ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2021-05

[米ドル円]米CPIと株安

(米ドル円日足)


昨日の東京市場で日経平均株価が大幅安となる中でドル円は底堅い動きで推移。リスクオフのドル買いが強まり108円98銭まで買いが進んだが109円には届かずに押し戻された。
欧州市場でも再度108円98銭まで上昇したものの結局109円には売りが並んでいたのか届かずに失速。
欧米各国株式市場も日本に続き大幅安となる中で円買いが進みドル円は108円35銭まで下落。先週の安値108円34銭を割り込むかと思われたが下げ止まった。
米長期金利が上昇したことでドル買いも進み108円68銭まで反発して引けている。
ドル高と円高の綱引きが続く中で円買いの勢いが増している。
今日の米CPIの結果から株式市場が続落するようなら円買いが一段と進みドル円は108円割れを試す展開が予想される。

ドル円予想レンジ:108円90銭~108円00銭

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。

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[ユーロ円]132円ミドルのダブルトップ

(ユーロ円日足)


東京から欧州市場にかけてユーロ円は比較的堅調な地合いで推移していたがNY市場に向けて下落に転じた。
東京市場で日経平均株価が大幅安となる中でユーロ円は132円前半で底堅い動きが続いた。欧州市場が始まったところでドイツの5月ZEWが84.4と予想の72.0を大きく上回ったことからユーロ買いが先行。132円47銭まで上昇したがその後は欧州各国株価の下落による円買いが進み132円を割り込むと131円79銭まで売り込まれた。
NY市場が始まると132円24銭まで買い戻されたもののNY株式市場が3指数ともに下落したことで円買いが強まり132円を割り込んで引けている。
前日に今年最高値となる132円53銭を付けたが、世界的な株価下落によるリスクオフの円買いが上値を抑えた格好だ。
昨日の安値を下回るようなら先月末に付けた高値132円36銭と今回の高値のダブルトップを形成。

ユーロ円予想レンジ: 132円30銭~131円40銭

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[ポンド米ドル]経済回復期待のポンド買い継続

(ポンド米ドル日足)


17日から行動規制が一段と緩和され経済が正常化に向かうとの期待がポンドを押し上げている。
最新報告では9日の死者数がゼロになるなど早期ワクチン接種を実施した効果が明確に表れ始めている。次の上値目途としては今年2月に付けた高値1.4240が意識されている。
本日は英国の1-3月期GDP、鉱工業生産、製造業生産といった重要指標が発表される。
予想を下回るようならこれまでの調整売りが入るとみるが、買いの意欲は根強いことから最高値を目指す動きは継続。押し目買いのチャンスを狙いたい。

ポンドドル予想レンジ:1.4240(2月24日高値)~1.4080

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[全般]世界同時株安

昨日は日経平均株価が大幅安で終わると欧州各国も続落。NY市場ではダウが一時660ドル下落するなど世界同時株安となった。コロナ収束が世界的な緩和政策の終了に向かう兆しとみるか一時的な調整とみるか市場に変化が起き始めていることは確かなようだ。
昨日の東京市場では日経平均株価が909円下落。日銀のETF買いを見送ったこともあるが前日のNY市場でダウが小幅安で終わった割には下落幅が大きかった。
ドル円はリスクオフのドル買いが進み108円98銭まで上昇したものの円高も進んだことで上値も抑えられた。
欧州市場でもドイツを中心に株式市場は軟調に推移。この日発表されたドイツのZEWが予想を上回ったことでユーロは買いが先行したものの株式市場は軟調に推移。ドル円は109円に乗せきれずに下落に転じるとNY市場に向けて108円35銭まで売り込まれた。
しかし、先週末の安値108円34銭には届かなかった。
NY市場では株式市場が3指数ともに大きく売られてスタート。米10年債利回りが上昇幅を拡大するとともにダウは一時660ドルまで下落するなど世界同時株安となった。
ワクチン接種の拡大による経済正常化への動きは世界各国の緩和政策の転換が近いとの見方が市場に広がり始めている。
ただ、各国中銀はコロナ感染が収束したとしても長期緩和政策を継続する姿勢を崩していない。
昨日の株安金利上昇は一時的な調整とみるが、コロナ収束によりいずれは緩和政策転換に至ることは必至。
そろそろ相場の流れに変化が現れ始めているとみておく必要がありそうだ。

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商号 : ヒロセ通商株式会社
業務内容 : 第一種金融商品取引業
登録番号 : 近畿財務局長(金商)第41号
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