[米ドル円]上昇チャネルの下限

週明け東京市場の早朝にドル円は一時109円40銭まで下落。先週の雇用統計の結果テーパリング観測が後退したことでドル売りが先行。市場が開くと109円63銭まで反発したがクロス円の売りが強まりドル円も押し戻された。
欧州市場ではユーロが対ドル対円の売りが強まるとドル円も上値の重い展開で推移。
ドル全般に売られる中でドル円は先週の安値109円33銭を下回ると損切りも散見された。NY市場ではダウがマイナスに転じるとドル円はこの日の安値となる109円19銭まで下落。その後も上値が重い展開が続いた。
特に今日も目立った材料はなく小幅な動きが予想されるが、ドル売り圧力は依然として残る。
上昇チャネルの下限が109円付近に位置することから、そろそろ下げ止まりとみる。
ただし、クロス円の売りが強まるようなら下限をブレークし、ボリンジャーバンドの下限が位置する108円ミドル付近が視野に入る。
本日のドル円予想レンジ: 109円60銭~108円90銭(50%)
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[ユーロ米ドル]ロシアのユーロシフト

週明けアジア市場でユーロは上値の重い展開で始まると1.2145まで下落。しかし、欧州市場に入ると先週からのドル売りの流れもあり下げ止まった。
その後ロシアが外国為替の流動性をユーロにシフトする刺激策を検討しているとの報道からユーロは上昇。先週の米雇用統計後の高値1.2185を上回ると1.2201まで上昇。
先週のADP発表前の高値レベルに押し戻され、ユーロショートカバーはほぼ一巡した格好だ。
ロシアのユーロシフトのニュースでユーロショートカバーを促すきっかけになったものの実際の市場への影響はないとの見方もある。
今週のECB理事会を控え全般にポジションは軽くなっていることから1.22ドル台は短期的に売りを出したい。
ユーロドル予想レンジ:1.2220(76.4%)~1.2140
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[カナダドル円]買い材料出尽くし

東京市場で90円78銭を付けたのを最後にカナダ円の売りが強まりNY市場で90円32銭まで下落した。その後90円63銭まで買い戻されたが再び引けにかけて売りが強まり90円40銭まで下落。
カナダ円は4月21日のBOC政策会合でテーパリング実施を決定したことで上昇が続いた。また、原油価格の上昇もカナダドル買いを促すなど買い材料が続いた。
今週のBOC会合では特に目立った材料は期待できないことからそろそろ材料出尽くし観も漂う。
中長期の上昇は継続とみるがBOC会合を控えポジション調整のカナダドル売りが一段強まるとみる。下値目途として5月に入りもみ合いが続いた90円付近が最初のサポートとみるが、勢いがあれば89円ミドル付近も視野に入る。
カナダ円予想レンジ:90円60銭~89円80銭(50%)
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[全般]テーパリングへの思惑後退でドル続落
週明け東京市場の早朝に再開した米中協議が難航しているとの見方からドル売りが先行した。また、この日発表された中国5月貿易収支が人民元高により黒字が減少したことなどからクロス円が全般に上値の重い展開で推移。109円64銭まで上昇したドル円は109円38銭まで押し戻された。
欧州市場ではユーロを中心にドル買い戻しの動きが先行したもののすぐにドルは反発。
先週末の米雇用統計が予想を下回りテーパリングの観測が後退したことなどからドル売り圧力が高まるとドル円クロス円ともに上値が抑えられた。
NY市場が始まると一層ドル売り圧力が強まる中でユーロは1.22ドルを回復。ドル円は先週の安値109円19銭まで下落するなどドルは軟調な地合いが継続。
米雇用統計は予想を下回ったものの米経済の正常化は続いていることから市場はFRBのテーパリングが早まるとの見方を変えていない。一時的に低下した米長期金利も昨日は下げ止まりから反発する場面も見られるなどドルの下値も限定的。
来週のFOMC会合まではドルは方向感が乏しく、アジアでドルやクロス円が売られると欧米市場で買い戻されるといった短期的なポジションのやり取りが中心の相場展開が継続。
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注意喚起
店頭外国為替証拠金取引は、為替レートの変動等による損失発生のおそれがあり、かつ、その損失が預託証拠金を上回ることがあります。また、想定元本と比較して、少額の資金で取引することができるため、多額の利益を得ることもありますが、短期間のうちに多額の損失を被る可能性があります。 スワップポイントは、受け取れる場合もあれば、支払わなければならない場合もあります。また、将来にわたり、保証されるものでもありません。 取引レートは、2way priceです。売値と買値には差があり、その差をスプレッドといいます。取引手数料は無料ですが、スプレッドがお客様のコストとなります。 個人のお客様の必要証拠金は、想定元本× 4%以上の額で、法人のお客様の必要証拠金は、法令等の規定する方法で算出した為替リスク想定比率×想定元本以上の額となります。
取引にあたっては、契約締結前交付書面をよくお読みいただき、内容をご理解の上、ご自身の判断により取引を行っていただきますようお願いいたします。
商号 | : | ヒロセ通商株式会社 |
業務内容 | : | 第一種金融商品取引業 |
登録番号 | : | 近畿財務局長(金商)第41号 |
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