ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2021-06

[米ドル円]膠着相場継続

(米ドル円日足)



東京市場では短期筋の仕掛けとみられる買いが入り109円20銭から109円44銭まで上昇。欧州市場でもドル買いが先行しドル円も109円55銭まで買われた。
その後は米長期金利の低下に伴い109円28銭まで押し戻された。ただ、109円10銭付近にはオプション絡みの買いが控えているとの噂もあり売りは続かずに買い戻しが入った。
買いの噂が出るような時というのはそれだけ動意が乏しいということで、今日も膠着状態が続く可能性が高い。
109円60銭付近の天井を形成しており、次に上昇チャネルの下限となる109円前半を割り込むようなら一時的に108円台を覗きに行く可能性もある。
ただ、明日のCPIを控え短期筋中心の動きとなるため108円台では買いを入れたい。

ドル円予想レンジ: 109円60銭~108円90銭(50%)

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[ユーロ米ドル]ECB理事会を控え様子見姿勢

(ユーロ米ドル日足)



昨日の欧州時間に発表されたドイツの4月鉱工業生産が予想を下回るとユーロは上値の重い展開でスタート。その後発表されたドイツやユーロ圏ZEW景況指数もそれぞれ予想を下回ったこともユーロの重石となった。
しかし、その後米長期金利が低下するとユーロは反発。1.2193まで上昇したが1.22ドルの上値が意識され押し戻された。
明日はECB理事会を控えているだけにポジションを傾けにくく、上下に振らされたとしても1.21ドル台の狭いレンジ内の動きが継続。
1.21後半では売りを出したい。

ユーロドル予想レンジ:1.2200~1.2130(50%)

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[カナダドル円]BOC政策会合で下押しあれば買い

(カナダドル円日足)

CAD_JPY_20210609_hiashi.jpg


昨日のカナダ円は東京市場から底堅い動きでスタート。90円40銭の安値から始まり欧州市場で90円65銭まで上昇。その後NY市場で利食いとみられる売りが入り90円32銭まで押し戻される往って来い。
今日開かれるBOC政策会合を控えポジションは全般に軽くなっていると思われる。
4月の会合で債券買い入れを縮小し来年には利上げの可能性も示唆したことでカナダ買いが加速した。今回は現状維持と予想されるがカナダが先進国の中で先んじてテーパリングを実施したことで上昇トレンドは今後も継続。押し目買いのチャンスがあれば拾っておきたい。
下値目途としては50%戻しとなる89円80銭付近。このレベルにはボリンジャーバンドの下限も位置することから強いサポートとして意識される。

カナダ円予想レンジ:90円80銭~89円80銭(50%)

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[全般]明日のCPI控え様子見姿勢

米国のテーパリング時期を探る注目指標となる米5月CPIの発表を控え市場全体に様子見姿勢が強まり値動きは狭まっている。短期的には上下に振れたとしても往って来いの相場になりやすい。

昨日の東京市場では朝方ドル円の買い仕掛けが入り109円ミドル付近まで上昇。前日のドルショートポジションが炙り出された格好だ。
欧州市場ではユーロやポンド売りが先行。この日発表されたドイツの鉱工業生産やZEWが予想を下回ったことがユーロの重石となった。英国でコロナ抑制のための行動規制が延期されるとの見方からポンドも軟調な地合いで推移。結果、ドルが全般に買いが強まるとドル円も109円55銭まで上昇した。
しかし、その後NY市場にかけて米長期金利が低下したことでドルは反落。ドル円は109円28銭まで押し戻された。
NY株式市場は明日発表の米5月CPIを控え三指数ともに様子見姿勢が広がり小幅な動きにとどまった。
先月発表された米4月CPIは予想を大きく上回ったことでドルが全面高となりドル円も1円余り上昇した。その前週末に雇用統計が予想を下回りドル売りが強まっていただけにその反動も重なった格好だ。
今回は先週末の雇用統計の結果で前月と同様にドル売りが強まったことから今回もCPIの結果次第ではドル買戻しが強まるとの期待がある。
しかし市場の思惑が広がり過ぎると発表前に既に仕込み過ぎて発表後は寧ろ予想の反対の動きになりやすい。
明日のCPI発表前にドルの買い戻しが入るようなら一段のドル売りが強まりかねない。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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