ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2021-06

[米ドル円]円安進み今年最高値

(米ドル円日足)

USD_JPY_20210624_hiashi.jpg

東京市場からドル買いが先行。ドル円は110円85銭まで上昇した。
欧州市場ではクロス円の買いが再開すると短期筋と思われる仕掛け的な買いが入り111円台に上昇。111円10銭を付けた後は利食い売りが入り損切りを巻き込み110円67銭まで下落した。再度買い戻しが入ったもののNY勢が参入するとドル売りが先行。
その後FRB専務理事やダラス連銀総裁などのタカ派的な発言もありドル買いが強まるとドル円は111円台に乗せるなど底堅い動きで引けている。
パウエルFRB議長の発言で一先ず市場は緩和政策継続への期待から株価は平静を保ちリスクオンの円安が再開。クロス円の買い戻しがドル円を押し上げた格好だ。
その後クロス円の買い戻しもほぼ一巡した可能性があり、ここからのドル円の上昇も限定的とみる。
再びタカ派的な見方が広がるようなら再度クロス円の売りが強まりドル円も下落に転じるとみている。
111円台からの買いは短期筋中心となるため戻り売りスタンスで臨みたい。

ドル円予想レンジ:111円20銭~110円50銭(50%)

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。

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[ユーロ円]買い戻し後の動きに注目

(ユーロ円日足)

EUR_JPY_20210624_hiashi.jpg

東京市場でユーロ円は上値の重い展開となったが欧州市場が始まると上昇に転じた。
この日発表されたユーロ圏製造業PMIが予想を上回り15か月ぶりの高い水準となったことで景気回復への期待が高まった。
一旦収まったかと思われたユーロ円は再び買いが強まりこの日の高値となる132円70銭まで上昇した。
その後111円台に乗せたドル円が急落するとユーロ円にも利食い売りなどが入り132円25銭まで押し戻された。
その後は買い戻しも見られたがロンドンフィキシングにかけて対ドルでユーロ売りが強まるとユーロ円も上値が抑えられた。
FOMC会合で下落が始まったレベルの133円付近に近づいたことでほぼ買い戻しも一巡したとみる。
133円付近を天井に戻り売りで臨みたい。

ユーロ円予想レンジ:133円00銭(BB中心)~131円70銭(38.2%)

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。

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[ポンド米ドル]BOE政策会合でガイドライン見直し観測

(ポンド米ドル日足)

GBP_USD_20210624_hiashi.jpg

東京市場では上値の重かったポンドドルは欧州市場にかけて上昇。パウエルFRB議長の発言によりドル売りが強まったことやポンド円の買い戻しも散見された。
NY市場では1.4ドルの大台に乗せたがその後ロンドンフィキシングにかけてドルの纏まった買いが入ると再び下落に転じた。
1.4ドルは先週のFOMC後に付けた安値で昨日上抜けできなかったことで一旦は上値が抑えられている。
本日開かれるBOE政策会合ではこれまで緩和政策が続いたガイドラインの見直しが発表されるようなら1.4ドルを上抜けFOMC前の1.41ドル台に上昇する可能性はある。
しかし、既に市場はガイドランイン見直し観測からポンドの買い戻しが入ったことから織り込み済み。
もしそれ以上に踏み込んだ内容が示されるようならFOMC会合前のレベルである1.41ドル付近までの上昇も視野に入る。

ポンドドル予想レンジ:1.4020(50%)~1.3920

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。

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[全般]クロス円巻き戻し一巡か

パウエルFRB議長発言で高まり始めていた早期テーパリングと利上げ観測が後退。急落したクロス円の巻き戻しが入りFOMC前のレベル付近まで押し戻されるなどポジションは一巡した観もある。
昨日の東京市場ではドル買いが先行。110円ミドルで始まったドル円は目先の損切りを巻き込みながら110円85銭まで上昇。ユーロやポンドに対してもドルが買われるなどドル中心の相場展開となった。
欧州市場に入ると一転、ポンドを中心にクロス円の買いが先行。円が全面安となる中でドル円は投機筋と思われる仕掛け的な買いが入り111円台に上昇。111円10銭まで上昇したところで利食い売りが入り今度はドルロングの損切りを巻き込み110円67銭まで押し戻された。
その後はドル買い戻しがみられたがNY市場に入ると再びドル売りが先行。ドル円も上値が抑えられた。
その後は米長期金利が1.5%近くまで上昇。ドル円も再び111円台に乗せたもののクロス円の売りが断続的に入ると円買いがドル円の上値を抑えた。
早期テーパリングの思惑が高まると株式市場が売られクロス円が下落。
反対にその思惑が否定されると株式市場が買われクロス円の買い戻しが入るといった動きがみられる。
パウエルFRB議長はFOMCで急速に高まったタカ派的な見方に対しての火消しに回ったが、いずれ緩和政策の転換に動く可能性は示している。
市場はあえてFRBに乗せられているようにも見える。
その中でクロス円の動きは最も相場の実体を反映している。
FOMC前のレベルにクロス円はほぼ近づくなどポジションはほぼ一巡した観もある。
ここから買いを仕掛けたとしても短期的な上昇で終わりそうだ。
最終的に緩和政策転換といったコンセンサスが広がれば改めてクロス円は下値を探る展開が始まるとみる。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。

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業務内容 : 第一種金融商品取引業
登録番号 : 近畿財務局長(金商)第41号
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