[米ドル円]米長期金利低下で上値重く

パウエルFRB議長の議会証言を前に公開された証言原稿では早期テーパリング期待を高めるような内容ではなかったことから米長期金利が低下しドル売りが先行。ドル円は110円50銭から110円30銭まで下落。実際の発言もハト派的な内容となったことで更に金利が低下しドル円は110円を片足割り込んだ。
その後もドルの上値は重く109円95銭まで下落して安値引けとなった。
これまで早期のテーパリング期待からのドル買いが進んだ反動とみられるが、今回の証言で暫く金利は抑えられるとみられドル円も上値の重い展開が予想される。
7月8日に付けた安値109円53銭付近にはボリンジャーバンドの下限が位置することやフィボナッチ50%戻しでもあり強いサポートとして意識される。
ドル円予想レジ:110円30銭~109円60銭(50%、BB下限)
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[NZドル円]RBNZはLSAPを停止

昨日の東京時間に開かれたRBNZ政策会合では予想通り政策金利0.25%と大規模資産買い入れプログラムLSAPは据え置かれた。しかしLSAPを23日までに停止することが決定されるなど金融緩和のレベルを縮小することが明らかとなったことでNZドル買いで反応。NZドル円は76円80銭付近から77円60銭付近まで上昇。その後77円前半に押し戻される場面も見られたがNY市場に入っても底堅い動きが続いた。
先進国に先駆けてテーパリングを実施したRBNZだけに既にNZドル買いは先行しており今回の買いも一時的な反応とみている。
ドル円は下落に転じていることもありNZドル円も昨日の高値を付けた77円65銭付近では利食い売りが出やすく目先の高値とみている。
NZドル円予想レンジ:77円70銭~77円00銭(38.2%)
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[カナダドル円]国債買い入れ目標を縮小

NY時間に開かれたBOCの政策会合では予想通り政策金利0.25%据え置きが決定された。
債券買い入れプログラムの規模をこれまでの30億カナダドルから20億カナダドルに縮小することを決定したことで発表直後はドル買いで反応。しかし、発表前からかカナダドルは利上げのタイミングが示されるとの期待から88円55銭まで買われていたこともあり下落に転じた。
予想よりもハト派的内容となったことや、この日WTIが2ドル余り下落したこともカナダドル売りを促した。カナダ円は87円84銭まで下落するなど高値から70銭余り下げ安値引けとなった。
前週に90円前半から87円10銭まで下落し、その後の戻し高値88円70銭に届かなかったことで目先の上値の重さを確認。
再度先週の安値87円10銭を試す展開を予想するが、カナダドル買いの勢いは依然として継続する中で87円ミドルから前半は押し目買いスタンスで臨みたい。
カナダ円予想レンジ:88円20銭~87円50銭(76.4%、BB下限)
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[全般]パウエル発言でドル全面安
昨日の東京時間に開かれたニュージーランド中銀RBNZの政策会合でNZドルが大きく上昇。
政策金利0.25%と大規模買い入れプログラムLSAPは予想通り据え置かれたが、23日までに停止することを決定。金融緩和のレベル縮小を明らかにしたことからNZドルは対ドル対円で上昇。NZドル円は安値から1円近い上昇となった。一方ドル円は110円後半の高値圏で始まったもののNY時間に行われるパウエルFRB議長の議会証言を控えポジション調整の売りもあり110円ミドル付近でもみあいが続いた。
欧州市場では米長期金利が低下したことでユーロポンドは対ドルで買いが先行。クロス円も堅調な地合いで始まった。しかし、パウエル議長の議会証言を控え短期筋中心の動きが目立った。
NY時間にはカナダ中銀BOCの政策会合が開かれカナダドルが下落に転じた。
毎週の国債買い入れ目標をこれまでの30億カナダドルから20億カナダドルへ縮小することを決定。最初買いで反応したもののその後は下落に転じた。
注目のパウエルFRB議長の議会証言を前に証言原稿はテーパリング期待を高める内容がみられなかったことで米長期金利が低下。ドルが全面安となりドル円は110円付近まで下落。つられてクロス円も全般に売り込まれた。
実際のパウエルFRB議長の議会証言でも「大規模な金融緩和が依然として適切」「回復の道のりは長い」など原稿の内容をほぼ踏襲するものとなった。
全般に発言内容は予想通りの内容ではあるが、市場の早期テーパリングへの期待からドル買いが証言を前に進み過ぎた反動とみてよいだろう。
結果的に暫く緩和政策を継続することが明らかとなったことで米長期金利が低下。ドル円は金利差からのドル売りとリスクオンの円安の綱引き状態が暫く継続されそうだ。
ただ、株式市場は緩和政策が終盤に入ったことで連日の史上最高値を更新する流れに調整が入るようなら円買いが進みクロス円の下落を招きかねない。
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