ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2021-05

[米ドル円]ドル買い先行の反動

(米ドル円日足)


バイデン政権の6兆ドル規模予算提案を受け株式市場は上昇し円安が進む一方でテーパリングの思惑が高まり米長期金利も上昇。ドル高円安の動きを受けドル円は週末110円20銭まで上昇した。テーパリングの思惑は株式市場にとってはネガティブ材料でもあるが上昇するなど良いとこどりの様相を呈している。
予算提案がすんなり可決するとは思えず、財政赤字拡大への懸念も高まりかねないなかで期待が先行し過ぎているように見える。
ドル買い材料を先に織り込む状況で雇用統計に向かうようなら予想を下回ったときには反動が一気に噴き出す可能性もあり注意したい。
予想以上の高結果となったとしても先月同様に、コロナ禍での数字だけに一時的な反応になりかねない。
テーパリング議論への思惑が高まり111円を目指す展開もあるが、最後は上値の重い展開を予想する。

本日のドル円予想レンジ:110円20銭(76.4%)~109円50銭
今週のドル円予想レンジ:111円00銭~108円80銭(50%)

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。

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[ユーロ米ドル]5月HICPと米雇用統計に注目

(ユーロ米ドル日足)


先週は米長期金利低下によるドル売りが先行。ユーロは1.2266ドルまで上昇。その後クラリダ、クオールズFRB副議長のタカ派発言でドル買いが強まるとユーロは反落。
週末に発表されたPCEデフレーターが予想を上回ると1.2133まで下落した。
その後は週末月末、連休前のポジション調整が入ると1.22付近まで買い戻され引けている。
今週はユーロ圏5月HICPや米雇用統計と重要指標が発表される。
ワクチン接種で経済正常化に向けた動きを受けたHICPが前月の1.6%から1.9%に上昇すると予想される。予想通りであればECBのテーパリング期待の高まりからユーロは再び1.23ドルを試す展開が予想される。
米雇用統計も好調な結果が予想されFRBのテーパリング期待からのドル高も予想されるが目先織り込み済みとの見方からユーロの下値は限られるとみる。
先週付けた安値近辺は半値戻しのレベルでありボリンジャーバンドの下限が位置することから強いサポートとして意識される。

今週のユーロドル予想レンジ: 1.2300(BB上限)~1.2130(BB下限、50%)

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[豪ドル円]RBA会合と豪GDP

(豪ドル円日足)


主要通貨のクロス円全般が上昇している中で豪ドル円の遅れが目立つ。
お隣の兄弟国であるNZドル円は今年最高値を更新。先週開かれたRBNZ会合の声明では利下げに関する文言が削除されたことから買いが強まった。
今週開かれるRBA政策会合ではRBNZに続きテーパリングに向けた動きが示されるとの期待も高まる。
ただ、RBAは7月に債券買い入れ延長を決定されていることもありこれまでの緩和政策姿勢を継続する可能性が高いとみられる。
それだけに、もしタカ派的な内容が少しでも含まれるようなら豪ドル買いが一気に進む可能性がある。
もし、RBA会合で反応しない場合にはその後発表される豪州1-3月期GDPに注目が集まる。コロナ危機を脱した豪州経済だけに予想を上回る結果となれば出遅れた豪ドル円は今年最高値を試すと予想する。

今週の豪ドル円予想レンジ: 85円80銭(5月10日高値)~84円00銭(BB下限)

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[全般]注目の米雇用統計

先週はバイデン政権が2022会計年度で6兆ドル規模の予算提案をしたことを株式市場は好感。円が全面安となりドル円クロス円は上昇した。一方、クオールズFRB副議長が今後数か月間雇用やインフレが予想を上回るようならテーパリングの議論を始めることが重要との認識を示した。クラリダ副議長からも同様な発言を受け米長期金利は1.6%台を回復しドルは反発。
週末に発表されたPCEデフレーターが好調な結果を示すとの思惑が先行。発表前からドルは買われ、結果が予想通り上回ると更にドルは上昇。ドル円は110円台に乗せてきた。
その後は週末と月末そして米国連休前ということもありポジション調整のドル売りが強まるとドル円も109円後半に押し戻されて引けている。

