[豪ドル円]リスクオンの勢い衰え

欧州市場に入り資源国通貨を中心とした売りが先行。85円付近で頭が抑えられていた豪ドル円はじりじりと下落。
NY市場でダウが大幅安で始まるとリスクオフの円買いが進み84円05銭まで下落。その後84円ミドルまで買い戻しが入ったが頭の重い展開は続いている。
市場はFRBの早期テーパリングへの思惑が広がる中で株価のこれまでの上昇に陰りが見え始めている。
世界的な経済正常化による資源需要の高まりを背景とした資源国通貨買いにも一服観が漂う。
ただ、市場の余剰マネーは依然として行き場所を求めており資源国通貨の下値も限定的とみる。
豪ドル円予想レンジ:84円70銭~83円60銭(61.8%、BB下限)
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。
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[全般]FRBのテーパリング
昨日の東京市場でドル円は仲値買いが先行したものの日経平均株価が反落したことで円買いも進みドル円は上値の重い展開で推移。
欧州市場に入ると米長期金利が上昇したことでドル買いが先行。特に資源国通貨である豪ドルやカナダドルなどに対してドル買いの勢いが強まった。ドル円も109円台を上抜けると109円33銭まで買われた。
しかしNY時間に入ると一転。時間外のNYダウ平均がマイナス幅を拡大するとリスクオフの円買いが進みドル円クロス円ともに下落。ドル円は108円58銭まで急落した。
NY株式市場が開くとダウは400ドルを超えるマイナスでスタート。FOMC議事要旨ではタカ派的な内容が示されるとの思惑が先行したと思われる。
そのFOMC議事要旨では「一部の参加者は今後の会合でテーパリング協議を開始することが適切になる考えを示した」との報道が伝わるとドルは一気に上昇。ドル円は109円30銭まで反発するなど往って来い。資源国通貨は一層下落幅を拡大する中でユーロやポンドも上値の重い展開が続いた。
結果的に株安円高、そしてドル高の動きが進むなど市場ではテーパリングが早期に実施されるとの見方が一層強まった。
ただ、市場には依然として余剰マネーが滞留しておりリスクオフの動きは一時的とみている。
FRBは市場の混乱を抑えようと、これまでの緩和政策継続姿勢を今後も崩さないだろう。
それに対して市場は疑心暗鬼ながらもぬるま湯相場に浸かっていたいとする綱引きが暫く続きそうだ。
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。
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[米ドル円]ドル安株安

昨日の東京市場では豪ドルなどの資源国通貨を中心にクロス円の買いが先行。ドル円は109円前半での小幅なもみ合いが続いたが欧州市場ではユーロやポンド中心にドル売りが先行するとドル円は108円85銭まで下落した。
その後は買い戻しが入り109円台に乗せたもののすぐに押し戻されるなど上値の重い展開が続いた。
NY市場では米長期金利が上昇して始まるとドル円も再度109円台に乗せたものの、この時も数分で押し戻された。
クロス円も資源国通貨に利食い売りが入るなど円買いも強まり始めておりドル円は今日も上値の重い展開が予想される。
109円台での重さが確認されており戻り売りスタンスで臨みたい。
ドル円予想レンジ:109円20銭~108円60銭(50%)
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[ユーロ米ドル]1.2243を意識

東京市場ではドル安が先行しユーロは底堅い動きで始まった。その後欧州市場が始まり前日の高値となる1.2170付近を上抜けると一気に上昇。その後発表されたユーロ圏1-3月期GDPは-0.6%と予想と一致。次期はワクチン接種の拡大による経済正常化によりGDPは上方修正されるとの期待もユーロの下支えとなった。
NY市場にかけて1.2234ドルを付けたがその後は押し戻された。2月25日に付けた高値1.2243を意識したことで利食い売りが散見された。その後1.2230まで買われたものの再度上値が抑えられている。
ユーロ買い要因となっていた米長期金利の低下も落ち着き始めていることから、ここからのユーロ買いは難しいとみる。
もし、1.2243ドルを上抜けるようなら1月6日に付けた今年最高値となる1.2350ドルを目指す。
ユーロドル予想レンジ:1.2243(2月25日高値)~1.2160(38.2%)
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[カナダドル円]天井圏?

