ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2021-04

[米ドル円]FOMC会合前の買い戻し

(米ドル円日足)


東京市場では本邦投資家や海外勢のドル買いが先行。ドル円は108円38銭まで上昇。
日銀会合では予想通り現状維持となり市場への影響は限られた。
NY市場に入り米長期金利が上昇するとドル円買いが勢いつき108円ミドルを上抜き108円77銭まで上昇。クロス円全般に買いが強まったことから資本勢の買いが入った可能性が高い。
4月に入り一本調子で下落が続いたドル円だったがFOMC会合と月末のゴールデンウィーク前のポジション調整の買い戻しが入ったと考えられる。
高値圏で引けたことでまだ買いの勢いは強く、次の上値目途はフィボナッチ61.8%戻しでボリンジャーバンドの中心線が位置する109円前半。
ただ、109円の大台に乗せきれないようなら買い戻し一巡とみる。
FOMC会合後には再び売りが強まる可能性があり、会合前はポジションを軽くしておきたい。

ドル円予想レンジ:109円20銭(61.8%、BB上限)~108円20銭

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。

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[ユーロ円]ドル円次第

(ユーロ円週足)


EUR_JPY_20210428_syuuashi.jpg

(ユーロ米ドル日足)


東京から欧州市場にかけてドルが全面高となりユーロドルとドル円は綱引き状態となりユーロ円は130円80銭付近を挟んだもみ合いが続いた。
しかし、NY市場に入るとドル円が上昇幅を拡大しユーロ円の買いがスタート。
ユーロ円は今年最高値となる130円97銭付近で一旦は上げ止まったが131円ミドル付近まで上昇。
結局ユーロドルは前日とほぼ同レベルで引けるなどドル円がユーロ円を押し上げた格好だ。
明日未明に開催されるFOMC会合を控えたドル円のポジション調整ともみられるが、いずれにしてもユーロ円はドル円次第となった。
資本のユーロ円買いであればユーロドルも上昇するものだが、昨日のユーロドルは往って来いで前日とほぼ同レベルで引けている。
ドル円を天井とみるようならドル円よりもユーロ円で売った方が利益は大きい。

ユーロ円予想レンジ:132円00銭(BB上限)~130円80銭

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。

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[カナダドル円]ボリンジャーバンド上抜け

(カナダドル円日足)


前日に引き続きカナダ円は大きく上昇。
昨日のNY市場でドル円が上昇したことでカナダ円もつられて上昇したが、実際にカナダ円買いが入った可能性が高い。
原油価格も昨日は1バレル63ドル近くまで上昇するなどカナダドルを直接買う動きも見られた。
結果、カナダ円はボリンジャーバンドの中心線でありフィボナッチ61.8%戻しとなる87円20銭付近を明確に上抜けてきた。
3月18日に付けた高値88円付近で止まるようならヘッド&ショルダーを形成。
もし上抜けするようなら今年最高値でありボリンジャーバンドの上限となる88円30銭を試す展開とみる。

カナダ円予想レンジ:88円30銭(BB上限)~87円40銭

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。

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[全般]クロス円の巻き戻しでドル高相殺

明日のFOMCを控え米長期金利が上昇しドル高が先行。しかし、その後はクロス円の巻き戻しが強まりドルの上値を抑えるなど結果的に円全面安となった。
昨日の東京市場からドル買いが先行。市場では本邦機関投資家による月末に向けた買いが観測されたほか海外からのドル買いも散見された模様。
ドル円は108円38銭まで買われたところで輸出と思われる売りが入り押し戻される場面も見られた。この日は日銀会合が開催されたが予想通り緩和継続となり市場への影響はほとんど見られなかったが、円安定への見方が広がった。
欧州市場でもユーロやポンドは対ドルで売りが先行。しかし、底値の硬さが確認されたところで買い戻しが入るなど投機筋中心の動きとなった。
NY市場に入るとダウが小幅ながら続落して始まると米長期金利が上昇しドル高が先行しユーロやポンドは再び下落に転じた。
しかし、その後ドル円が直近の高値108円42銭まで上昇すると今度はクロス円が上昇。円が全面安となる中でドル円は108円77銭まで上昇。
結果的に米長期金利が上昇しドル高が進んだものの、クロス円の上昇によりユーロやポンドを押し上げドルインデックスは同日とほぼ同レベルで引けている。
明日未明に開かれるFOMC会合では現状維持が予想されるがビッグイベントだけに何が起きるかわからないことからポジション調整が入りやすい地合いは今日も続きそうだ。
4月に入り一本調子に下落したドル円の買い戻しが一番目立った格好だが、FOMC会合が終われば今度は売りに転じる可能性もあり注目。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。

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業務内容 : 第一種金融商品取引業
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