ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2021-05

[米ドル円]ドル安円安の綱引き

(米ドル円日足)


週明け東京市場で豪ドルなどを中心にドル全般に上値の重い展開でスタート。
109円付近で始まったドル円も欧州市場にかけて売りが強まり108円70銭まで下落。その後ポンドの急落に伴いドル買いが強まり108円98銭まで反発したものの、ユーロ売りが強まるとドルの上値も抑えられた。
NY市場ではテーパリングの思惑が後退したことで米長期金利が低下し株式市場が上昇。
ドル売りが先行しドル円は108円71銭まで下落したがリスクオンの円安がドル円の下値を支え下げ渋った。
ブレイナードFRB理事は「インフレの上振れが持続する可能性は低い」と発言したものの、市場は遅かれ早かれ動き出すとの見方を変えていない。
目先はドル安が進みやすい状況であり、下値の堅さを確認する動きが予想される。
下値目途としてはフィボナッチ61.8%戻しでボリンジャーバンドの下限が位置する108円40銭付近が意識される。

ドル円予想レンジ:109円00銭~108円40銭(61.8%、BB下限)

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。

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[ポンド米ドル]1.42ミドルのダブルトップ


(ポンド米ドル日足)


欧州市場が始まる直前に上昇傾向にあったポンドは1.4171から一気に1.4110まで下落した。特に材料があった訳ではなくユーロポンドの纏まった買いがあったとみられる。その後は下値でもみ合いが続いたがNY市場に入ると一転。米長期金利が低下したことでポンド買い戻しの動きが入り1.4168まで反発。ほぼ往って来いとなるなど投機筋の動き中心とみられる。
ベイリーBOE総裁も「物価上昇が予想されているが長期的な影響は及ばない」と発言。また、「ポンド高は貿易価格に下落圧力をかけている」などポンド高けん制発言もあり上値は抑えられそうだ。
1.42ミドルがダブルトップになったと可能性もあり戻り売りスタンスで臨みたい。

ポンドドル予想レンジ: 1.4240~1.4100(38.2%)

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[豪ドル米ドル]銅価格の低下

(豪ドル米ドル日足)


東京市場で豪ドルは堅調に始まり0.7743まで上昇。その後中国が「商品先物を巡るいかなる違反も容認しない」との報道で銅価格が下落すると豪ドルも0.7707まで下落した。
しかし、世界的なワクチン接種の広がりによる経済正常化に向けた資源価格の需要期待が豪ドルの下支えとなり、押し目で買い戻しが入った。
NY市場では米長期金利が低下したことでドル売りが進み豪ドルはアジア市場で付けた高値を上抜け0.7757まで上昇して引けている。
豪ドルの底堅さが寧ろ確認された格好だが、米長期金利も低下傾向にあり目先はレンジ相場が継続するとみる。
レンジの下限であるボリンジャーバンドの位置する0.77ドル割れは押し目買いチャンスとみる。

豪ドルドル予想レンジ:0.7770(BB中心)~0.7690(BB下限)

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。

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[全般]米長期金利低下でドル全面安

欧米でワクチン接種の拡大による経済正常化に向けた動きが高まる中で各国中銀はテーパリングへの思惑を抑える動きが目立ち始めている。マーケットは一先ず中銀の緩和継続姿勢を受けいれ米金利も低下しドル安が進んだ。

週明け東京市場では商品相場が軟調な動向を受け資源国通貨の豪ドル売りが先行。中国が「商品先物を巡るいかなる違反も容認しない」との報道を受け銅価格が下落。ドル売りが強まるとドル円は109円付近から108円80銭付近まで下落した。
欧州市場でもドル売りが先行しユーロやポンドも上昇して始まったが、その後ユーロポンドの纏まった買いが入りポンドが急落。一時的にドル買いが強まるとドル円も109円付近まで上昇。
その後ポンドの下げが収まったもののユーロは底堅い動きが継続するとドルは全般に上値が抑えられた。
NY市場では株式市場は続伸して始まると米長期金利が低下。高止まりしていたドル円も一気に108円71銭まで下落。
ブレイナードFRB理事が「インフレが上振れ持続する可能性は低い」など市場のテーパリングの思惑を抑える発言もあり金利を押し下げた。結果、株式市場も好感し3指数ともに続伸し円安の動きも重なりドル円の下支えとなった。
この日はベイリーBOE総裁が「物価上昇が予想されるが長期的な影響は及ばない」など、FRBと同様に市場のテーパリングへの思惑を打ち消す動きが目立つ。
今のところ落ち着いてはいるが各中銀が早晩テーパリング実施に動き始めることは必至。
その前に株や債券、そしてドルも少しずつポジションの縮小に動き始めるとみる。

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商号 : ヒロセ通商株式会社
業務内容 : 第一種金融商品取引業
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