ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2021-05

[米ドル円]ドル安株安

(米ドル円日足)


昨日の東京市場では豪ドルなどの資源国通貨を中心にクロス円の買いが先行。ドル円は109円前半での小幅なもみ合いが続いたが欧州市場ではユーロやポンド中心にドル売りが先行するとドル円は108円85銭まで下落した。
その後は買い戻しが入り109円台に乗せたもののすぐに押し戻されるなど上値の重い展開が続いた。
NY市場では米長期金利が上昇して始まるとドル円も再度109円台に乗せたものの、この時も数分で押し戻された。
クロス円も資源国通貨に利食い売りが入るなど円買いも強まり始めておりドル円は今日も上値の重い展開が予想される。
109円台での重さが確認されており戻り売りスタンスで臨みたい。

ドル円予想レンジ:109円20銭~108円60銭(50%)

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。

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[ユーロ米ドル]1.2243を意識

(ユーロ米ドル日足)


東京市場ではドル安が先行しユーロは底堅い動きで始まった。その後欧州市場が始まり前日の高値となる1.2170付近を上抜けると一気に上昇。その後発表されたユーロ圏1-3月期GDPは-0.6%と予想と一致。次期はワクチン接種の拡大による経済正常化によりGDPは上方修正されるとの期待もユーロの下支えとなった。
NY市場にかけて1.2234ドルを付けたがその後は押し戻された。2月25日に付けた高値1.2243を意識したことで利食い売りが散見された。その後1.2230まで買われたものの再度上値が抑えられている。
ユーロ買い要因となっていた米長期金利の低下も落ち着き始めていることから、ここからのユーロ買いは難しいとみる。
もし、1.2243ドルを上抜けるようなら1月6日に付けた今年最高値となる1.2350ドルを目指す。

ユーロドル予想レンジ:1.2243(2月25日高値)~1.2160(38.2%)

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。

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[カナダドル円]天井圏?

(カナダドル円日足)


テーパリングをいち早く実施したことでカナダドルは対ドル対円でも上昇が続いている。
また、原油価格もコロニアルパイプラインの停止もあり上昇したことがカナダドルを押し上げた。
パイプラインも先週末に再開し原油価格も上値が抑えられた。
昨日はイランとの核合意で進展があったとの報道でWTIは一時64ドル付近まで下落。カナダ円も昨日は軟調な地合いで推移している。
NY株式市場が不安定な動きとなるなかでリスクの高い原油価格もそろそろ高値圏に近いとの見方もある。
また、テーパリング実施によるカナダ円も一巡するなど材料出尽くし観も出始めている。
2017年9月に付けた高値91円60銭付近が強いレジスタンスとして意識されることから、そろそろ天井に近付いたとみる。

カナダ円予想レンジ:90円60銭~89円90銭(38.2%)

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[全般]ぬるま湯から抜け出せず

NY株式市場は前日に引き続き下落するなど軟調な地合いが続く一方米長期金利は小幅ながら低下傾向となるなど株と金利の連動性がみられない。一方金利が下がればドルが売られるといった金利とドルとの連動性は強まっている。
市場は経済正常化に向けた動きへの期待が高まると同時に今後財政赤字への懸念も高まるとの観測が市場の不安定な動きを招いているように見える。

昨日の東京市場では日経平均株価が大幅上昇となる中で豪ドルなどの資源国通貨を中心に対ドル対円で買いが先行。ドル円はドル売り円売りの綱引きとなり109円前半での小幅な動きにとどまった。
欧州市場ではユーロやポンドの買いが先行。
英国はコロナ感染防止のための規制緩和が広がる中でこの日発表された英4月失業率が予想を下回ったことからポンド買いが先行。ユーロも同時に上昇するとドル全般に売りが強まりドル円は108円85銭まで下落。
NY市場では4月住宅着工件数と建設許可件数双方が予想を下回る結果となりドル売りで反応したものの既に先行していただけに下値も限られた。
NY株式市場は三指数まちまちな展開で始まったが結果的に続落。米長期金利は最初上昇したものの結局小幅低下したことでドルも全般に上値の重い展開で引けている。
昨日発表された日本のGDPは3四半期ぶりにマイナスに転じるなど欧米に比べてワクチン接種の遅れもありコロナ感染による経済低迷が続く。
一方米国ではワクチン接種した人はマスク規制が解除されるなど経済正常化が進みテーパリングへの思惑が高まる。
欧州でも遅ればせながらワクチン接種の広がりから経済正常化へ向けた動きがユーロ買いを促した。
いち早くワクチン接種が進んだ英国ではコロナ規制緩和が進むなど、ユーロやポンドは対ドルだけではなく対円でも買いが進みやすい状況が続く。
欧米でのテーパリングの思惑が金利上昇を促す一方株式市場は不安定な動きが続く。
相場の転換期に差し掛かっているものの市場はまだリスクオンの雰囲気が残っており、まだぬるま湯から抜け出せないようだ。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。

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