今週は米国重要指標が発表されるがその前にISM製造業・非製造業景況指数が発表される。最近の市場動向を見ると特に物価に関する指標に敏感に反応しやすい。
5月12日に発表された4月CPIが2008年9月以来の高い伸びとなったことから市場の早期テーパリングの思惑が一気に高まった。それ以来物価に関する経済指標に対して市場は敏感に反応し始めている。
CPIの前の週にされた米雇用統計もネガティブサプライズとなったが市場は一時的との見方から影響は限られた。
今週発表される米雇用統計もFRBの政策に大きく影響を及ぼすものだが単発での数字に対しては市場の反応も限られそうだ。

5月の雇用統計は4月に大きく落ち込んだ反動から強気の予想が多く聞かれる。
先週の新規失業保険申請件数の結果が反映するとの見方もある。また、4月の数字が上方修正されるようなら5月の数字が予想を下回ってもテーパリングへの思惑が高まりそうだ。
先週のクオールズFRB副議長が雇用と物価が今後数か月予想を上回るようならテーパリング議論を始めるとの発言もあり、今週の雇用統計の結果には注目が集まるが単発での数字に対しては市場の反応も限られそうだ。
期待が高すぎて発表前にドル買いが進むようならネガティブサプライズに寧ろ注意したい。

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[米ドル円]保ち合いから上に放れる

(米ドル円日足)


三角保ち合いの上限を上抜けたものの109円前半で上値が抑えられた状態が続いた。
このまま保ち合いに戻るかと思われたがバイデン政権の6兆ドル規模インフラ投資計画が報道されたことでドル円は上昇に転じた。また、ロンドンフィキシングにかけて纏まった円売りが散見。ドル円は4月以来の109円92銭まで上昇した。
米長期金利は一時的に上昇したもののすぐに押し戻されるなどドル買いの動きは限られる中で保ち合い放れのドル円が狙い撃ちされた格好だ。
来週月曜日は米国メモリアルデーで休場。英国も同時に祝日となる月末にかけてポジション調整の円買いが強まる可能性が高いとみる。

ドル円予想レンジ:110円20銭(76.4%)~109円20銭

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[ポンド円]早期利上げ見通し

(ポンド円日足)


東京から欧州市場にかけてポンド円は今年最高値近辺となる154円付近でもみ合いが続いた。コロナ危機を脱し経済正常化に向けた動きがポンドの下支えとなっていた。
ロンドン時間にはブリハMPC委員が「一時帰休が円滑に終了すれば早期利上げの可能性がある」との発言を受けポンドは対ドル対ユーロで上昇。同時にバイデン政権の6兆ドル規模インフラ投資計画が伝わると円安も進みポンド円は156円台前半まで2円近く上昇した。
日本はワクチン接種の遅れから緊急事態宣言を延長する一方で英国は早々と利上げの動きが出るなど真反対の状況からポンド買い円売りは仕掛けやすい状況にあったといえる。
ただ、来週月曜日は英国も米国と同様祝日となるためポジション調整のポンド売りの動きには注意したい。
ただ、原油価格も上昇する中でポンド買い需要は根強く下値も限定的とみる。

ポンド円予想レンジ:156円40銭(BB上限)~155円00銭(50%)

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[カナダドル円]原油高と円安

(カナダドル円日足)


世界的にワクチン接種が進み原油価格も需要期待が高まりWTIは66ドル後半まで上昇。2018年以来の高値を更新する中でカナダドルも堅調な地合いで推移。
4月に開かれたBOC政策会合で先進国の中でいち早くテーパリングに一歩踏み出したことからカナダドル買いが先行。
昨日はバイデン政権の6兆ドルインフラ投資計画が示されたことがカナダ円を一円近く押し上げた。
ただ、買い材料は出尽くした観もあり、週末月末ということから調整の動きには注意したい。
ボリンジャーバンドの上限が位置する91円前半で上値の重さが確認されたところで売りを出したい。

カナダ円予想レンジ: 91円20銭(BB上限)~90円50銭(38.2%)

