ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2021-04

[全般]今週の注目材料は、欧州金利とECB総裁記者会見。

先週金曜日、米国時間のドル円相場はレンジ幅15銭弱程度の小動きに留まりました。金曜日に発表された3月の米住宅関連指標も予想を大きく上回りましたが、債券や為替には材料視されませんでした。年初から続いた米景気回復期待や追加財政支援による米金利高も小休止となり、金利高⇒ドル高の構図が崩れ次の一手待ちの様相です。一方で、株式市場は大きく改善を示した経済指標に、NYダウとS&P500が史上最高値更新を続けています。成長株で構成されるナスダックが2月16日の最高値14,175ポイントをまだ越えていません。株式の異市場間で同じ動きに入れるのか、ナスダックが足を引っ張るのか、今週にはその確認の端緒が見えそうです。

今週の注目材料は木曜日に予定されている欧州中銀の政策金利とラガルドECB総裁の記者会見になります。現状では金利据え置きなど目新しい政策が予想されていません。しかしながら、世界的に先行き経済の楽観的見通しに市中金利が反応していますので、欧州中銀の経済見通しに対しするコメントには注目したいと思います。この他では、先週末に行われた日米首脳会談で東アジアに関する地政学リスクが高まるのかが注目されます。中国の対応次第では緊張感が高まる可能性もありますので、東京時間を含めて様々な要人発言は注意が必要になります。

本日は大きな経済指標の発表が予定されておらず、東京市場では108円台後半を中心としたレンジに終始しそうですが、海外市場に入ってから、地政学リスクが米国株式市場に影響を与えるのかを見たいと思います。

(株)ワカバヤシエフエックスアソシエイツ

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。

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[米ドル円]上値の重い展開続く。下値抵抗にも注意。

(米ドル円日足)


ドル/円は直近の日足が小陽線で続落を食い止めていますが、上昇余力に欠けるものであることから、ドルの大幅続伸にも繋がり難いと見られます。109.10-20の抵抗を上抜けて終えれば上値余地が若干拡がり易くなりますが、この場合でも日足の抵抗が109.90-00に、週足の抵抗が109.80-90にあり、これらを上抜けて終えるまでは上値余地も拡がり難い状態です。一方下値は、108.50-60に強い抵抗がありますが、これを割り込んで終えた場合は、新たな下げトレンド入りの可能性が高くなり、108.00±10銭以下の下値抵抗の厚さを確認する動きが強まり易くなります。但し、この場合でも今年1月に付けた102.59を底値として下値を切り下げて来た流れには変化が認められず、この日足の下値抵抗が107.40-50にあること、週足の抵抗も107.20-30に位置しており、107円割れで終えない限りトレンドは大きく変化しません。

上値抵抗:109.10-20,109.40-50,109.90-00  下値抵抗:108.50-60,108.00±10銭
ドル円予想レンジ:108.60~109.10

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[ユーロ円]揉み合いを抜けきれない状態続く。一方向へ動き出す可能性にも注意。

(ユーロ円日足)


ユーロ円は小陽線で切り返していますが、130.00~130.50を中心とする揉み合いから抜け出せない状態が続いています。しかし、この揉み合い商状が続く間にエネルギーが徐々に蓄積されつつあることから、一方向へ抜け出す可能性にも注意する必要があります。130.50-60、131.00-10の抵抗を全てクリアすれば一段の上昇へ。逆に129円割れで終えた場合は下値リスクが点灯、128.00割れで終えた場合や、週足が128.50割れで越週した場合は短期トレンドが変化して一段のユーロ下落に繋がり易くなります。

上値抵抗130.50-60,131.00-10、131.70-80 下値抵抗:129.90-00,129.40-50,129.00-10
ユーロ円予想レンジ:129.90~130.60

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[カナダドル円]上値を切り下げる流れから抜け出せない状態続く。

(カナダドル円日足)


カナダドル円は直近の日足が小陽線で切り返して上値トライの可能性に繋げています。4/2に付けた88.31を直近高値とする短期的なレジスタンスラインや、87.19に位置する21日移動平均線が上値を抑え込んだ状態ですが、これを上抜けて終えれば上値余地が若干拡がり易くなります。この場合でも、今年1月に付けた80.99を基点として下値を切り上げて来たサポートラインからは下抜けた位置で推移していることから下値リスクへの警戒も引き続き必要です。現状は日足の下値抵抗が86.50-60にあり、これが強い下値抵抗として働いていますが、これを割り込んで終えた場合は下値リスクが点灯、86.00割れで終えた場合は、短期トレンドが変化して一段の下落に繋がり易くなります。

上値抵抗:87.10-20、87.40-50,88.00-10 下値抵抗:86.50-60、86.00-10、85.10-20
カナダドル円予想レンジ:86.60~87.20

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