テーパリングをいち早く実施したことでカナダドルは対ドル対円でも上昇が続いている。
また、原油価格もコロニアルパイプラインの停止もあり上昇したことがカナダドルを押し上げた。
パイプラインも先週末に再開し原油価格も上値が抑えられた。
昨日はイランとの核合意で進展があったとの報道でWTIは一時64ドル付近まで下落。カナダ円も昨日は軟調な地合いで推移している。
NY株式市場が不安定な動きとなるなかでリスクの高い原油価格もそろそろ高値圏に近いとの見方もある。
また、テーパリング実施によるカナダ円も一巡するなど材料出尽くし観も出始めている。
2017年9月に付けた高値91円60銭付近が強いレジスタンスとして意識されることから、そろそろ天井に近付いたとみる。
カナダ円予想レンジ:90円60銭~89円90銭(38.2%)
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[全般]ぬるま湯から抜け出せず
市場は経済正常化に向けた動きへの期待が高まると同時に今後財政赤字への懸念も高まるとの観測が市場の不安定な動きを招いているように見える。
昨日の東京市場では日経平均株価が大幅上昇となる中で豪ドルなどの資源国通貨を中心に対ドル対円で買いが先行。ドル円はドル売り円売りの綱引きとなり109円前半での小幅な動きにとどまった。
欧州市場ではユーロやポンドの買いが先行。
英国はコロナ感染防止のための規制緩和が広がる中でこの日発表された英4月失業率が予想を下回ったことからポンド買いが先行。ユーロも同時に上昇するとドル全般に売りが強まりドル円は108円85銭まで下落。
NY市場では4月住宅着工件数と建設許可件数双方が予想を下回る結果となりドル売りで反応したものの既に先行していただけに下値も限られた。
NY株式市場は三指数まちまちな展開で始まったが結果的に続落。米長期金利は最初上昇したものの結局小幅低下したことでドルも全般に上値の重い展開で引けている。
昨日発表された日本のGDPは3四半期ぶりにマイナスに転じるなど欧米に比べてワクチン接種の遅れもありコロナ感染による経済低迷が続く。
一方米国ではワクチン接種した人はマスク規制が解除されるなど経済正常化が進みテーパリングへの思惑が高まる。
欧州でも遅ればせながらワクチン接種の広がりから経済正常化へ向けた動きがユーロ買いを促した。
いち早くワクチン接種が進んだ英国ではコロナ規制緩和が進むなど、ユーロやポンドは対ドルだけではなく対円でも買いが進みやすい状況が続く。
欧米でのテーパリングの思惑が金利上昇を促す一方株式市場は不安定な動きが続く。
相場の転換期に差し掛かっているものの市場はまだリスクオンの雰囲気が残っており、まだぬるま湯から抜け出せないようだ。
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[米ドル円]ドルと円の綱引き

東京市場でドル円はゴトー日買いが先行し109円50銭を付けたがこれがこの日の高値となった。その後リスクオフの円買いが強まり上値の重い展開で推移。欧州でドル売りが先行するとドル円は109円08銭まで下落。NY市場にかけて米長期金利が上昇したことで買い戻しが入ったものの上値は限定的となった。
米長期金利が上昇するとドル買いに反応するものの、金利上昇が株価を押し下げると円買いに反応。結果的にリスクオフはドル高円高となりクロス円を押し下げる。反対に金利が低下するとドル売り円売りとなり結果的にドル円は綱引き状態となる。
FRBは緩和政策継続姿勢を修正する動きを見せるまでは狭いレンジ内での動きが続くことになりそうだ。
ドル円予想レンジ:109円70銭~108円90銭(38.2%)
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[ユーロ米ドル]ユーロ圏GDPに注目

昨日の東京市場でユーロは上値の重い展開で始まると1.2120まで下落。
欧州市場で買いが先行すると1.2169まで買われたが先週の高値1.2181に届かずに失速。短期筋のポジション調整売りが入ると1.2135まで押し戻された。
NY市場では米長期金利が上昇したことからドル買いが進み結果的にユーロドルは1.21ミドルで引けるなど狭いレンジ内での動きとなった。
本日欧州時間に1-3月期GDPが発表されるが、材料難だけに予想外の数字に反応しそうだ。
このことはコロナワクチン接種の遅れなどもあり各国がロックダウンを実施するなど予想以上に成長が鈍化している可能性もある。
しかし、ここにきてワクチン接種が広がり正常な経済状態に戻るとの期待が広がる中でユーロ売りは一時的とみる。
昨日はECBが向こう数か月で債券買い入れペースを鈍化させるとの観測も出ているなどテーパリングの足音が聞かれ始めている。
もし下押しがあれば押し目買いのチャンスとみる。
ユーロドル予想レンジ:1.2200~1.2000(38.2%)
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[ポンド円]ボックス相場から放れるのは