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[全般]6兆ドルインフラ計画期待で円全面安

バイデン大統領が2022年度会計予算案で6兆ドルの予算を提案するとの報道を受け円全面安の展開となりドル円は110円に迫るレベルまで上昇した。

昨日の東京市場では動意の乏しい動きのなかでドル円は109円前半での底堅い動きで推移。
欧州市場でも特に目立った材料がみられない中で短期筋中心にユーロ買いが先行。1.22ドル台に乗せたところで一気に利食い売りで押し戻されるなど荒っぽい動きで推移。
ポンドはユーロに比べて比較的落ち着いた動きで推移する中でMPC委員が早期利上げの可能性を示唆したことで上昇。ユーロポンドの売りが強まった。
その後NYタイムズ紙が「バイデン大統領はインフラ整備と社会的セーフティネットの大幅な拡充を目指し2022会計年度に6兆ドルの予算を提案する」との報道。
これを受け109円前半でもみ合いが続いていたドル円は109円ミドルに上昇。
その後ロンドンフィキシングにかけて月末に絡んだ纏まった円売りが入るとドル円は109円92銭まで上昇。そのまま高値圏での引けとなった。
クロス円も同時に全面高となったが特にポンド円や原油高を受けたカナダ円の買いが目立った。
バイデン政権の6兆ドル規模のインフラ投資は市場に更なる期待を高める要因ではあるが、財政赤字の拡大懸念も高まる中でこのまま予算案が通過するか不透明な部分が大きい。
久しぶりに目立つ材料が出たことで取引がドル円に集中した格好だ。
来週月曜日は米国のメモリアルデーで祝日となることからポジション調整の円買い戻しの動きには注意したい。

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[米ドル円]保ち合い相場継続

(米ドル円日足)


前日のNY市場で下落したドル円はその反動もあり東京市場では底堅い動きで推移。
欧州ではユーロやポンドなどの上昇によりドル買いが先行するとドル円も108円93銭まで上昇した。
NY市場に入ると米長期金利の上昇でドル買いがさらに強まりドル円は109円02銭まで買われた。その後108円台に押し戻されたもののロンドンフィキシングでまとまったドル買いが入ると109円17銭まで上昇。そのまま高値圏で引けている。
低下した米長期金利も下げ止まりを見せてドルの買い戻しを促した。
108円ミドルを底に三角保ち合いから上に放れたものの下降トレンドラインで一旦は抑えられている。
ラインを上抜けたとしても再び保ち合い相場に戻るとみており、109円ミドル付近では戻り売りスタンスで臨みたい。

ドル円予想レンジ:109円40銭~108円60銭(50%)

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[ユーロ米ドル]PEPP債券購入額減少せず

(ユーロ米ドル日足)


前日に強いレジスタンスとみられていた1.22ミドルを上抜けたものの昨日は再び押し戻され1.21ドル台で引けている。
昨日の欧州市場でパネッタECB専務理事が「インフレ上昇基調にあるという兆候はない」「現在PEPPでの債券購入の減速は正当化できない」と発言。
ECBの緩和政策継続期待からユーロ売りが強まり、前日の強いレジスタンスとみられていた1.2240を下抜け1.2220まで下落。
NY市場で1.2240まで押し戻されたものの米長期金利が上昇したことでユーロ売り再開。1.2182まで下落して引けている。
米国でもテーパリングの思惑は抑えられており米長期金利の反発は一時的とみてよいだろう。ボリンジャーバンドは依然上昇トレンドを継続しており、調整的な下落とみる。
ただ、レンジの下限となる1.21ミドルを下回るようなら1.20ミドル近辺までの下げもあるので注意したい。

ユーロドル予想レンジ:1.2240~1.2160(50%)

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[NZドル円]RBNZタカ派的内容でNZドル上昇

(NZドル円日足)


昨日の東京時間に開かれたRBNZ政策会合では予想通り政策金利0.25%、大規模資産購入プログラム(LSAP)と貸出資金プログラム(FLP)が据え置かれた。
声明では前回までの最終段落にあった利下げに関する文言が削除されたことが分かるとNZドルは78円60銭から79円60銭まで一気に1円上昇。今年最高値を更新した。
その後も高止まり状態が続きNY市場でやっと利食いなども散見。79円40銭付近で引けている。
オアRBNZ総裁は「見通しは改善しているが引き続き慎重」と発言するなど暫く経済指標の結果を見極める姿勢を示した。
ただ、市場ではNZもBOCに次いで早期テーパリングに動くとの見方が増えている。
一旦は昨日の高値付近で抑えられ、調整の押し戻しがあるとしてもNZドルの底堅さは今後も継続するとみる。

NZドル円予想レンジ: 79円60銭(BB上限)~79円00銭(38.2%)

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[全般]ドル全面高

前日までの米長期金利低下も一服しドル買いの動きが強まった。一方株式は小幅反発するなど株と金利の連動性は見られない。テーパリングの思惑は後退する中で相場の方向性が掴めず一進一退の動きは継続。

