[米ドル円]世界同時株安、円全面高

アジア株が全面安となる中で東京市場の引けにかけ円買いが強まるとドル円は前日の安値110円40銭を下回り110円20銭まで下落。欧州市場でもリスクオフの動きが先行しクロス円全面安となるなかドル円は110円を割り込んだ。
NY市場でダウが500ドル近く下落して始まると一層円買いが進みドル円はこの日の安値となる109円54銭まで売られた。
世界的に再拡大する新型コロナウイルスへの懸念が広がったことで経済正常化への期待が不安に転じた。また、中国のネット企業への規制強化が株式市場に衝撃を与えたことがリスクオフを誘った。
NY株式市場は三指数ともに史上最高値を更新した直後だけに調整の巻き戻しとの見方もある。しかし、感染拡大は現実に始まっており緩和継続期待の高まりがドルの上値を抑えることになる。
今日のNY市場でもこの動揺が止まらないようなら本格的な調整の始まりになるかもしれない。年初に102円台にいたことを忘れてはいけない。
ドル円予想レンジ:110円20銭~109円10銭(61.8%)
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。
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[ユーロ米ドル]ECBの緊急金融政策の検証

東京から欧州市場にかけて米長期金利が急低下したことでドル売りが先行。ユーロドルは1.17台後半から上昇が始まり1.18ミドル付近まで上昇。
その後ECBが急遽20年1月から実施していた金融政策の検証結果を発表。これまでの物価目標を「2%未満」から「中期的に2%」に変え一時的な上振れを容認する姿勢を明確にした。これを受けユーロは1.1868まで上昇したがその後は米長期金利が反発したことで1.1840付近まで押し戻されて引けている。
世界同時株安の中でユーロ円の売りも強まりユーロドルの上値を抑えた格好だ。
一時的な物価上昇という懸念は感染拡大が収まる前提のものであり、もし再び感染拡大が深刻化すれば物価は一気に押し戻されることになる。今回の検証はタイミングが悪かったとみており、ユーロ買いは一時的とみる。
ユーロドル予想レンジ:1.1880(50%)~1.1800
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[豪ドル円]コロナ感染再拡大による資源国通貨売り

東京市場で豪ドルは対ドル対円で下落してスタート。東京が4度目の緊急事態宣言を決定したことや中国がネット企業への規制強化を打ち出したことでアジア株式市場全体が下落。欧州市場でも軒並み株価が下落して始まるとリスクオフの円買いが進み豪ドル円は82円80銭の高値から81円ミドルまで下落した。
NY市場でもダウが500ドル近い下落で始まるなどリスクオフの動きは継続し豪ドル円は81円32銭まで下落。一日で1円60銭近い下落となるのは今年3月23日以来となる。
コロナ感染拡大への不安が円買いと同時に資源国通貨の売りにつながった。この不安が本格的なものになるのであれば調整の売りにとどまらなくなる。
今の時点ではそこまで懸念するのは時期尚早ではあるが、不安が続くようなら市場は本格調整に入りかねない。
豪ドル円予想レンジ:81円90銭~81円00銭(38.2%)
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[全般]感染拡大と中国規制で世界同時株安
東京市場では東京が4度目の緊急事態宣言を発動することが決定された。また、世界が注目するオリンピックでは無観客ということが伝わるなど感染拡大への不安が広がる中で株価は大幅安で始まった。また、中国がネット企業に対し規制を強化するとの報道もありアジア株全般に売りが先行。リスクオフの円買いが一斉に強まりドル円は110円60銭付近から前日の安値110円40銭を下回り110円20銭まで下落。
欧州市場に入ると米長期金利が一時1.25%付近まで低下したことでドル売りも強まるとドル円は110円を割り込み109円75銭まで下落。
欧州株式市場もデルタ株の感染拡大を嫌気した動きが株価を押し下げリスクオフが加速。
ユーロやポンドも対円で下げ幅を拡大させた。
その後ECBが急遽戦略見直し会議で物価目標をこれまでの「2%未満」を「中期的に2%」と変更。物価の一時的な上昇を容認する構えを示したことでユーロ買いが強まった。
また、NY時間に発表された新規失業保険申請件数が予想を上回ったこともドル売りや株価の下落を加速させた。
NYダウは400ドル近い下落で始まるとドル円は109円54銭まで下落。クロス円の下げ幅も拡大した。
いよいよという観もあるが、変異株に対するワクチン効果が予想よりも効かないことなどが市場の不安を拡大。英国では感染者が一日3万人を超えた。また、東京都が4度目の緊急事態宣言を発令。通常では日本のこういった報道はほとんど影響しないがオリンピックという世界的に注目度が高まる中で世界的な感染拡大への恐怖が過ったと思われる。
また、中国のネット企業への規制強化は欧米への対抗措置とも捉えられるもので対立拡大への不安も株価を押し下げた。
前日までNY株式市場は史上最高値を更新するなど、その調整が始まったとみることもできる。
しかし安全資産である国債が買われた結果米長期金利が低下する過程でドルは寧ろ上昇し株価も上昇するなど歪な動きが目立った。
調整だとしても、これまで買われ過ぎた株や原油、そして円安の反動はまだ始まったばかりかもしれない。
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