ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2021-06

[米ドル円]クロス円の動向次第

(米ドル円週足)


FRBの早期テーパリングへの思惑が高まり前週下落したクロス円の買い戻しが入るとドル円も上昇。その後パウエルFRB議長発言で抑えられたものの世界的な株価上昇によるリスクオンがドル円クロス円の下支えとなった。
ただ、111円前半でダブルトップを形成しており今週も111円付近で上値が抑えられるようならドル円は下値を試しにいくとみる。
注目は6月ISM製造業と週末発表の米雇用統計に集まる。
もし、雇用統計で再び早期のテーパリングの思惑が高まるようならクロス円は下落に転じドル円も110円割れを試す展開を予想。
反対にそれらの経済指標が予想を下回ったとしても一時的な落ち込みと市場は判断し相場への影響は限られるだろう。

本日のドル円予想レンジ:110円00銭~110円40銭(50%)
今週のドル円予想レンジ:112円00銭(BB上限)~109円70銭(38.2%)

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。

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[ユーロ円]HICPとラガルド発言に注目

(ユーロ円日足)


先週発表されたユーロ圏6月製造業PMIが総合で59.2と15年ぶりの高水準となるなどユーロ圏経済が急速に回復に向かっていることが示された。
一方ECBはテーパリングには慎重な姿勢を崩していない。
今週は6月HICPが発表されるが、前月は2%とECBのインフレ目標レベルに近付いた。今回も2%に達するようならECBのテーパリングへの思惑が高まりユーロ買いは上昇に転じる可能性が高い。
ただ、週末にはラガルドECB総裁の発言を控えており、改めて緩和政策継続姿勢が示される可能性が高く、再びユーロ売りが強まりかねない。
テクニカル的にみるとユーロ円は132円ミドルからボリンジャーバンドの基準線の位置する133円付近は強いレジスタンスとなっている。

今週のユーロ円予想レンジ:133円00銭(BB基準線)~ 131円00銭(61.8%、BB下限)

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[カナダドル円]OPECプラスとカナダGDP

(カナダドル円日足)


先週のカナダ円は大きく反発。FOMC後に下落した値幅をほぼ解消した格好だ。
カナダ中銀BOCは先進国に先駆けてテーパリングを実施するなどコロナ危機から脱したことで景気回復による物価上昇を抑える動きを打ち出した。その後FRBが金融緩和の転換に動き出したことでカナダ売りが強まったが、パウエルFRB議長発言で結局買い戻された格好だ。
WTIは2年8か月ぶりの高値を更新するなどカナダ経済にとっては追い風となっている。
ただ、今週7月1日にはOPECプラスが開かれるが8月以降の産油量拡大の動きが聞かれるだけに原油価格の下落につながりかねない。
また、先週発表されたカナダの小売売上高が落ち込んでいることから今週発表の4月GDPも前月からの悪化が強まると予想される。
90円台を回復したものの、直近のカナダ経済の悪化により再び下落に転じる可能性が高まる。

今週のカナダ円予想レンジ:90円80銭~88円90銭(61.8%、BB下限)

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[全般]米雇用統計とゴルディロックス相場の継続

先週はFOMC後に急落したドル円やクロス円の巻き戻しが一気に強まりドル円は111円台に乗せてきた。
早期のテーパリングや利上げの思惑で株式市場の下振れリスクが増したことでパウエルFRB議長は火消しに回った。先週の議会証言で議長は物価上昇は一時的なものとのこれまでの姿勢を改めて主張。結果として市場は当面テーパリングの議論はあっても実施はまだ先との見方から株式市場は連日上昇。ダウは週を通して1100ドル余り上昇。ナスダックは史上最高値を更新するなどリスクオンの動きが進んだ。
また、バイデン政権が1.2兆ドルのインフラ投資法案に超党派の上院議員と合意したことでリスク選考の動きが高まり株価をさらに押し上げた。
結果クロス円やドル円の買い戻しが強まりクロス円はほぼ往って来い。ドル円は今年最高値となる111円11銭まで上昇した。
週末に発表された5月のPCEコアデフレーターは予想通り3.4%と約29年ぶりの高水準となった。2か月連続でFRBの目標であった2%を上回るなど緩和政策の早期転換を示唆するものとなった。
しかし株式市場は緩和継続と景気回復の両方をとるなど「良いとこ取り」状態の中で楽観的な見方が依然として続いている。
今週は米雇用統計が発表される。
先週末にローゼングレン・ボストン連銀総裁が「来年末には完全雇用になると予想」「完全雇用になるまでFRBは利上げしない」など、利上げのタイミングは雇用統計次第といった発言をしているだけに雇用統計に市場の注目が集まる。
7月発表の雇用統計では失業率が前月の5.8%から5.7%に低下し、雇用者数が69万人増と前回の55.9万人を上回ると予想される。予想以上の好結果となれば早期テーパリングへの思惑が再び高まり、前回のFOMC後のようにクロス円とドル円は再び下落に転じる可能性が高い。
反対に予想を下回ったとしても好調な流れに変化はないと捉えられ一時的なドル売りがあっても値幅は限定的とみる。
居心地の良いゴルディロックス相場はまだまだ続きそうだ。

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