昨日の東京市場では前日のNY株価下落を受け日経平均株価も冴えない動きで始まったが、その後プラスに浮上。リスクオンの円安が進みクロス円全般に底堅い動きで推移。
また、この日開催されたRBNZ政策会合での声明がタカ派的な内容となったことでNZドルが高騰。つられて豪ドルも上昇するとドル売りが強まるなど材料難の中だけに過剰ともいえる反応を示した。
欧州市場ではユーロ売りが先行するとアジアで売られたドルは反発。ドル円も底堅い動きとなった。
パネッタECB専務理事の「現在PEPPでの債券購入の減速は正当化できない」との発言を受けたものだ。

NY市場では株式市場が上昇すると同時にドルの売りが先行したがその後米長期金利が上昇に転じると反発。
ロンドンフィキシングにかけてドルの纏まった買いが入りドル円は109円17銭まで上昇。ユーロドルは1.22ドルを割り込むなどドル全面高となった。
NY時間にはクオールズFRB副議長が「インフレが持続的かつ憂慮すべきほど2%を超えるとは予想せず」と発言するなど市場のテーパリングへの思惑を抑える発言が繰り返されている。
当面は米経済指標の結果に一喜一憂する動きが続くとみる。
本日発表される米1-3月期GDPやコアPCE改定値の結果で短期筋が仕掛けてくる可能性が高く、一時的な動きに振り回されないようにしたい。

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[米ドル円]保ち合い収束

(米ドル円日足)


東京市場で米国が日本への渡航を中止するよう勧告したことがドル円の上値を抑えた。オリンピック開催が危ぶまれるとの見方も広がったが相場への影響は限られた。
いかにドル円の材料不足なのかを示すものだ。
欧州市場ではユーロが上昇したことでドル売りが強まりドル円は109円56銭まで下落。しかしユーロ円を中心としたクロス円が上昇すると一転。ドル円は109円台に上昇。
NY市場ではダウが続伸して始まると109円07銭まで上昇。
結局これがこの日の高値となり下落に転じた。米長期金利が低下してドル売りが進んだことと、クロス円の売り戻しが入ったことでドル円は108円70銭まで下げて引けている。
4月初旬に111円直前まで上昇したドル円の値動きは108円40銭付近の底に向けて収束。日ごとに値幅が狭まっている。
投機筋中心に108円40銭を下抜けしたとしてもすぐに押し戻されることになりそうだ。

ドル円予想レンジ:109円20銭~108円40銭(61.8%、BB下限)

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[ユーロ米ドル]1.2242のレジスタンス上抜け

(ユーロ米ドル日足)


欧州市場が始まったところで発表されたドイツの1-3月期GDPが予想を下回り瞬間ユーロ売りで反応したもののすぐに上昇に転じた。この1週間上値が抑えられていた5月19日の高値1.2245を上抜けると損切りを巻き込み1.2253まで上昇。一旦は上値が抑えられたもののその後発表されたドイツのIFO景況感指数が予想を上回ると再び買いが強まり1.2262まで買われた。
もみ合いが続いたがNY市場にかけて利食い売りが入ると1.2227まで押し戻される往って来い。
1.22ミドルの上値があまりに重いことから投機筋が焦れて買ってきたような動きだ。
まだ本格的に上抜けしたともいえないが、終値ベースで今日明日と1.22ミドルを上回るようなら今年最高値となる1.2350を早晩試しに行くとみる。

ユーロドル予想レンジ: 1.2290(BB上限)~1.2220

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[NZドル円]RBNZ政策会合に注目

(NZドル円日足)


早朝78円ミドルで始まったNZドル円は欧州からNY市場にかけて買いが進み78円96銭まで上昇。しかしNYダウがマイナスに転じるとクロス円全般に売りが強まりNZドル円も78円55銭まで押し戻される往って来い。
本日東京時間に開かれるRBNZ政策会合を前にポジションの巻き戻しも入ったとみられる。
コロナ感染をいち早く抑え経済正常化が進むNZだけに今回の会合ではこれまでの緩和姿勢を後退させるとの見方が市場にはある。
しかし、NZはここにきて中国との関係悪化などもあり今の時点では慎重姿勢を崩さないとみている。
現状維持となれば目先NZドル円は下値を探る展開が予想される。
ただ、世界的にワクチン接種が広がり経済正常化に向けた動きが強まる中でリスクオンの円安はNZドル円の下支えとなる。
ボリンジャーバンドの下限でフィボナッチ61.8%戻しとなる78円付近では買いを入れたい。

NZドル円予想レンジ: 79円00銭~78円00銭(61.8%、BB下限)