昨日の週明け東京市場でポンド円は154円30銭付近からリスクオフの円買いが先行し153円94銭まで下落。
欧州市場ではユーロ買いが先行したことで買い戻しが入ったものの、その後ユーロポンドの買いがポンドの上値を押し下げ153円73銭まで売り込まれた。
ただ、この日は英国でコロナによる行動制限が一段と緩和されたことから経済正常化への期待が先行しポンドは堅調な地合いとなり154円ミドル付近まで上昇しそのまま高値圏での引けとなった。
ポンド円は先週から153円ミドルから154円ミドルのレンジ相場でのもみ合いが続いているが、今週はどちらかに放れるとみている。
これまでの上昇トレンドを見ると下よりも上に放れる可能性が高い。
ポンド円予想レンジ:155円20銭(BB上限)~153円90銭(38.2%)
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[全般]慎重なスタート
流れを継いで昨日の東京市場では日経平均株価が上昇して始まったものの下落に転じた。ワクチン接種の遅れもあるがNY株式市場の上昇に懐疑的な見方もあったと思われる。
ドル円はゴトー日の買いで109円50銭まで上昇した後はリスクオフの動きが強まりドル円クロス円ともに上値の重い展開で推移。
しかし、欧州市場が始まるとユーロ買いが先行。つられてドルも全般に売りが強まるとドル円は109円07銭まで下落した。
その後ユーロは1.2168まで買われたが先週の高値1.2181には届かずに失速。
米長期金利が上昇したことでドル買いが強まったこともあり下落に転じた。
NY時間に発表された5月NY連銀製造業景気指数が予想を上回ったこともドル買いを促しドル円は109円30銭まで反発。
しかし、先週末反発して引けたNY株式市場は三指数ともにマイナスで始まると109円10銭まで押し戻された。
その後は米長期金利が上昇したことでドル買いが強まりドル円も買い戻しの動きがみられた。
特に目立った材料がないこともあるが株式や債券、そしてドルも慎重な動きが目立つ中で小幅な値動きにとどまった。
本日はRBA議事要旨の公開やユーロ圏GDPの発表以外には特に注目材料はなく、豪ドルやユーロを中心とした動きが予想される。
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[米ドル円]日本のワクチン遅れで円買い

米国ではワクチン接種が広がればマスクを外して外出できるとの報道もあり株価は上昇。コロナ危機を克服し正常な経済への回復期待が広がる一方で日本は緊急事態宣言延長でワクチン接種も遅々と進まない状況が続く。
日経平均株価は先週末に反発したものの経済回復の遅れが懸念されリスクオフの円買いが進みやすい状況に変わりはない。一方、米国では先週発表のCPIが上昇したことなどから早期のテーパリングへの思惑が広がり金利は高止まり状態。
ただ、株式市場は金利上昇の思惑が重石となりこれまでのような一方的な上昇にも陰りが見える。
ドル高円高の綱引きとなるドル円は狭いレンジ内での動きが予想される。
線先週末の米雇用統計で付けた安値108円前半と先週のCPI発表後の高値109円後半が当面のレンジの上限と下限を示したように見える。
本日のドル円予想レンジ:109円70銭~109円00銭
今週のドル円予想レンジ:110円00銭~108円00銭(76.4%)
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[ユーロ米ドル]ユーロ圏経済指標に注目

