ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2021-06

[米ドル円]FOMC会合に注目

(米ドル円日足)


明日未明に開かれるFOMC会合を前に市場は様子見姿勢を継続。ドル円は109円99銭から110円16銭と狭いレンジ内でのもみ合いに入った。
今回のFOMC会合は注目が集まるもののテーパリングの協議が始まるのはまだ先であり、その時期が示されるようなら一時的にドル買いで反応したとしても上値は限られるとみる。
反対に、これまでと同様の内容が踏襲されるようなら失望売りが強まる勢いは高そうだ。
ただテーパリングを検討する時期としては8月のジャクソンホールでの会議あたりからとの見方が多く、最終的に協議開始は視野に入ることから下値も109円ミドル付近で下げ止まるとみている。

ドル円予想レンジ: 110円33銭(6月4日高値)~109円40銭(50%、BB中心)

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。

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[ポンド米ドル]FOMC控えポンド狙い撃ち

(ポンド米ドル日足)


FOMC会合を控え市場全体に様子見姿勢が強まる中でポンドは唯一値動きがあった。
東京市場からポンドは1.4110を挟んで小動きが続いたがロンドン市場が始まると一転。1.4120から1.4035まで下落した。前日にロックダウンの延期を発表したことで経済正常化に向けた動きが長引くとの見方がポンド売りに傾いた。
ただ、ジョンソン首相は依然として強気の姿勢を崩していないことからポンドも本格的な売りにはつながっていない。
明日未明に開かれるFOMC会合でテーパリングの協議に関して何らかの示唆があれば一時的にドル買いが進みポンドは昨日の安値を再度試す展開が予想される。
ただ、最近のポンドは投機筋に狙われやすく大きく崩れたとしてもすぐに戻る往って来いの可能性が高く利食いは早めに入れたい。

ポンドドル予想レンジ:1.4150(BB下限)~1.3960(50%)

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[豪ドル円]FOMCイベント後はリスクオン

(豪ドル円日足)


今月の最大のイベントとなるFOMC会合を控え豪ドルは修正の売りが入りやすくなっている。
昨日の東京市場で豪ドル円は84円91銭を付けたが前日の高値84円93銭には届かず失速。NY市場にかけて売りが強まり84円52銭まで下落。ほぼ安値圏で引けている。
明日未明に開かれるFOMC会合を控え全般に様子見姿勢が続くなかで豪ドル円はやや上値の重い展開となっている。
4月から保ち合いが続いており短期的にはそれ程ポジションの偏りはなく、イベント前ということで調整が入ったとしてもボリンジャーバンドの下限が位置する84円前半は底堅いとみる。
FOMCのイベント終了によりリスクオンの動きが再び強まれば保ち合いの上限を試しに行くと予想する。

豪ドル円予想レンジ:85円10銭(BB上限、61.8%)~84円20銭(BB下限)

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[全般]FOMC前の静けさ

明日未明に開かれるFOMC会合を控え市場は様子見姿勢が強まる中でドル円は17銭の小動き。NY時間に発表されたPPIや小売売上高、NY連銀製造業景気指数、そして鉱工業生産といった重要指標が発表されたが市場はほとんど反応を示さなかった。
株と債券ともに小動きの中で原油価格のみが上昇するなどリスクマネーは依然として投資先を探る展開がみられる。

明日のFOMC会合では現状維持が予想されるが一部でテーパリングの協議開始を示唆する文言が示されるのではといった見方も一部ありドル円は底堅い動きで推移。日銀との政策の温度差がドル円を110円台に押し上げた。
お隣のカナダでは既にテーパリングの動きを見せているものの、FRBは依然として物価上昇などは一時的な現象として捉えており、コロナからの回復が本物かどうかを確信するまで様子見姿勢を崩す動きをみせない。英国では再び感染が拡大しロックダウンの延期を決定。米国でも一部でワクチン接種が進んだとしても集団免疫は難しいとの報道も聞かれる。
もし米国で再び感染拡大となれば市場は再び景気減速への懸念が高まりテーパリングへの思惑は一気に後退しかねない。
そうなればリスクマネーは株式やリスクの高い商品などへ流れ込み円安とドル安が進むことになる。
ただ、今の市場はどこか不安は残るものの経済正常化に向けた動きを背景に、FRBに対してテーパリングの催促相場的な動きが続く。
この夏一番のビッグイベントとなるとの見方もあり、嵐の前の静けさ状態が今日も続く。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。

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