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[全般]次の一手待ち

FRBのテーパリングについて市場の思惑を抑える中で米長期金利が低下しドルは全面安。
一方上昇が続いたNY株式市場は3指数ともにさえない動きになるなど全般に調整ムードが漂う中で次の一手を探る動きが続く。

昨日の東京市場では米国が日本への渡航を中止するよう勧告したとのニュースが影響したのかリスクオフの円買いが進みドル円は上値の重い展開で推移。
欧州市場ではユーロ売りが先行するとドルが全面安となりドル円はこの日の安値となる108円66銭まで下落。ドイツのGDPやIFO景況感指数が予想以上に好調な結果を示したことでユーロが買われた。
ドル売りが一巡すると今度はユーロ円を中心としたクロス円の買いが入りドル円もつられて上昇。108円後半まで買いが進んだ。
NY株式市場が小幅に続伸して始まるとNY市場ではドル買い戻しが先行しドル円は109円台に上昇。株式市場も続伸して始まったことでクロス円の買いも加速した。
しかし米長期金利が低下し始めるとドル全般に売りが先行。
その後実施された2年国債の入札が好調な結果となったことも10年債利回り低下を促しドルは全面安。ドル円は108円70銭まで押し戻された。
NY株式市場が3指数ともにマイナスに転じるとクロス円も売られるなど1日を通してみると元のレベルに戻る往って来いとなっている。
NYダウも史上最高値に近付いたことから利食い売りが入るなど調整色が滲む。
米長期金利もFRBの緩和継続姿勢が示される中で上昇が抑えられている。
市場はワクチン接種の拡大から経済正常化に向けて進む中で今のぬるま湯相場から抜け出す兆しは見えない。
次の一手が打ち出されるまでは小手先の相場展開が続く。

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[米ドル円]ドル安円安の綱引き

(米ドル円日足)


週明け東京市場で豪ドルなどを中心にドル全般に上値の重い展開でスタート。
109円付近で始まったドル円も欧州市場にかけて売りが強まり108円70銭まで下落。その後ポンドの急落に伴いドル買いが強まり108円98銭まで反発したものの、ユーロ売りが強まるとドルの上値も抑えられた。
NY市場ではテーパリングの思惑が後退したことで米長期金利が低下し株式市場が上昇。
ドル売りが先行しドル円は108円71銭まで下落したがリスクオンの円安がドル円の下値を支え下げ渋った。
ブレイナードFRB理事は「インフレの上振れが持続する可能性は低い」と発言したものの、市場は遅かれ早かれ動き出すとの見方を変えていない。
目先はドル安が進みやすい状況であり、下値の堅さを確認する動きが予想される。
下値目途としてはフィボナッチ61.8%戻しでボリンジャーバンドの下限が位置する108円40銭付近が意識される。

ドル円予想レンジ:109円00銭~108円40銭(61.8%、BB下限)

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[ポンド米ドル]1.42ミドルのダブルトップ


(ポンド米ドル日足)


欧州市場が始まる直前に上昇傾向にあったポンドは1.4171から一気に1.4110まで下落した。特に材料があった訳ではなくユーロポンドの纏まった買いがあったとみられる。その後は下値でもみ合いが続いたがNY市場に入ると一転。米長期金利が低下したことでポンド買い戻しの動きが入り1.4168まで反発。ほぼ往って来いとなるなど投機筋の動き中心とみられる。
ベイリーBOE総裁も「物価上昇が予想されているが長期的な影響は及ばない」と発言。また、「ポンド高は貿易価格に下落圧力をかけている」などポンド高けん制発言もあり上値は抑えられそうだ。
1.42ミドルがダブルトップになったと可能性もあり戻り売りスタンスで臨みたい。

ポンドドル予想レンジ: 1.4240~1.4100(38.2%)

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[豪ドル米ドル]銅価格の低下

(豪ドル米ドル日足)


東京市場で豪ドルは堅調に始まり0.7743まで上昇。その後中国が「商品先物を巡るいかなる違反も容認しない」との報道で銅価格が下落すると豪ドルも0.7707まで下落した。
しかし、世界的なワクチン接種の広がりによる経済正常化に向けた資源価格の需要期待が豪ドルの下支えとなり、押し目で買い戻しが入った。
NY市場では米長期金利が低下したことでドル売りが進み豪ドルはアジア市場で付けた高値を上抜け0.7757まで上昇して引けている。
豪ドルの底堅さが寧ろ確認された格好だが、米長期金利も低下傾向にあり目先はレンジ相場が継続するとみる。
レンジの下限であるボリンジャーバンドの位置する0.77ドル割れは押し目買いチャンスとみる。

