[全般]今週いっぱいは調整色の強い展開が予想されます。
振り返ればバイデン政権による追加経済対策に加えて3月31日にはインフラ投資計画も発表され、財政拡大による経済政策とFRBによる金融緩和政策で、マーケットはV字回復への期待感が急速に膨らみ、長期金利の上昇とドル高を招きました。米国10年債利回りは一時1.774%、ドル円相場も110円95銭まで急騰し、テーパリングや早期利上げ観測への思惑が強まりましたが、2週間が経過した今はその流が一転しています。ドル円相場については、投機筋が円売りポジションを急速に膨らませた動きに振り回された結果でもありますが、金利動向については、パウエルFRB議長の姿勢が「インフレ率の上昇は一時的」「2023年まで金利は据え置き」と、従来から一貫しています。一方、欧州でもコロナ禍で行動制限の全面的な解除には遠いものの、ワクチン接種は中断を繰り返しながらも順調に進み始めており、経済再開への期待や製造業の回復により日欧米の景況感格差は少しずつ縮小しています。相対的な景況感格差は変わらないものの、今週いっぱいは3月の「はしゃぎ過ぎ」の余韻から調整色の強い展開が予想されます。
本日は、米3月の小売売上高(予想:前月比+5.9%、コア+5.0%)鉱工業生産(+2.8%)、4月のNY連銀製造業景気指数(予想:19.5)、同フィラデルフィア連銀景況指数(予想:42.0)と新規失業保険申請件数(予想:70万件)など、重要な経済指標の発表が控えており、為替市場もこれに反応する動きが予想されます。
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[米ドル円]上値の重い展開続く。108.50割れを見た場合は一段の下落へ。

ドル円は東京市場(9:00am)に前日足から若干下寄りのスタートとなりましたが、上下の抵抗を攻めきれずに寄り付き水準で終えています。上値を切り下げており、下値リスクが高い状態ですが、日足の下値抵抗をかろうじて守っており、これを守り切れば反転の可能性に繋がります。但し、108.50割れを見た場合は強いサポートポイントを下抜けた反動で108.00±10銭までもう一段下値余地が広がり易くなります。逆に109.90超えまで戻して引ければドルの下落リスクが軽減されます。
上値抵抗:109.10-20,109.60-70,109.90-00 下値抵抗:108.80-90,108.50-60,108.00±10銭
ドル円予想レンジ:109.60~108.60
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[ユーロ円]上値余地を探る動き。131.00-10の抵抗をクリアすれば一段の上昇へ。

ユーロ円は小幅続伸となりましたが、強い上昇エネルギーを持った陽線ではなく、130.50-60の抵抗を上抜けきれずに終えています。一方で、下値を切り上げる流れも維持しており、上値トライの動きが強まると見られます。可能性がやや低いと見ますが、129円割れで終えた場合は日足の形状が悪化して下値リスクが点灯します。逆に130.50-60,131.00-10の抵抗を全てクリアした場合は132円方向への一段の上昇に繋がり易くなります。短期トレンドは128.50割れで変化します。
上値抵抗:130.50-60,131.00-10,131.70-80 下値抵抗:130.10-20,129.40-50,129.00-10
ユーロ円予想レンジ:130.90~130.10
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[NZドル円]調整下げが終了した可能性が点灯中。78円台回復で短期トレンドに変化。

NZ円は、直近の日足が高値圏で陽線引けとなり、この足が3/18に付けた79.14を基点として上値を切り下げて来た流れから若干上抜けた位置で終えており、調整下げが一巡した可能性が点灯しています。週足の形状がまだ改善しておらず、78円台で越週するまでは買いも慎重に臨む必要がありますが、77.00-10の日足の下値抵抗を守り切った感が強く、押し目買いが進め易くなってきました。78.20超えで終えれば強い上値抵抗ポイントである79.10-20を再度トライする動きが期待できます。可能性が低いと見ますが77円割れで終えた場合は再び下値リスクが高くなります。
上値抵抗:77.80-90,78.10-20,78.60-70 下値抵抗:77.50-60,77.30-40,77.00-10
NZ円予想レンジ:78.00~77.50
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店頭バイナリーオプション取引「LION BO」は、判定時刻の為替レートが、当社の設定した最大7本の権利行使価格から、お客様が選択された権利行使価格よりも、上昇するか下降するかを予想するヨーロピアンタイプのラダーバイナリーオプション取引です。最大損失額は、オプションの取得対価の全額となります。取引単位は1ロット(1ロット当たりの価格は0~1,000円)、1回の取引あたりの最大取引単位は50ロットとなります。手数料は無料です。オプションの購入後において、取引をキャンセルすることはできません。購入したオプションを取引可能期間前に清算(売却)をすることはできます。但し、購入価格と清算価格にはスプレッドがあり、清算時に損失を被る可能性があります。「LION BO」は投資額に比べて大きな利益を得る可能性がある反面、投資元本の保証はなく、お客様にとって為替レートが不利な方向に変動することにより投資元本の全てを失う可能性のあるリスクが高い金融商品です。
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