ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2021-04

[全般]本日の経済指標発表時には欧州金利にも注意が必要かもしれません。

昨日の米国で発表された経済指標は軒並み好数値となりました。GDPで60%以上占める個人消費の関数である小売売上高は前月比+9.8%(予想+5.9%)、NY連銀製造業景気指数は26.3(同19.5)、新規失業保険申請件数は57.6万件(同70万件)となり、先行指標から遅行指標まで大きく改善しています。この結果を受け、NYダウ・S&P500は史上最高値を更新しました。一方、10年債金利は指標の好結果にも関わらず、14日終値1.64%から昨日は1.53%となり、前日比6.7%の金利下落(価格上昇)となりました。為替は金利軟化でドルがやや軟調に推移しました。

FRBも2021年上半期の経済成長拡大やインフレ2%越えを予想しており、その線に沿った経済指標により裏付けられています。この上げはあくまで一時的な上昇と予想しており、先々は巡航速度に戻るとみています。FFレートは2023年までの据え置きを表明しており、また昨日はサンフランシスコ連銀総裁も「インフレや雇用の目標にはまだ届いていない」と発言しています。今日も年初からの債券売り・ドル買いが一段落し、債券と為替は持ち高調整が続くと見られています。但し、米対日欧の景況感格差やワクチン対応差を考えると米国優位は動かず、次のドルの買い場を探す流れにいます。また、金利低下の中で、好調な経済指標ですので、株式市場は史上最高値更新を継続しています。しかしながら、コロナ前の経済状態まで回復していない中で、株価はコロナ前よりも高値を更新しているので、実体との乖離が大きくなっています。当面はどこまで上値を追い続けることが出来るのかが焦点になりそうです。

本日は、米3月住宅着工件数(予想:年率換算161.1万件)、同住宅建設許可件数(予想:年率換算175万件)、4月ミシガン大学消費者態度指数(予想89.6)が予定され、この3指標も前月比増加予想となっています。今日も結果通りになった場合に10年債金利動向が注目されます。尚、欧州時間帯にユーロ圏消費者物価指数(HICP)の改定値が発表される予定で、上方に改定された場合の欧州金利にも注意を払う必要があるかもしれません。

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※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。

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[米ドル円]上値の重い展開続く。108.40以下の越週で一段のドル下落へ。

(米ドル円日足)


ドル円は値幅の小さい陰線引けとなり上値を切り下げる流れに変化が認められません。また、108.80-90の日足の下値抵抗を若干下抜けた位置で終えており、下落リスクが高い状態ですが108.40-50に週足の抵抗があり、これを守り切って反発に転ずる可能性を残しています。一方で上値も109.60~109.80ゾーンにやや強い上値抵抗が出来ており、これを上抜けて終えるまでは上値余地も拡がり難い状態です。

108.40以下で越週した場合は新たな下げトレンド入りの可能性が高くなり108.00以下の下値抵抗をゆっくりと切り崩す動きへ。逆に109.90超えで終えれば110円台前半にある上値抵抗をトライする可能性が高まります。

上値抵抗:108.80-90、109.10-20、109.30-40、109.60-70 下値抵抗:108.40~108.60、 108.00±10銭
ドル円予想レンジ:108.60~109.10

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[ユーロ米ドル]上値余地を探る動き。上値抵抗にも注意。

(ユーロ米ドル日足)


ユーロドルは小反落して引けています。下げエネルギーの強いものではなく、下値を切り上げる流れを守っていますが、上昇余力にも欠けるものであることから、大幅な反発にも繋がり難いと見られます。また、1.1850割れで終えた場合は日足の形状が悪化して下値リスクがやや高くなります。強い上値抵抗が1.2050-60にありますが、これを上抜けて終えれば1.2120-30にある一段と強い抵抗をトライする動きが強まり易くなります。

上値抵抗1.1980-90、1.2010-20、1.2050-60  下値抵抗:1.1950-60、1.1890-00
ユーロドル予想レンジ:1.1900~1.1990

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[豪ドル円]上値余地を探る動き。強い上値抵抗に注意。

(豪ドル円日足)


豪ドル円は直近の日足が小陽線で終えています。単体では上昇余力に欠けるものですが、前日の陽線が83.00-10の重要ポイントに跳ね返されていることや、また3/18に付けた85.45を直近高値として上値を切り下げて来た流れから若干上抜けた位置で終えており、上値トライの動きが強まると見られます。84.50超えで終えれば“ニュートラル”な状態に戻して、上値余地が若干拡がり易くなりますが、85.10-20に一段と強い抵抗が控えており、これを上抜けて終えるまでは上値余地も拡がり難く、下値リスクへの警戒も必要です。一方で、前日の陽線が83円台の足元を固めており、83円割れで終えない限り、下値余地も拡がり難い状態です。

上値抵抗:84.40-50、84.70-80、85.10-20 下値抵抗:83.70-80、83.40-50、83.10-20
豪ドル円予想レンジ:83.80~84.50

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商号 : ヒロセ通商株式会社
業務内容 : 第一種金融商品取引業
登録番号 : 近畿財務局長(金商)第41号
加入協会等 : 一般社団法人金融先物取引業協会(会員番号1562)
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