豪ドルドル予想レンジ:0.7770(BB中心)~0.7690(BB下限)

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[全般]米長期金利低下でドル全面安

欧米でワクチン接種の拡大による経済正常化に向けた動きが高まる中で各国中銀はテーパリングへの思惑を抑える動きが目立ち始めている。マーケットは一先ず中銀の緩和継続姿勢を受けいれ米金利も低下しドル安が進んだ。

週明け東京市場では商品相場が軟調な動向を受け資源国通貨の豪ドル売りが先行。中国が「商品先物を巡るいかなる違反も容認しない」との報道を受け銅価格が下落。ドル売りが強まるとドル円は109円付近から108円80銭付近まで下落した。
欧州市場でもドル売りが先行しユーロやポンドも上昇して始まったが、その後ユーロポンドの纏まった買いが入りポンドが急落。一時的にドル買いが強まるとドル円も109円付近まで上昇。
その後ポンドの下げが収まったもののユーロは底堅い動きが継続するとドルは全般に上値が抑えられた。
NY市場では株式市場は続伸して始まると米長期金利が低下。高止まりしていたドル円も一気に108円71銭まで下落。
ブレイナードFRB理事が「インフレが上振れ持続する可能性は低い」など市場のテーパリングの思惑を抑える発言もあり金利を押し下げた。結果、株式市場も好感し3指数ともに続伸し円安の動きも重なりドル円の下支えとなった。
この日はベイリーBOE総裁が「物価上昇が予想されるが長期的な影響は及ばない」など、FRBと同様に市場のテーパリングへの思惑を打ち消す動きが目立つ。
今のところ落ち着いてはいるが各中銀が早晩テーパリング実施に動き始めることは必至。
その前に株や債券、そしてドルも少しずつポジションの縮小に動き始めるとみる。

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[米ドル円]ダブルトップからネックラインへ

(米ドル円日足)


先週はドル安が先行しドル円は109円ミドルから108円ミドルへ下落。テーパリングの思惑が広がり一時109円33銭まで戻す場面がみられたが米長期金利が低下したことで108円台に押し戻されて引けている。
FRBが緩和継続姿勢を崩さないことからドルの上値は当面限られるとみる。
4月30日に付けた高値109円70銭と5月13日に付けた高値109円78銭のダブルトップを付けた可能性がある。
ネックラインの108円30銭近辺を下抜けるようなら108円割れも視野に入る。
ただ、今週は米GDPやPCEデフレーターといった重要指標が発表され、その結果次第ではポジティブサプライズとなり一気にドルが買い戻される可能性もある。
結果的に110円から107円ミドルのレンジをブレークするには6月に入ってからとみている。

本日のドル円予想レンジ:109円20銭~108円60銭
今週のドル円予想レンジ:109円80銭(BB上限)~108円00銭(76.4%)

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[ユーロ米ドル]1.22ミドルの重さ

(ユーロ米ドル日足)


先週末に発表されたドイツやユーロ圏5月PMIは製造業とサービス業ともに予想を上回る好調な結果を示した。発表直後はユーロ買いに反応したもののその後下落して引けている。1.2250の上値の重さが再確認された格好だ。
ワクチン接種が広がる中で経済指標は回復サインを示すものが今後続くとみられる。
一方でECBはPEPPの債券購入を加速し、ラガルド総裁からはユーロ高けん制発言も聞かれユーロは今週も上値の重い展開が予想される。
今週発表されるドイツのGDPやIFO景況指数などがPMIに続き好調な結果を示したとしても1.22ミドル上抜けは難しいとみている。

ユーロドル予想レンジ:1.2250(BB上限)~1.2210(38.2%、BB中心)

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。

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[NZドル円]RBNZ政策会合に注目

(NZドル円日足)


先週格付け会社S&Pが「NZはほかの先進国よりも早く回復している」「NZの格付けは金融政策の柔軟性、経済的な富、および健全な制度の設定を反映している」などニュージーランドに対して高評価を発表。
コロナ危機を早期に脱出したことで経済回復期待も高いニュージーランドだが2月から79円台に乗せると跳ね返されるといった動きが繰り返されている。
今週はRBNZ政策会合が開かれるが商品相場の上昇や世界景気回復がニュージーランドにとっては追い風となる。一方、ファイブアイズの一国であるニュージーランドは中国との関係悪化が懸念される。
今回の会合でこれまでの緩和政策継続姿勢に変化がみられるようならNZドル円は79円ミドルを再度試すとみられ戻り売りスタンスで臨みたい。
反対にボリンジャーバンドの下限が位置する77円ミドル付近では買いを入れたい。

