[米ドル円]地政学的リスクの円買い

この日も中国と日本が休場の中でドルは堅調な地合いでスタート。
時間外で米長期金利が上昇して始まるとドル円は109円付近から109円49銭まで上昇。
その後NY市場が始まったところで中国空軍が台湾防空識別圏に侵入したことが伝わると一気に円買いが進みドル円は109円05銭まで下落。しかしアジア市場の安値には届かず下げ止まった。
その後イエレン財務長官が「景気過熱を抑制するため金利上昇が必要になる可能性」と発言したことでドルが一斉に買われるとドル円は瞬間109円42銭に反発。
しかし目先のドルショートカバーが一巡し109円30銭付近で引けている。
薄商いの中で短期的な材料によりドル円は上下に振られやすい状況となるなど結局方向感が掴めないでいる。
全般に株式市場は調整の売りが入りやすいことから短期的にはリスクオフの円買いが進みやすい状況とみてドル売りスタンスで臨みたい。
ドル円予想レンジ:109円40銭~108円80銭(38.2%)
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。
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[ユーロ米ドル]心理的な壁1.2ドルを意識

前日NY市場のドル高の流れを継いでユーロはアジアから欧州にかけて上値の重い展開で推移。その後中国戦闘機が台湾防空識別圏に侵入したことが伝わるとユーロ円の売りが強まりユーロドルは心理的な壁となる1.2ドルに瞬間片足突っ込んだがすぐに反発。1.2030付近まで買い戻されたところでイエレン財務長官が「景気過熱を抑制するため金利上昇が必要」との発言でドル買いが強まりユーロは1.2002まで押し戻された。
結局1.2ドルを割り込むこともなく引けてきた。
市場では本日NYカットオプションの行使期限を迎えるとの観測もあり1.2ドルを目の前に神経質な展開が予想される。
4月22日に付けた安値1.1994を市場は意識しており、瞬間このレベルを下回る可能性もある。
ユーロドル予想レンジ: 1.2060~1.1980(38.2%)
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[豪ドル米ドル]ボックス相場継続

昨日のアジア時間に開かれたRBA政策会合では予想通り政策金利0.1%据え置きを決定。声明では「豪州の回復は予想よりも強く今後も続く」「利上げの条件が満たされるのは早くても2024年と予想」など従来の内容を踏襲するものだったが瞬間0.7755まで上昇。一部で金利が0.25%と誤報が出て瞬間買いが入った模様だが全般に市場への影響は限られた。
その後は米長期金利上昇によるドル買いが強まり豪ドルは欧州からNY市場にかけて軟調な地合いで推移。
NY時間にイエレン財務長官が「景気過熱を抑制するため金利上昇が必要」と発言したことで0.7675まで売り込まれたがすぐに0.77ドル台に買い戻された。
豪ドルドルは3月から0.76~0.78のボックスレンジ相場が続いており、このレンジをどちらかにブレイクする材料は今のところ見当たらない。
目先はボックスの底を試す展開が予想されるが、売られ過ぎたところでは買い戻しを狙いたい。
豪ドルドル予想レンジ:0.7760~0.7670(50%)
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[全般]地政学的リスクで円高株安
この日も日本と中国が休場の中でアジア市場はドル高が先行。時間外の米長期金利が上昇する中でドルは欧州市場にかけて全面高。
ドル円は109円50銭まで上昇しユーロドルは心理的な節目となる1.2ドルに片足を突っ込んだ。
特に材料は見当たらないものの市場参加者が少ないこともあり一方向にポジションが傾きやすい状況が続いた。
NY市場が始まったところで台湾国防部が「中国戦闘機が台湾の防空識別圏に侵入」との声明文を発表したことでNYダウが下落してスタート。リスクオフの円買いが進みドル円は109円05銭まで急落。クロス円も全般に売りが強まった。
その後イエレン財務長官が「景気過熱を抑制するため金利上昇が必要になる可能性がある」と発言するとドルが一転して上昇。ドル円は下落前のレベル付近となる109円42銭まで反発するなど荒っぽい動きが目立った。
結局ダウも引けにかけて小幅プラスに浮上。WTIも底堅い動きを見せるなど堅調な米経済への期待を背景にリスクオンの動きは継続。
結局中国空軍の台湾防空識別圏への侵入もこれまで何度かあったもので、株式市場などのポジション調整のきっかけにされた観もある。
世界的なワクチン接種の広がりにより最悪期は脱出。
景気回復への動きが続く中で一時的な不安が広がっても最終的にリスクオンの動きに変わりはない。
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。
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