先週末に公表されたECB理事会議事要旨では「必要に応じてすべての金融政策を調整する準備をし続ける必要」「為替レートの更なる上昇はインフレ見通しに悪影響を与える可能性がある」など緩和継続に加えユーロ高けん制も盛り込まれていた。
一方EUはコロナワクチン普及により経済と物価見通しを揃って上方修正。GDPは2022年にコロナ前の水準に戻るとの強気の姿勢を発表。一時のユーロ売り圧力は後退したとみてよいだろう。
先週は下降トレンドまで押し戻されたものの週末は一先ず跳ね返されている。
今週はユーロ圏の1-3月期GDP、4月のHICP、5月の製造業、そしてサービス業PMIといった重要経済指標が発表される。コロナワクチンの広がりからロックダウンの早期解除観測などを背景に予想を上回る結果が示されるようならユーロは先週の高値を再度試す展開となりそうだ。
ただ、1.22ドル付近にはボリンジャーバンドの上限が位置し、2月にも何度か跳ね返されたレベルでもあり上抜くのは難しい。
また、今週はラガルドECB総裁の講演があり再度ユーロ高が物価に悪影響を与えるなどの為替に関するけん制発言があればユーロの上値を抑える。結局1.2ドルから1.22ドルのレンジ内での動きに収まりそうだ。
今週のユーロドル予想レンジ:1.2200~1.2000(38.2%)
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[豪ドル米ドル]豪雇用統計

先週は0.79ドル台を試しに行こうとしたが失敗。米CPIが予想を大きく上回ったことで米長期金利が上昇し豪ドルは0.7689まで押し戻された。
その後はポジションの巻き戻しが入ったものの0.78手前で上値が抑えられた。
コロナ感染をいち早く抑えたことで豪州は3月末で給与補助制度を廃止した。
今週の雇用統計の結果が給与補助の廃止により賃金にもどの程度影響を及ぼしているか注目が集まる。
デベルRBA副総裁は前回の会合で「経済の回復は最も楽観的な見通しよりも著しく超えた」と発言した一方で賃金の伸びに対しては懸念を示した。それだけに今回の雇用統計の結果が予想を上回るようならテーパリングへの思惑が高まり豪ドル買いに反応するとみる。
また、豪ドルは米長期金利の動向にも大きく左右されることから米国金融政策の行方にも注目。
豪ドルは4月中旬から0.79~0.77のボックス相場が今週も継続するとみるが、短期的な上昇トレンド継続とみて0.77ドル付近は押し目買いを入れたい。
豪ドルドル予想レンジ:0.7860(BB上限)~0.7670(61.8%)
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[全般]コロナ克服後の経済回復期待は織り込み済み?
コロナ危機を脱出したその先にはテーパリングと利上げが待ち構えている。
一方では大盤振る舞いした大規模追加支援による財政赤字や経常赤字といった双子の赤字の付けが回ってくることへの警戒感も高まる。
昨年の2月末から始まったコロナパンデミック後に世界的な緩和政策と大規模経済対策により株式市場は史上最高値を更新。米長期金利も1.8%付近から0.3%付近まで低下しドル円は111円台から101円前半まで下落した。
その後は世界的な緩和政策と大規模経済対策により株式市場は上昇。米長期金利は既に低下前のレベルに迫る1.75%台に上昇。ドル円は111円直前まで回復した。
NYダウは下落前の高値29500ドル台を上回り34000ドル台に上昇するなどコロナ禍でも大きく上昇した。
4月の米雇用統計は一時的な落ち込みがみられたがその他の米国経済指標は軒並み好調な結果を示している。
米長期金利やドル円はコロナ前のレベルまで押し戻され、株式市場は寧ろ史上最高値を更新。
コロナ克服を目の前にして市場はコロナパンデミック前のレベルを回復するなど既に織り込み済み状態といえる。
各国中銀の長期緩和政策は早々に転換する時期に近付いているとの市場の見方は正しい。
いずれにしてもワクチン接種が更に広がり集団免疫が達成され正常な状態に近づいていることから金利やドル円が更に大きく戻るにも限界がありそうだ。
FRBはこれまで通り2023年末まで緩和政策継続姿勢を変えていないが、早々に何らかのサインを示してくる可能性が高い。市場はそれを感じており、先週の株や債券、そしてドルの動きはその表れかもしれない。
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[米ドル円]米長期金利低下で

前日に発表された米CPIが予想を大きく超えたことで市場はFRBのテーパリングが前倒しになるとの見方から金利が上昇。株価下落要因となった。一方FRBは物価上昇は一時的との姿勢を示しこれまで通り緩和政策を継続するとした。昨日発表された米4月PPIはCPIと同様に予想を上回ったものの金利はむしろ低下。株価も三指数ともに反発したことで一先ず混乱は収束しドル円も110円手前で折り返してきた。
ただ、いずれFRBがテーパリングを前倒しするとの市場の見方は燻る中で折り返しであり、底値も限られる。
108円付近では押し目買いを入れたい。
ドル円予想レンジ:109円80銭(BB上限)~109円00銭(50%)
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[ユーロ円]最高値更新後反落

