[米ドル円]ドル買いも一巡

注目のFOMC会合では予想通り現状維持を全員一致で決定。発表前にドル売りが強まった反動もあり発表後ドル円は109円ちょうどまで上昇。しかし、内容はこれまでのものを踏襲するものですぐに押し戻された。
その後パウエルFRB議長が物価上昇は一時的なもので利上げ要件を満たさないとした発言からハト派的と市場は受け止めドル売りで反応。ドル円も108円58銭まで下落し安値圏で引けている。
一次1.65%台まで上昇した米長期金利も1.6%付近まで押し戻されるなど一先ず上値の重さを確認。早期テーパリングへの期待も後退したことで4月から下落したドルの買い戻しは一巡した観もある。
日足ローソク足も長い上髭を伸ばしたことで天井打ちとなり再び下値を探る展開が始まるとみる。
ただ、株式市場にとっては好材料となりリスクオンの円安が進むことからドル円も緩やかな下げが予想される。
ドル円予想レンジ:109円00銭(BB中心線)~108円30銭(50%)
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。
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[ユーロ米ドル]1.22ドル目指し

東京から欧州にかけて米長期金利が上昇。ドル売りが進む中でユーロは1.2057まで下落。しかしNY市場が始まりFOMC会合を直前に控えショートカバーが入り1.21台を付けるなど売り買いが交錯。
FOMC会合ではこれまでの内容を踏襲するものとなったが発表直後ドル売りが先行しユーロは1.2065まで押し戻された。
その後パウエルFRB議長の発言がハト派的な内容と捉えられドル売りが再開。ユーロは1.2135まで上昇するなど買いの強さが確認された格好だ。
目先米長期金利上昇も一服したことでドル売りが再開。ユーロドルの次の上値目途はボリンジャーバンドの上限が位置する1.22ドル。
ユーロドル予想レンジ:1.2200(BB上限)~1.2080
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[カナダドル円]トリプルトップ

今週に入り資源国通貨全般に底堅い動きで始まったが特にカナダ円の上昇が目立った。
昨日もFOMC会合を控えていても東京市場から底堅い動きで推移。
NY市場に入ると更に買いの勢いが強まり88円台に上昇。その後も原油価格の上昇を背景にカナダドル買いは止まらず88円27銭の高値を付けた。
FOMC会合の影響も殆ど受けずに底堅さをキープしている。
88円台に上昇したのは3月から3度目となり、前回の高値88円30銭と面合わせとなる。
今回も上値が抑えられるようならトリプルトップを形成し当面の天井として意識される。
反対に、このレベルを上抜くようなら89円が次のターゲットとなる。
ただ、88円30銭付近はボリンジャーバンドの上限であり、原油価格もほぼ高値圏に近付いていることから上抜くのは厳しい状況とみる。
カナダ円予想レンジ:88円50銭(BB上限)~87円80銭
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[全般]FOMC終えドル売りへ
昨日の東京市場ではゴールデンウィーク前のドル買いが先行。FOMC会合を控えたポジション調整的な買いもありユーロやポンドも上値の重い展開で推移。
豪ドルはこの日発表された豪州CPIが予想を下回ったことで急落するなどドル買いには過敏に反応。
米長期金利が一時1.65%台に上昇する過程で欧州市場も同様にドル買いが先行。ドル円も109円台に乗せてきたが利食い売りなども入りすぐに押し戻された。
NY市場ではFOMC会合を直前に控え米長期金利が低下し始めるとそれまでのドル買いの巻き戻しが入りドル円は108円70銭まで下落。ユーロやポンドにも買い戻しが入った。
FOMC金融政策会合では予想通り現状維持となり声明文もこれまでの内容を踏襲するものとなったが「ワクチンの普及と強力な政策支援を受けて経済と雇用は力強さを増した」など景気認識を引き上げた。また、物価に対して「一時的な要因を反映して上昇した」としたことで発表後米長期金利は上昇しドル買いで反応。ドル円も瞬間109円台を付けたがすぐに押し戻された。
その後パウエルFRB議長が「回復は依然として不均衡、完全な状態からは程遠い」「物価上昇は一時的なもので利上げ要件を満たさない」「テーパリングについては議論する時期ではない」などの発言で米長期金利は一気に1.6%近くまで低下しドルは全面安。
ドル円も108円60銭付近まで押し戻されて引けてきた。
市場はややタカ派的な内容を期待していた様子もあっただけにこれでドルの上値も目先抑えられたことになる。
ドル円も4月から始まった下落基調の巻き戻しも一巡した観もありドル売りが再開するとみる。ただ、円安の動きも強まる中でドル円クロス円の下げは緩やかなものになりそうだ。
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