ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2021-04

[全般]米金利・株価の動きが鍵を握る

昨日の欧州時間に、イギリスのワクチン接種の進展を材料にユーロ円が2年半ぶりの高値となる131円手前まで上昇しました。しかしながら、インドを中心としたコロナウイルスの感染拡大で、世界的に株価が売られるとリスク回避の円買いが強まり、ユーロ円はNY終値で130円10銭絡みとなり、ドル円も欧州時間に高値108円55銭から108円10銭絡みで引けています。全般的に年初からのドル高調整が続く展開となりました。

米国の10年債金利は1.56%まで緩んでいます。昨年末の0.92%付近から3月末には1.77%まで上昇しましたが、短期金利は今後も暫くゼロに抑えられていく現状、イールドカーブのスティープ化からの調整が継続しています。好調な米経済指標が続き、加えて金利軟化が株買いに繋がっていましたが、ここ2営業日は軟調に推移しています。まだ高値更新の余韻を残していますが、押し目で再び買いが入るのか注目されています。当面の材料は米国の中長期金利が一段と下がるのか、下げ止まるのか。もし前者ですと、ドル高からの調整は継続となりそうです。

日経平均株価は世界的株安に連鎖し、今日も一時、前日比500円を越えるマイナス28,550円付近(10時半現在)まで下がっています。これまでは米国経済主導による景気回復期待から株高となっていましたが、米株高の調整に加えてワクチン接種が遅れている日本では感染改善も見え難く、引き続きコロナは経済への重石となっています。当面のドル円は107円60銭、107円10銭~20銭にある各サポートを維持し、年始からのドル高トレンド回帰に繋げることが出来るのか、今週の米金利・株価の動きが鍵を握りそうです。

本日も注目される経済指標の発表は特になく、注目されるのは英国の3月消費者物価指数(コアで年率1.1%予想:2月0.9%)となります。これまで堅調だったポンドに影響が出るのかどうかです。明日22日にECBの金融政策が控えているので、ユーロ中心に持ち高調整の売り買いに終始する可能性もあります。

(株)ワカバヤシエフエックスアソシエイツ

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。

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[米ドル円]上値の重い展開続く 107円台の下値抵抗にも注意

(米ドル円日足)


ドル円は十文字の寄せ線で終えています。上下の抵抗にぶつかって寄り付き水準に戻した形ですが、上値を切り下げる流れに変わりはないのでドルの下落リスクがより高い状態です。但し、109.00超えで終えれば下値リスクが軽減されて109.00~109.50ゾーンの抵抗をトライする動きが強まり易くなります。この場合でも110円台を回復して引けない限り、短期トレンドは変化しません。逆に可能性はやや低いですが、107円台を維持できずに終えた場合は、新たな下落リスクが生じます。この場合は105~106円台の中期的な下値抵抗を確認する動きへ。

上値抵抗:108.20-30,108.40-50,108.80-90 下値抵抗:107.90-00,107.40-50,107.20-30。
ドル円予想レンジ:107.80~108.50

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[ユーロ円]上値トライに失敗。短期トレンドはユーロ強気を維持

(ユーロ円日足)


ユーロ円は上ヒゲが長く実体の小さい陰線引けとなり、131円台乗せに失敗して押し戻されています。単体では下値リスクの高いものですが、下値を切り上げる流れは変わらず、結果的に130.00~130.50を中心とするレンジ内の動きに留まった状態です。一方で揉み合いの間にエネルギーの蓄積が認められることから、そろそろ一方向へ抜け出す可能性にも注意が必要でしょう。131.00-10の抵抗をクリアすれば132円トライへ。逆に129円割れで終えた場合は下値リスクが点灯、128.50割れで終えた場合は短期トレンドの変化に要注意。

上値抵抗130.10-20,130.40-50,130.60-70 下値抵抗:129.80-90,129.30-40,128.50-60。
ユーロ円予想レンジ:129.60~130.80

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[カナダドル円]一段の下落リスクに注意

(カナダドル円日足)


カナダドル円は続落しました。上ヒゲが長く86.80-90の上値抵抗にぶつかって押し戻された形となっています。86.00の日足の抵抗も守り切れずに終えており、一段の下落リスクに注意が必要です。84.00-10に日足、週足ベースで強い抵抗が控えており、簡単には下抜けそうもありませんが、84円割れで越週した場合は新たな下げトレンド入りの可能性が高くなります。82~83円台まで下値余地が一段と拡がる可能性が生じます。逆に日足が、87.20超えで終われば日足の形状が改善して上値余地が若干拡がり易くなります。この場合でも88.00-10,88.40-50に一段と強い抵抗が控えており、88.50超えで終えない限り、短期トレンドは変化しません。

上値抵抗:85.90-00,86.40-50,86.80-90 下値抵抗:85.50-60,85.00-10,84.60-70,84.00-10
カナダドル円予想レンジ:85.30~86.30

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