東京市場が引け欧州市場が始まったところでユーロ買いが先行しユーロ円は132円73銭まで上昇した。このレベルは今年最高値であり2018年9月以来の高値を更新。
しかし買いは続かず欧州株式市場は前日のNY株式市場が下落した流れを継いでマイナスで始まると利食い売りも入り132円34銭まで押し戻された。その後132円ミドル付近まで反発したもののNY市場で再び下落。
NY株式市場は三指数ともにプラスに転じたものの円買いがユーロ円を押し下げた。
ECBと日銀との金融政策の違いからのユーロ買いの流れは継続するとみるが、節目では調整の売りが出やすい。今回も同様で調整の売りが一巡すれば再び上昇に転じるとみている。
ただ、131円付近を割り込むようなら130円付近まで下げが加速する可能性もあるので要注意。
ユーロ円予想レンジ:132円50銭~131円60銭(61.8%)
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[豪ドル米ドル]豪ドル上昇継続

昨日行われた米豪外相会談ではブリンケン米国務長官が「中国からの経済的な圧力に直面している豪州を米国は放っておかない」とコミット。これで中国からの圧力を抑えられるとは思えないが豪ドルは下げ止まりを見せた。
前日のCPIの結果を受けFRBの早期テーパリングの思惑が広がるなかで、既にカナダは資産買い入れを縮小。
同じ資源国でもある豪州RBAも同様にワクチン接種の広がりにより経済回復が進む中で早期テーパリングへの思惑が広がる可能性が高いとみる。
日足チャートでは上昇トレンドが続くボリンジャーバンドの中心線を割り込んだものの昨日は下げ止まった。
フィボナッチ61.8%戻しの0.7670付近は5月4日の安値でもあり強いサポートとして意識される。
豪ドルドル予想レンジ:0.7760~0.7670(61.8%)
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[全般]疑心暗鬼の株式市場
昨日の東京市場は前日に発表された米CPIが予想を大きく上回ったことでFRBのテーパリングへの思惑から株式市場が下落した流れを継いで日経平均は三日続落。リスクオフのドル買いが先行しドル円は109円78銭まで上昇して始まったものの実需の纏まった売りが入ると109円49銭まで押し戻された。その後買い戻しが入るなど一進一退の動きが続いた。
欧州市場が始まったところで米長期金利低下を受けドル売りが先行。ユーロドルは1.21ドル台に乗せたものの米金利の先高観が強まると1.2052まで押し戻されるなど荒っぽい動きが続いた。
NY時間に発表された米4月PPIは予想を上回ったものの前日のCPIで既に市場は織り込み過ぎた反動から米長期金利は寧ろ低下。株式市場は金利低下を好感し前日とは打って変わり三指数ともに上昇に転じるとドル売りが先行。ドル円は109円40銭まで押し戻されるなど方向感の掴みにくい状況となった。
CPIの結果は市場にFRBの早期テーパリングへの思惑を確信させるものとなった。一方FRBは物価上昇は一時的との認識を変えていない。
ただ、欧米のワクチン接種が行き渡りコロナ前の経済に向けた回復が進むことは間違いない。
市場とFRBとの物価に対する見方の温度差を埋めるのは難しく、今後も疑心暗鬼の中で株や債券、そしてドルは暫く一喜一憂の相場展開が続きそうだ。
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[米ドル円]早期テーパリングへの思惑

東京市場でドル円は108円90銭まで上昇したものの109円には売りが観測され上値が抑えられていた。しかし、NY時間に発表された米4月CPIが予想を大きく上回ると一転。米長期金利の上昇につられドルが全面高となる中でドル円は109円を突破し109円21銭まで上昇。その後108円90銭まで押し戻されたものの長期金利の上昇に併せながら109円70銭まで上昇。高値で引けている。
市場はFRBの早期テーパリングへの思惑が高まったことでドル買いが進んだがFRBは一時的との姿勢を崩していない。
市場はワクチン接種が広がりコロナショック前の経済状況に戻るとの期待が高いだけに過剰に反応した模様。早期テーパリングへの思惑が収まるには今日明日の経済指標の動向を見る必要はあるが、110円の上値の重さが確認されるまで目先ドル買いの勢いは継続するとみる。
ドル円予想レンジ:109円90銭(BB上限)~109円00銭
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[ユーロ米ドル]明るい経済見通しと米長期金利

