ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2021-05

[米ドル円]米長期金利低下で

(米ドル円日足)


前日に発表された米CPIが予想を大きく超えたことで市場はFRBのテーパリングが前倒しになるとの見方から金利が上昇。株価下落要因となった。一方FRBは物価上昇は一時的との姿勢を示しこれまで通り緩和政策を継続するとした。昨日発表された米4月PPIはCPIと同様に予想を上回ったものの金利はむしろ低下。株価も三指数ともに反発したことで一先ず混乱は収束しドル円も110円手前で折り返してきた。
ただ、いずれFRBがテーパリングを前倒しするとの市場の見方は燻る中で折り返しであり、底値も限られる。
108円付近では押し目買いを入れたい。

ドル円予想レンジ:109円80銭(BB上限)~109円00銭(50%)

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。

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[ユーロ円]最高値更新後反落

(ユーロ円日足)


東京市場が引け欧州市場が始まったところでユーロ買いが先行しユーロ円は132円73銭まで上昇した。このレベルは今年最高値であり2018年9月以来の高値を更新。
しかし買いは続かず欧州株式市場は前日のNY株式市場が下落した流れを継いでマイナスで始まると利食い売りも入り132円34銭まで押し戻された。その後132円ミドル付近まで反発したもののNY市場で再び下落。
NY株式市場は三指数ともにプラスに転じたものの円買いがユーロ円を押し下げた。
ECBと日銀との金融政策の違いからのユーロ買いの流れは継続するとみるが、節目では調整の売りが出やすい。今回も同様で調整の売りが一巡すれば再び上昇に転じるとみている。
ただ、131円付近を割り込むようなら130円付近まで下げが加速する可能性もあるので要注意。

ユーロ円予想レンジ:132円50銭~131円60銭(61.8%)

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[豪ドル米ドル]豪ドル上昇継続

(豪ドル米ドル日足)


昨日行われた米豪外相会談ではブリンケン米国務長官が「中国からの経済的な圧力に直面している豪州を米国は放っておかない」とコミット。これで中国からの圧力を抑えられるとは思えないが豪ドルは下げ止まりを見せた。
前日のCPIの結果を受けFRBの早期テーパリングの思惑が広がるなかで、既にカナダは資産買い入れを縮小。
同じ資源国でもある豪州RBAも同様にワクチン接種の広がりにより経済回復が進む中で早期テーパリングへの思惑が広がる可能性が高いとみる。
日足チャートでは上昇トレンドが続くボリンジャーバンドの中心線を割り込んだものの昨日は下げ止まった。
フィボナッチ61.8%戻しの0.7670付近は5月4日の安値でもあり強いサポートとして意識される。

豪ドルドル予想レンジ:0.7760~0.7670(61.8%)

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[全般]疑心暗鬼の株式市場

昨日のNY市場では前日大幅安となった株式市場が一転、三指数とも上昇に転じた。米長期金利上昇も一服するなど前日とは打って変わりリスクオンの動きが戻った。ただ、FRBのテーパリングへの思惑は払しょくできず、一度疑心暗鬼に捉われた市場を立て直すのは難しい。
昨日の東京市場は前日に発表された米CPIが予想を大きく上回ったことでFRBのテーパリングへの思惑から株式市場が下落した流れを継いで日経平均は三日続落。リスクオフのドル買いが先行しドル円は109円78銭まで上昇して始まったものの実需の纏まった売りが入ると109円49銭まで押し戻された。その後買い戻しが入るなど一進一退の動きが続いた。
欧州市場が始まったところで米長期金利低下を受けドル売りが先行。ユーロドルは1.21ドル台に乗せたものの米金利の先高観が強まると1.2052まで押し戻されるなど荒っぽい動きが続いた。
NY時間に発表された米4月PPIは予想を上回ったものの前日のCPIで既に市場は織り込み過ぎた反動から米長期金利は寧ろ低下。株式市場は金利低下を好感し前日とは打って変わり三指数ともに上昇に転じるとドル売りが先行。ドル円は109円40銭まで押し戻されるなど方向感の掴みにくい状況となった。
CPIの結果は市場にFRBの早期テーパリングへの思惑を確信させるものとなった。一方FRBは物価上昇は一時的との認識を変えていない。
ただ、欧米のワクチン接種が行き渡りコロナ前の経済に向けた回復が進むことは間違いない。
市場とFRBとの物価に対する見方の温度差を埋めるのは難しく、今後も疑心暗鬼の中で株や債券、そしてドルは暫く一喜一憂の相場展開が続きそうだ。

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業務内容 : 第一種金融商品取引業
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