ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2021-06

[米ドル円]クロス円の下落で上値抑えられ

(米ドル円日足)


週明け東京市場ではクロス円の売りが先行したことでドル円は110円62銭まで下落。それに対して欧州勢はクロス円の買いで参入。ドル円もNY時間に向けて110円97銭まで買いが進んだ。しかし、111円にはまとまった売りが並んでいたとの観測から失速。先週上昇した米長期金利も低下したことでドル売りが進み110円70銭付近まで下落。更にロンドンフィキシングにかけて纏まった円買いが入ると110円50銭まで下落。ほぼ安値圏で引けている。
ここにきて英国や豪州など、感染が抑えられていた国で変異株の感染が新たに広がり始めている。ワクチン効果への疑問が膨らむようならリスクオフの円が買い進みかねない。
週末の雇用統計を前に大きな崩れはないとみるが111円の上値が意識され始めていることから110円前半あたりを試す展開は想定内。

ドル円予想レンジ: 111円00銭~110円40銭(50%、転換線)

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。

テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー

[ユーロ円]ハト派要人発言

(ユーロ円日足)


早朝東京市場でユーロ円の買い戻しが見られ132円34銭を付けたが市場が始まると売りが先行。131円90銭まで売り込まれた。
欧州市場では東京市場のポジション巻き戻しに入り132円前半まで回復したがNY市場では再び下落。
ホルツマン・オーストリア中銀総裁やデギンドスECB副総裁などのハト派的な発言が相次ぐ中で上値が抑えられた。
特にデギンドスECB副総裁は「ECBは中期インフレが目標を下回ったままと予想」「PEPPから公的部門証券買い入れプログラム(PSPP)への移行は近い将来行われるだろう」と発言。
緩和政策継続期待が広がるなかでクロス円も買い一巡の後だけにユーロ円は再び下落に転じるリスクが高い。
目先は50%戻しの131円30銭付近だが勢いがあれば131円付近も視野に入る。

ユーロ円予想レンジ:132円20銭~131円00銭(61.8%、BB下限)

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。

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[豪ドル円]シドニーのロックダウン

(豪ドル円日足)


週明け東京市場で豪ドル円は上値の重い展開で推移。
この日豪州最大の都市シドニーとその周辺地域で変異株の感染者急増を受け2週間のロックダウンに入ったことが伝わると豪ドル円は83円86銭まで下落。
その後84円11銭まで買い戻しが入ったものの欧米市場で再び売りが強まると83円60銭まで下落。そのまま安値圏で引けている。
豪州経済は現在の段階では堅調に推移しておりロックダウンによる直近での影響は限定的とみるが、短期的には豪ドルショートカバーが一巡したところだけに一段の下押しリスクが高まりやすい。

豪ドル円予想レンジ:83円90銭~83円20銭(50%)

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[全般]クロス円の下落リスク

先週巻き戻しが入ったクロス円が天井を打ち再び下落リスクが燻り始めている。英国やイスラエル、豪州などではコロナ感染が再び広がるなどワクチン接種が広がっても感染が止まらない状況で円買いが強まり始めている。

週明け東京市場ではユーロ円を中心にクロス円が軟調な地合いでスタート。また、豪州ではシドニーが2週間のロックダウンに入ったことが伝わり豪ドル円の売りも目立つなど円買いが進んだ。
欧州市場では東京市場で売られたポジションの巻き戻しを誘発するようにユーロを中心としたクロス円の買いが先行。ドル売りと円売りが綱引きとなりドル円は110円70銭付近でのもみ合いとなった。
その後NY勢が参入する時間帯に入るとドル買いが先行。ドル円は110円97銭まで上昇したが111円には届かずに失速。ユーロドルも1.19ミドル付近で上値が抑えられていたところで1.19付近まで押し戻された。
その後はダウが反落したことから米長期金利が低下。ロンドンフィキシングにかけて更にドル円クロス円ともに下落幅を拡大。月末や四半期末に絡んだ円買いが散見された。
経済的に目立つニュースはなかったものの、英国や豪州、イスラエルなどこれまでワクチン接種が進み感染が抑えられていた国で再び広がり始めている。
これが米国や欧州でも波及するようなら、これまでの感染が抑えられることによる経済正常化に対する期待が一転する可能性もある。そうなればテーパリングや利上げ期待が後退しかねない。
雇用統計前ということもあり今の段階ではまだその懸念はないものの、万が一不安が拡大するようならリスクオフの円買いとドル買いが進みクロス円は下落に転じることになる。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。

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業務内容 : 第一種金融商品取引業
登録番号 : 近畿財務局長(金商)第41号
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