昨日の欧州時間にEU委員会が春の経済見通しを公表。21年のユーロ圏実質成長率を3.8%から4.3%に上方修正。ワクチン接種の普及により力強く進むとの見通しを発表したことでユーロは底堅い動きを見せていた。しかしNY時間に発表された米CPIが予想を上回ると米長期金利が上昇。ドル高が進みユーロドルは1.2070まで急落したが物価上昇は一時的との見方が広がると1.2152まで反発するなど荒っぽい動きとなった。
その後は米長期金利の上昇が止まらず結果的にユーロは発表後の安値を下回り1.2065まで下落して引けている。
先週の雇用統計後にユーロの上昇する前のレベルに戻る往って来いとなった。
市場はFRBのテーパリングへの思惑が進んだことで目先はまだドル買いの勢いが残るものの、物価上昇が一時的との見方が広がればユーロの買い戻しが入るとみる。
ユーロドル予想レンジ:1.2120~1.2050(BB中心線、61.8%)
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[カナダドル円]原油価格上昇で底堅さ継続

東京市場で株価の下落を背景に最初カナダ円は上値の重い展開で始まったもののその後は底堅く推移。
コロニアルパイプラインがサイバーテロにより停止したことから石油不足が進む中でWTIは上昇。NY市場でもカナダドル買いの動きが続いた。
その後米4月CPIが予想を上回るとドル以上にカナダドルが上昇。既にBOCがテーパリングを実施していることもありカナダドル買いが更に強まるとカナダ円は90円63銭まで買いが進んだ。
その後は株価下落による円買いの動きもあり上値が抑えられたものの相対的にカナダドル買いの勢いは止まらない。
FRBのクラリダ副議長は物価上昇は一時的との見方を示すなどFRBの早期テーパリングの動きは抑えられそうだ。
原油高に加えワクチン接種による経済の正常化などを背景にカナダドル買いは今後も継続するとみる。
カナダ円予想レンジ:90円80銭(BB上限)~90円10銭
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。
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[全般]CPIと雇用統計
昨日の東京市場では前日のNY株式市場の下落を引き継ぎ日経平均株価が安く始まるとリスクオフのドル買いが先行。ドル円は108円90銭まで上昇したものの109円にはオプション絡みの売りが並んでいるとの観測から上値が抑えられた。
欧州市場ではユーロやポンドが対ドルで底堅い動きで推移。この日発表された英国GDPや鉱工業生産などが予想を上回る好調な結果を示した。また、EU委員会での春の経済見通しがワクチン接種の普及により力強く進むとするなど上方修正したことを好感した。
しかしNY時間に発表された米4月CPIが予想を大きく上回ったことで市場は一転。FRBの早期テーパリングへの思惑が一気に高まり長期金利が上昇するとドルは全面高。株式市場も三指数ともに続落するなど市場のセンチメントは一変した。
FRBのクラリダ副議長は物価の上昇は一時的としたものの、市場は緩和政策の転換が近いとの見方が広がっている。
先週発表された米雇用統計の結果に対して市場は一時的とみて落ち着きを取り戻したが、今回は一時的との見方が少ない。
それは、遅かれ早かれFRBがテーパリングに動き出すことを市場は察知しているためだ。
しかし、今回の物価上昇はあくまで一時的なもので本格的な物価上昇にはまだ時間が必要だ。昨日の反応も雇用統計と同様に過剰反応であり時間が経てば落ち着きを取り戻すとみている。
今日発表の米4月卸売物価指数、明日の小売売上高などの結果次第では物価上昇は一時的との見方が広がり金利低下とドル売りが再開するとみる。
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。
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[米ドル円]米CPIと株安

