[米ドル円]110円の大台を意識

先週末のロンドンフィキシングでドルのまとまった買いが入りドル円は109円34銭まで上昇した。この時の動きを見るとドルショートカバーはほぼ一巡したとみられる。
ここからの上昇はドル買い材料がないと難しく、特に110円の大台は近くて遠い。
今週は米雇用統計など重要な経済指標が発表されるが、前週に引き続き好調な結果を示すとみられている。予想通りであれば110円台を試す展開が予想されるが同時に早期テーパリングは株価を押し下げ円買いを促すものだ。
結果として110円付近を試した後は再び108円台に押し戻されるとみている。
今週は日本がゴールデンウィークで流動性が低下する中で短期筋が円を狙い撃ちする可能性があり、上下に振らされやすい。
本日のドル円予想レンジ:109円60銭(61.8%)~108円80銭
今週のドル円予想レンジ:110円10銭(76.4%)~108円20銭
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[ポンド米ドル]BOE政策会合とスコットランド独立問題

先週のポンドドルは堅調な地合いで始まったものの週末に一気に下落。ダブルトップのネックラインとボリンジャーバンドの中心線を下回って引けている。
ワクチン接種をどこよりも早く始めた英国では既に国民の半分が一回目の接種を終了。英国政府は来週にも海外旅行を解禁し6月12日には制限の殆どを解除する見通しだ。
原油価格も上昇するなどポンドにとってポジティブ材料が続く中で今週はBOE政策会合が開かれる。英国経済が正常化に向かうなかでBOEが強気の姿勢を示すようならポンドの買い戻しが強まる。
ただ、今の段階では現状維持が改めて示されるようならポンドの失望売りが強まりかねない。
一方で英国ではスコットランド問題が浮上。今週6日にはスコットランド議会選挙が行われ、もし独立派が勝利するようなら英国からの独立を問う選挙が再び行われることになる。
英国の分裂に繋がるとの警戒感から投票前後でポンド売りが強まる可能性もあり注目。
結果的にダブルトップを付けてネックラインを下回ったことから前回のダブルボトムのレベルである1.36後半を再度試しに行くとみている。
ただ、最終的にスコットランド選挙も前回同様否決される可能性が高く下値も限定的。
ポンドドル予想レンジ:1.3920~1.3680(BB下限)
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[豪ドル米ドル]RBA政策会合に注目

豪ドルは先週初めに豪ドル円などの買いが入り1.78ドルを試しに行ったがすぐに押し戻された。その後発表された豪州1-3月期CPIが予想を下回ると0.7725まで下落した。
日本が大型連休に入ることから機関投資家と思われる豪ドル円の買いも入り豪ドルドルは再び0.78ドル台に乗せたが、米長期金利上昇により0.77ミドル付近まで下落。
週末にはロンドンフィキシングでドルのまとまった買いが入ると0.77ドルを片足割り込むなど上値の重い展開で引けてきた。
今週はRBA政策会合が開かれ、声明に注目が集まる。
先週発表された豪州1-3月期CPIが予想を大きく下回ったことから現状の緩和政策継続姿勢が示されるようなら0.77ドルを本格的に下回る可能性が高い。
現状維持となれば0.77から0.78のレンジ相場継続。
豪ドルドル予想レンジ:0.7770~0.7600(76.4%、BB下限)
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[全般]好調な米経済指標とテーパリングの思惑
先週末に発表されたPCEコアデフレーター、シカゴPMI、そしてミシガン大学消費者態度指数は予想を上回る好調な結果を示したことからドル買いが加速。前日には米GDPがコロナ前のレベルを回復するなど米経済指標は軒並み好調な結果を示した。また、バイデン大統領は前回2兆ドルの追加支援に加え個人富裕層増税で1.8兆ドル規模の育児教育支援計画を打ち出した。
一方、FOMC会合でパウエルFRB議長は大規模な金融緩和政策を継続することを改めて示したことで早期テーパリングの思惑は後退。株式市場や債券利回りは安定した動きを保つことができた。
一方で先週末にカプラン・ダラス連銀総裁は「株式相場の高止まりや住宅市場の歴史的好況など金融市場に行き過ぎや不均衡が認められる」と指摘。「量的緩和の調整について議論を始めることが適切」などと発言。この発言は市場が本来懸念していることであり、実際に好調な経済指標が今後継続して示されるようなら現実味を帯びてくる。
今週は米4月ISM製造業・非製造業景況指数や米雇用統計といった注目の経済指標が発表され、それぞれ前月を上回る好調な結果が予想される。
特に雇用統計では雇用者が前月の91.6万人増から97.5万人増へ、失業率も6.0%から5.7%に低下すると予想されている。
予想通りであれば先週に続き好調な米経済を示すものとなり早期のテーパリングへの思惑が広がることになる。
早期テーパリングはドル高に反応するとともに株価が下落しリスクオフの円買いが進みかねない。
先週は円安が進んだことから円買いの勢いがドル買いを上回る可能性が高い。
特に今週は日本が大型連休に入ることもあり円が狙われやすく、ドル円クロス円ともに荒っぽい動きが予想される。
ただ、パウエルFRB議長発言をみても最終的にテーパリングの思惑は時期尚早でありリスクオンの株高と金利低下の動きは継続するとみる。
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