NZドル円予想レンジ:78円60銭~77円50銭(50%、BB下限)

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[全般]米経済指標とテーパリング

先週はリスクオンによるドル安基調で始まったものの米国で物価上昇によるテーパリングへの思惑が拡大。FOMC議事要旨公開を控えNYダウが三日続落となる中でクロス円が全面安。109円33銭まで上昇していたドル円は108円ミドル付近に押し下げられた。
その後公開されたFOMC議事要旨では一部メンバーが今後の会合でテーパリング協議を開始する考えを示したことが伝わると一転。米長期金利が上昇。ドルは全般に買いが進み108円台にあったドル円も下落前のレベル付近まで買い戻された。
しかしFRBは一時的な物価上昇との判断を崩さず緩和政策継続との見方からNYダウは反発。週末発表されたユーロ圏や英国の5月製造業・サービス業PMIは予想を上回る好結果となりワクチン接種の広がりが経済回復に繋がっているとみられユーロやポンドは上昇した。その後発表された米国PMIがそれ以上に好調な結果を示すとドル全面高。
ユーロやポンドは下落に転じドル円は109円まで買い戻された。

欧州や米国ではワクチン接種が広がる中で経済正常化に向けた動きが更に活発化。
市場はテーパリング期待が高まる一方でFRBやECBは一時的な物価上昇との認識を変えない。
いずれ中銀がテーパリング時期を早めるとの見方が市場には燻るが、市場はぬるま湯相場から抜け出そうとする動きはまだない。
しかし、今後欧米の重要な経済指標が好調な結果を示せば中銀が動かざるを得ない。その前に市場は動き出すことで中銀に対しての催促相場が始まることになりそうだ。
今週は米国消費者信頼感指数やGDP、そして週末にはPCEデフレーターが発表される。
特にPCEデフレーターが予想を上回るようならテーパリングへの思惑が再び拡大し米長期金利が上昇。
ドル高に進む一方で株式市場が下落しリスクオフの円買いが進む可能性が高いが、本格的に動き出すのはもう少し時間がかかりそうだ。

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[米ドル円]ドル高と円高

(米ドル円日足)


前日のドル買いの反動もあり東京市場でドル円は109円30銭付近から売りが強まり上値の重い展開で推移。欧州市場に入ると米長期金利が低下しドル全般に売りが先行。
NY時間に発表されたフィラデルフィア連銀製造業景気指数が予想を大きく下回ると米長期金利の低下が進みドル売りが加速。ドル円は108円75銭まで下落しそのまま安値圏で引けている。1.7%台に上昇した米長期金利も一日で1.6%前半に押し戻されるなど方向感が掴みにくくドル円も動きにくい状況が続く。
相場の流れの転換に近付いているだけにその日の材料などで方向が決まってしまう。
先週からのドル円は下押し圧力が続いており、本日発表の米PMIや中古住宅販売件数などの指標次第で一段の下押しもありそうだ。

ドル円予想レンジ:109円10銭~108円30銭(61.8%)

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[ユーロ米ドル]ドイツPMIと長期金利

(ユーロ米ドル日足)


昨日は前日の下落幅をほぼ解消する上昇となるなど往って来いとなった。
米長期金利が一転して低下したことが主な要因だが、それだけではなくドイツやイタリアなどの長期金利が少しづつ上昇に転じていることもユーロ買い戻しの一因とみられる。
ワクチン接種の遅れが目立った欧州各国も回復に向かう中でインフレ懸念が台頭。昨日は欧州委員会のキリアキデス委員が「ワクチン接種が加速しており夏に向けて慎重ながらも楽観的」と発言するなど、コロナ危機脱出に向けた動きが始まった。
一方で米国の長期金利が低下したことから昨日はユーロ買いが強まっており、シーソーゲームのような展開が続く。
今日はドイツやユーロ圏、そして米国の5月PMIが発表され、欧州と米国の経済回復の強さが比較される。
まだ日替わりメニューのような動きが続いており、1.22ミドルの重さが確認されるようなら反動の売りが強まる可能性が高いとみる。

ユーロドル予想レンジ:1.2250(BB上限)~1.2170(38.2%)

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[NZドル円]上昇トレンド継続

(NZドル円日足)


