ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2021-07

[米ドル円]111円12銭の最高値更新

(米ドル円日足)


東京から欧州市場にかけて米長期金利の低下に伴いドル円は上値の重い展開で推移。
その後NY時間に発表されたADP雇用統計が予想を上回るとドル買いが先行。また、5月の住宅販売保留指数も予想を上回り株式市場が上昇するとリスクオンの円安が進むとドル円は111円台に上昇。引けにかけて6月24日に付けた今年最高値の111円11銭を上回る111円12銭を付けている。しかし、損切りなどは見られず静かな上昇となっている。
6月末の特殊要因のドル買いという見方もあるがリスクオンの円安は今日のNY市場にかけて継続する可能性が高い。
ただ、明日の雇用統計を控えドルの調整売りがどこかで入る可能性が高い。
上値目途としてはボリンジャーバンドの上限が位置する111円40銭付近。

ドル円予想レンジ:111円40銭(BB上限)~110円60銭(38.2%)

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。

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[ユーロ米ドル]好調な米経済指標でドル高ユーロ安

(ユーロ米ドル日足)


東京から欧州市場にかけてユーロは1.19ドル付近で底堅い動きが続いた。
その後発表されたユーロ圏6月HICPが1.9%と発表されたが予想通りということで市場の反応は見られなかった。
寧ろその後発表された米ADP雇用統計や住宅販売保留指数などが予想を上回る好調な結果を示すとドル買いが先行。ユーロドルは1.1845と6月19日に付けた安値1.1848を下回った。しかし、ユーロ売りは続かずに買い戻しが入り引けている。
ロンドンフィキシングにかけて月末のドル買いが入ったこともユーロの上値を抑えた格好だ。
しかし、米長期金利は低下するなどユーロは対ドルで売られ過ぎとみられ、その巻き戻しが明日の雇用統計前に入るとみている。
売られ過ぎ買われ過ぎを示すRSIも30を下回ってきており、買いのチャンスとみる。

ユーロドル予想レンジ:1.1900(38.2%)~1.1830

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。

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[米ドルカナダドル]カナダ祝日で狙い撃ち

(米ドルカナダドル日足)


昨日のドルカナダは上下に振らされる荒っぽい動きが続いた。
欧州史市場で米長期金利が低下したことを受けドルカナダは1.2423から1.2355まで下落した。
しかしNY時間に発表されたADP雇用統計や住宅販売保留指数などが好調な結果を示したことでドルが全面高。ドルカナダは1.2420まで反発、しかし、欧州時間に付けた高値には届かずに失速。1.13後半で引けるなど上値の重さを確認した格好だ。
今日はカナダが祝日ということからNY時間にカナダドルの流動性が低下する中で投機筋の仕掛けが入る可能性がある。
買い戻しが一巡した後だけに下落リスクが高まる。
前日の安値1.23ミドルを下回ると損切りを巻き込む可能性が高い。

ドルカナダ予想レンジ:1.2420~1.2340(50%)

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[全般]雇用統計への期待からリスクオン

NY時間に発表された6月ADP雇用統計が予想を上回ったことでドルは全面高。米雇用市場の改善に伴う景気回復期待が株高ドル高と同時に円安を促した。

昨日の東京市場では日経平均株価が上昇して始まったもののその後下落幅を拡大。ドル円クロス円ともに上値の重い展開で推移。
欧州市場ではユーロや豪ドルが対ドル対円で売りが先行。クロス円全般に売りが強まった。
しかし、その後は利食い確定の買い戻しが入るなど短期筋中心の動きが目立った。
NY時間に発表された6月ADP雇用統計が69.2万人と予想の60万人を上回るとドル買いが先行。明日発表の米雇用統計への期待が高まった。ただ、前月が下方修正されていたことは懸念材料となりNYダウは小幅にマイナスで始まったものの、その後発表された5月住宅販売保留指数が13.9%と予想の5.2%を大きく上回ったことを好感。
前日発表されたケースシラー住宅価格が42年ぶりの高い伸び率となるなど過熱気味の住宅市場だが、それだけ景気回復を表すものとして市場は好感。
結果ダウは210ドル上昇、S&Pは史上最高値を更新するなどリスクオンの動きが高まりドル高円安が進んだことでドル円は111円台に乗せて引けている。
明日の雇用統計への期待が高まるものの、ADP雇用統計では前月分が下方修正されるなど一抹の不安も残る。
また、昨日は6月末ということから四半期末の特殊なドル買いが入ったとの観測もある。
今日のNY時間にはISM製造業景況指数が発表されるが予想を上回るようなら一段のドル買いが進む可能性がある。
ただ、雇用統計前にドル買いが進み過ぎた場合には実際に雇用統計が前月分を含み予想を下回ったときの反動は大きくなる。
いずれにしても、米長期金利が低下しているにもかかわらずドル買いが先行するなど不自然な動きがみられることからドルの反落には注意したい。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。

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商号 : ヒロセ通商株式会社
業務内容 : 第一種金融商品取引業
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