル円にも買いが入り東京の高値を上回る109円94銭まで上昇したが110円には届かずに失速。
NY市場ではこの日FOMC議事要旨が公開されることから様子見姿勢でスタート。
ダウは小幅上昇で始まったことでドル円は再度109円94銭まで上昇したが今回も110円には届かなかった。その後米長期金利が低下すると109円60銭まで下落。ユーロも1.19ドル台に乗せたがユーロポンドの売りが入り1.1861まで押し戻された。
注目のFOMC議事要旨では「資産購入を満たすためには暫くかかる」「大半の当局者はインフレリスクは概ね均衡と判断」など特に目立った変更は見られず市場への影響は限られた。
結果的に豪ドルやカナダドルなどの資源国通貨は対ドル対円などで売りが目立った。ポンドも同様に下落が止まらなかったのは東芝への英ファンドの2兆円の買収提案からのポンド円売りが影響していると思われる。
株式市場や債券市場は高止まりから全般に小休止状態の中でリスクの高い資源国通貨に売りが目立つ。
これは次の流れを見込んでのポジション調整とするとそれ程時間は長引かないと考えられる。
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。
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