東京市場でNZドル円は78円13銭まで下落して始まった。その後格付け会社のS&Pが「NZはほかの先進国よりも早く回復している」「NZの格付けは金融政策の柔軟性、経済的な富、および健全な制度の設定を反映している」などの高評価に対してNZドルはその後78円ミドル付近に上昇。
欧州市場に入ると78円12銭まで下落したものの東京で付けた安値が意識され買い戻しが入り再び反発。NY時間には78円51銭まで買いが進むなど、前日からの下げも一服。
NZはコロナ感染拡大を早くから押さえていただけに経済の打撃は最小限にとどめており、昨年末からの上昇トレンドは今後も継続するとみている。
77円台後半では押し目買いのチャンスとみる。

NZドル円予想レンジ:78円60銭~77円80銭(38.2%、BB下限)

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[全般]米長期金利低下でドル全面安

米長期金利が低下するのに対して欧州の物価上昇による各国金利が上昇する中でユーロやポンドが対ドルで上昇。ドル円は上値の重い展開が続いた。

東京市場では前日のNY株式市場が続落したことでリスクオフが高まりドル円クロス円ともに上値の重い展開でスタート。欧州市場にかけて前日のドル高が進んだ反動もありユーロやポンドの買い戻しが目立った。
欧州ではワクチン接種が広がり経済正常化に向けた動きが進む中でドイツやフランスなどの長期金利が上昇。英国でも経済活動の制限が相次いで解除されるなかでポンドは底堅い動きが継続。
NY市場ではこの日発表されたフィラデルフィア連銀製造業景気指数が予想を下回ったことで米長期金利が低下。ドル売りの流れが更に進む中でドル円はこの日の安値となる108円75銭まで下落。ユーロやポンドも前日の下落幅をほぼ解消するなどドル全面安となった。
ワクチン接種が米国に比べて遅れていた欧州ではここにきて加速。経済正常化に向けた動きが欧州各国で活発になり金利も上昇。先行していた米国の後を追う格好となりユーロやポンドの買いが強まった。
ただ、金融政策にしても最終的に米国が先行するマーケットであり欧州の後追い一巡後は再び米長期金利が巻き返すことになるだろう。
一方日本のワクチン接種の遅れは明らかで金融政策と経済回復ペースは遅い。
ただ、それが円売りに反応するのではなく寧ろ日本株の下落を誘いリスクオフの円買いに反応するといった動きもみられる。
ワクチン接種の広がりによる相場の流れの転換時期が近づくなかで探り合いの相場展開がしばらく続きそうだ。

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[米ドル円]ドル高と円高

(米ドル円2時間足)


久しぶりにドル円は上下に大きく動いた。
東京市場では仲値買いが先行したが株価の下落を背景に円買いが進み上値が抑えられた。
欧州市場では米長期金利が上昇したことでドル買いが先行。ドル円も109円33銭まで買いが進んだ。しかし、NY市場にかけてダウがマイナス幅を拡大すると円が全面高。ドル円は損切りを巻き込みながら108円58銭まで急落した。
NY時間にFOMC議事要旨が公開されテーパリングの議論開始が示唆されると一転ドル買いが進みドル円は109円まで買い戻されるなど往って来い。
久しぶりにドル円は大きな動きとなった。
市場はテーパリングが近いとの見方をこれまで以上に意識し始めている。しかし、あくまでテーパリング実施は景気回復による物価上昇が明らかとなったときということも市場は認識している。
金利上昇によるドルと株安による円高の綱引きが今後も続くものの110円から108円のレンジを抜け出るのはまだ先になりそうだ。

ドル円予想レンジ:109円50銭(76.4%)~108円80銭

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[ユーロ米ドル]ダブルトップ形成

(ユーロ米ドル日足)


東京市場でユーロは1.2220付近で様子見姿勢が続いていたが欧州市場が始まったところ1.2245まで上昇。今年の2月に付けた高値1.2243を一瞬上抜けたがすぐに反落。短期筋が買いを仕掛けたものの失敗したとみられる。一旦押し戻されたがNY市場が始まりドル売りが先行すると再度1.2238まで上昇。しかし、欧州市場で付けた高値に届かずに失速。
その後FOMC議事要旨でテーパリングの議論開始が示されたとの報道でドル買いが進み1.2160まで下落した。
結果的に1.2245でダブルトップを付けた可能性が高まったことで短期的に下値を試す展開が強まるとみる。
1.21ドル付近に位置するボリンジャーバンドの中心線を下回るようなら1.2ドルの大台を試す展開が予想される。

ユーロドル予想レンジ:1.2210~1.2140(38.2%)

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