昨日の東京市場で日経平均株価が大幅安となる中でドル円は底堅い動きで推移。リスクオフのドル買いが強まり108円98銭まで買いが進んだが109円には届かずに押し戻された。
欧州市場でも再度108円98銭まで上昇したものの結局109円には売りが並んでいたのか届かずに失速。
欧米各国株式市場も日本に続き大幅安となる中で円買いが進みドル円は108円35銭まで下落。先週の安値108円34銭を割り込むかと思われたが下げ止まった。
米長期金利が上昇したことでドル買いも進み108円68銭まで反発して引けている。
ドル高と円高の綱引きが続く中で円買いの勢いが増している。
今日の米CPIの結果から株式市場が続落するようなら円買いが一段と進みドル円は108円割れを試す展開が予想される。
ドル円予想レンジ:108円90銭~108円00銭
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。
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[ユーロ円]132円ミドルのダブルトップ

東京から欧州市場にかけてユーロ円は比較的堅調な地合いで推移していたがNY市場に向けて下落に転じた。
東京市場で日経平均株価が大幅安となる中でユーロ円は132円前半で底堅い動きが続いた。欧州市場が始まったところでドイツの5月ZEWが84.4と予想の72.0を大きく上回ったことからユーロ買いが先行。132円47銭まで上昇したがその後は欧州各国株価の下落による円買いが進み132円を割り込むと131円79銭まで売り込まれた。
NY市場が始まると132円24銭まで買い戻されたもののNY株式市場が3指数ともに下落したことで円買いが強まり132円を割り込んで引けている。
前日に今年最高値となる132円53銭を付けたが、世界的な株価下落によるリスクオフの円買いが上値を抑えた格好だ。
昨日の安値を下回るようなら先月末に付けた高値132円36銭と今回の高値のダブルトップを形成。
ユーロ円予想レンジ: 132円30銭~131円40銭
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[ポンド米ドル]経済回復期待のポンド買い継続

17日から行動規制が一段と緩和され経済が正常化に向かうとの期待がポンドを押し上げている。
最新報告では9日の死者数がゼロになるなど早期ワクチン接種を実施した効果が明確に表れ始めている。次の上値目途としては今年2月に付けた高値1.4240が意識されている。
本日は英国の1-3月期GDP、鉱工業生産、製造業生産といった重要指標が発表される。
予想を下回るようならこれまでの調整売りが入るとみるが、買いの意欲は根強いことから最高値を目指す動きは継続。押し目買いのチャンスを狙いたい。
ポンドドル予想レンジ:1.4240(2月24日高値)~1.4080
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[全般]世界同時株安
昨日の東京市場では日経平均株価が909円下落。日銀のETF買いを見送ったこともあるが前日のNY市場でダウが小幅安で終わった割には下落幅が大きかった。
ドル円はリスクオフのドル買いが進み108円98銭まで上昇したものの円高も進んだことで上値も抑えられた。
欧州市場でもドイツを中心に株式市場は軟調に推移。この日発表されたドイツのZEWが予想を上回ったことでユーロは買いが先行したものの株式市場は軟調に推移。ドル円は109円に乗せきれずに下落に転じるとNY市場に向けて108円35銭まで売り込まれた。
しかし、先週末の安値108円34銭には届かなかった。
NY市場では株式市場が3指数ともに大きく売られてスタート。米10年債利回りが上昇幅を拡大するとともにダウは一時660ドルまで下落するなど世界同時株安となった。
ワクチン接種の拡大による経済正常化への動きは世界各国の緩和政策の転換が近いとの見方が市場に広がり始めている。
ただ、各国中銀はコロナ感染が収束したとしても長期緩和政策を継続する姿勢を崩していない。
昨日の株安金利上昇は一時的な調整とみるが、コロナ収束によりいずれは緩和政策転換に至ることは必至。
そろそろ相場の流れに変化が現れ始めているとみておく必要がありそうだ。
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[米ドル円]米財政収支に注目

週明け東京市場でドル円は底堅い動きでスタート。ゴトウビの特殊な買いも入りドル円は108円ミドルから後半に上昇。
欧州市場では米長期金利の上昇に併せ109円05銭まで上昇。しかし、その後長期金利が低下すると108円65銭まで押し戻された。
NY市場ではダウが上昇する一方ナスダックが下落して始まるなどまちまちの動きとなる中米長期金利が再び上昇。エバンス・シカゴ連銀総裁が「先週末の雇用統計は確かに驚くべきものだったが、経済再開期の1か月間での出来事」など、FRBの早期テーパリングの期待が高まったことで長期金利が上昇したとの見方もある。
しかし、全体に長期金利は上値が抑えられておりドルも上値は限定的とみる。
明日のNY時間に発表される米4月財政収支が昨年から大幅増となれば一時的にドルの下振れリスクが高まる可能性が高いことから注目。
ドル円予想レンジ:109円30銭~108円30銭(61.8%)
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[カナダドル円]米国金融政策の違い

