[米ドル円]リスクオフの円買い

東京市場で日経平均株価が大幅安で始まったことでドル円は110円40銭まで下落して始まった。このレベルは先週のサポートレベルであり、フィボナッチ50%戻しでもあったことで下げ止まった。その後は買い戻しが入る中で東京が4度目の緊急事態宣言を発令するとの報道を受け110円81銭まで反発した。その後はクロス円の売りが強まり110円50銭まで押し戻された。
FOMC議事要旨はハト派的な内容となりドル売りで反応したものの想定内ということで一時的な下押しとなり結局110円60銭付近で引けている。
緊急事態宣言は既に4度目ということから市場への影響は限られる中で米長期金利は低下。
クロス円の下落でドル高が進むもののドル円にとっては長期金利の低下による金利差からの円買いが優勢になりそうだ。
ドル円予想レジ:110円90銭~110円10銭(61.8%)
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。
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[ユーロ円]ラガルド総裁発言に注目

東京市場ではリスクオフの円買いが進みユーロ円は130円50銭まで下落したもののその後反発。欧州市場で131円台に乗せたがすぐに押し戻された。東京で4度目の緊急事態宣言を発令するとの報道を受け円買いが進み再びNY市場では東京で付けた安値とほぼ同レベルの130円46銭まで下落した。その後FOMC議事要旨公開を控え130円70銭まで買い戻しが入ったものの結局この日の安値130円40銭で引けている。
FOMC議事要旨では早期テーパリングに慎重な姿勢が見られたがECBも同様に今後も緩和政策継続姿勢が示されるとみられる。
今日のNY時間にラガルドECB総裁の発言を控え改めて慎重姿勢が示されるようなら一段のユーロ売りが強まる可能性が高い。
ただ130円付近は6月に付けた安値でありボリンジャーバンドの下限も位置するなど強いサポートとして意識される。
ユーロ円予想レンジ: 130円90銭~130円00銭(BB下限)
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[カナダドル円]原油価格の下落

東京から欧州市場にかけてカナダ円は堅調な地合いで推移。NY市場ではダウが反発したことで円売りが強まり89円12銭の高値を付けて始まった。
しかしその後WTIが反落。3%近い下落となったことで産油国通貨であるカナダドルに売りが強まりカナダ円は88円40銭まで下落した。
その後FOMC議事要旨の公開を控え買い戻しが入り88円80銭まで反発したものの上値が抑えられて引けている。
原油価格の上昇や先進国の中でもテーパリングを先駆けて実施するなどカナダ買いが先行したが、ここにきて押し戻されている。
カナダではワクチン接種が80%を超えて感染者数も減少しており今月の会合では債券購入額縮小に踏み切る可能性がある。
フィボナッチ50%戻しの88円30銭、6月21日に付けた安値87円96銭のサポートの堅さを確認できれば買いを入れたい。
カナダ円予想レンジ:89円00銭~88円30銭(50%)
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[全般]東京緊急事態宣言とFOMC議事要旨
昨日の東京市場は日経平均株価の急落に伴いドル円クロス円とも上値の重い展開で始まった。
しかしその後株価の持ち直しから買い戻しが入りドル円クロス円ともに下落前のレベルを上回った。
その後東京で感染者数が拡大し4度目の緊急事態宣言を発令するとの方針が伝わると円売りで反応。ドル円は110円81銭まで上昇するとクロス円も全般に買いが強まった。
しかし、その後はFOMC議事要旨公開を控えポジション調整の動きからユーロを中心にクロス円が全面安。ドル円はドル高円高の綱引きとなり110円後半でのもみあいが続いた。
注目されたFOMC議事要旨が公開されるとドル売りで反応。
「多数のメンバーはインフレが上向いている」としながらも「実質的な更なる進展の基準はまだ満たされていない」「何人かのメンバーはテーパリングにあたっては忍耐強くあるべき」といったハト派的な見解が示された。しかし、この内容は想定内のもので反応は一時的となりドル円クロス円ともに往って来い。
NY株式市場は三指数ともに史上最高値を更新。米長期金利も1.31%台に低下するなど緩和政策継続によるリスクオンが継続する一方で為替市場には将来への不安が燻るものとなった。
米長期金利が低下したもののドルは買われている。また、東京の4度目の緊急事態宣言発令の方針が伝わっても、その後は円買いが進んでいる。
為替市場は一旦は収まったかと思われたコロナ感染拡大が再び経済に悪影響を及ぼすのではといった不安を示しているように見える。
暫く株式や債券市場の動きと為替市場との温度差の違いによる動きが続きそうだ。
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