ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2021-05

[米ドル円]ドル高と円高

(米ドル円2時間足)


久しぶりにドル円は上下に大きく動いた。
東京市場では仲値買いが先行したが株価の下落を背景に円買いが進み上値が抑えられた。
欧州市場では米長期金利が上昇したことでドル買いが先行。ドル円も109円33銭まで買いが進んだ。しかし、NY市場にかけてダウがマイナス幅を拡大すると円が全面高。ドル円は損切りを巻き込みながら108円58銭まで急落した。
NY時間にFOMC議事要旨が公開されテーパリングの議論開始が示唆されると一転ドル買いが進みドル円は109円まで買い戻されるなど往って来い。
久しぶりにドル円は大きな動きとなった。
市場はテーパリングが近いとの見方をこれまで以上に意識し始めている。しかし、あくまでテーパリング実施は景気回復による物価上昇が明らかとなったときということも市場は認識している。
金利上昇によるドルと株安による円高の綱引きが今後も続くものの110円から108円のレンジを抜け出るのはまだ先になりそうだ。

ドル円予想レンジ:109円50銭(76.4%)~108円80銭

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。

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[ユーロ米ドル]ダブルトップ形成

(ユーロ米ドル日足)


東京市場でユーロは1.2220付近で様子見姿勢が続いていたが欧州市場が始まったところ1.2245まで上昇。今年の2月に付けた高値1.2243を一瞬上抜けたがすぐに反落。短期筋が買いを仕掛けたものの失敗したとみられる。一旦押し戻されたがNY市場が始まりドル売りが先行すると再度1.2238まで上昇。しかし、欧州市場で付けた高値に届かずに失速。
その後FOMC議事要旨でテーパリングの議論開始が示されたとの報道でドル買いが進み1.2160まで下落した。
結果的に1.2245でダブルトップを付けた可能性が高まったことで短期的に下値を試す展開が強まるとみる。
1.21ドル付近に位置するボリンジャーバンドの中心線を下回るようなら1.2ドルの大台を試す展開が予想される。

ユーロドル予想レンジ:1.2210~1.2140(38.2%)

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[豪ドル円]リスクオンの勢い衰え

(豪ドル円日足)


欧州市場に入り資源国通貨を中心とした売りが先行。85円付近で頭が抑えられていた豪ドル円はじりじりと下落。
NY市場でダウが大幅安で始まるとリスクオフの円買いが進み84円05銭まで下落。その後84円ミドルまで買い戻しが入ったが頭の重い展開は続いている。
市場はFRBの早期テーパリングへの思惑が広がる中で株価のこれまでの上昇に陰りが見え始めている。
世界的な経済正常化による資源需要の高まりを背景とした資源国通貨買いにも一服観が漂う。
ただ、市場の余剰マネーは依然として行き場所を求めており資源国通貨の下値も限定的とみる。

豪ドル円予想レンジ:84円70銭~83円60銭(61.8%、BB下限)

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。

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[全般]FRBのテーパリング

NY時間に公開されたFOMC議事要旨でテーパリングに関する言及があったことが伝わるとドルは全面高。一方株式市場は議事要旨公開を控え既に三指数ともに続落。市場は不安定な動きのなかでドル高と円高の綱引きが続く。
昨日の東京市場でドル円は仲値買いが先行したものの日経平均株価が反落したことで円買いも進みドル円は上値の重い展開で推移。
欧州市場に入ると米長期金利が上昇したことでドル買いが先行。特に資源国通貨である豪ドルやカナダドルなどに対してドル買いの勢いが強まった。ドル円も109円台を上抜けると109円33銭まで買われた。
しかしNY時間に入ると一転。時間外のNYダウ平均がマイナス幅を拡大するとリスクオフの円買いが進みドル円クロス円ともに下落。ドル円は108円58銭まで急落した。
NY株式市場が開くとダウは400ドルを超えるマイナスでスタート。FOMC議事要旨ではタカ派的な内容が示されるとの思惑が先行したと思われる。
そのFOMC議事要旨では「一部の参加者は今後の会合でテーパリング協議を開始することが適切になる考えを示した」との報道が伝わるとドルは一気に上昇。ドル円は109円30銭まで反発するなど往って来い。資源国通貨は一層下落幅を拡大する中でユーロやポンドも上値の重い展開が続いた。
結果的に株安円高、そしてドル高の動きが進むなど市場ではテーパリングが早期に実施されるとの見方が一層強まった。
ただ、市場には依然として余剰マネーが滞留しておりリスクオフの動きは一時的とみている。
FRBは市場の混乱を抑えようと、これまでの緩和政策継続姿勢を今後も崩さないだろう。
それに対して市場は疑心暗鬼ながらもぬるま湯相場に浸かっていたいとする綱引きが暫く続きそうだ。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。

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