先週末に発表された米雇用統計の結果を受けFRBの長期緩和政策継続期待が高まったことからカナダドルは対ドルで買われやすい状況となった。カナダ中銀は前回の会合でテーパリングをいち早く決定したことで金融政策の温度差拡大によりカナダドルは上昇。
日銀はFRB以上にテーパリングは遅いとの見方もありカナダ円は18年1月以来の高値を更新している。
原油価格も65ドル近辺まで上昇したこともカナダドル買いを促している。
ただ、米雇用統計の落ち込みは一時的との見方が広がる中でそろそろカナダドルの調整売りが入りやすい状況とみている。
ボリンジャーバンドの上限となる90円前半で上げ止まるようなら短期的に売りを出しておきたい。
カナダ円予想レンジ:90円25銭(BB上限)~89円50銭(38.2%)
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[ポンド米ドル]ロックダウン解除とテーパリング期待

先週末行われたスコットランド議会選挙では独立派のSNPが129のうち64議席を獲得。単独過半数には届かなかった。緑の党と合わせると過半数を獲得するものの英国政府は独立を阻止するとの見方から市場への影響は限られた。
一方、英政府は17日からコロナ規制を緩和する方針を表明し経済が正常化に向けて順調に進んでいることを市場は好感。先週末からポンドは180ポイント近い上昇となっている。
ボリンジャーバンドの上限を上抜けてバンドウォークの始まりとみることもできることから、次は2月24日に付けた今年最高値を目指す展開が予想される。
ただ、アイルランドを巡るEUとの軋轢などが懸念され一時的に下振れリスクが高まる可能性もあり注意。
ポンドは一旦上昇トレンドが始まると予想以上に継続することから下振れは押し目買いのチャンスと捉える。
ポンドドル予想レンジ:1.4240(2月24日高値)~1.4050
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[全般]株安金利高
週明け東京市場では先週末の雇用統計が悪化したことを受け金利が低下で株価が上昇した流れを継いでリスクオンの円安が先行。また、ゴトウビということから実需の買いも先行しドル円は108円91銭まで買いが進んだ。その後は利食い売りなどに押されたものの欧州市場に入ると米長期金利上昇によるドル高が先行。ドル円は109円台に乗せるとユーロドルは1.21前半まで下落した。
その後米長期金利が低下したことでドルは反落。ユーロは一気に1.21後半に上昇しドル円も108円65銭まで押し戻されるなど米金利に連動する格好で振り回された。
一方ポンドは対ドル対ユーロそして対円でも買いが継続。
想定通り17日から英政府がコロナ対策規制に関して緩和する方針を表明したことを好感したポンド買いが先行した。
NY市場ではダウが続伸して始まったがナスダックは反落するなどまちまちの動きで始まった。
先週末の雇用統計の結果を受け米長期金利が1.4%台に低下したもののこの日は1.6%まで反発したことが株価を押し下げた。
結果的にダウもマイナスに転じるなど3指数ともに前日からマイナスで引けている。
最終的にドル自体は先週末のレベルとほぼ変わらずとなる中でポンドとカナダドルの上昇が目立った。
FRBが長期緩和政策姿勢を改めて示す一方でカナダが先進国でいち早くテーパリングを打ち出したことからカナダドルは対ドルだけではなく対円でも高値を更新。
円安も進みドル円クロス円の底値を支える結果となった。
FRBの緩和政策継続に加えバイデン政権の大規模追加支援が続く限り市場のリスクオンの流れは継続。雇用統計で一時的な調整がみられるものの、こちらも単発ではなく今後数か月の結果を見なければ実態はわからない。
結局ドル安が進んだとしても円安も進む中でドル円クロス円ともに押し目買いが入りやすい状況が続いている。ただ、今日は明日の米4月財政収支の発表で財政赤字への懸念が高まるようなら一時的にリスクオフが進む可能性が高いので注目。
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注意喚起
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