[米ドル円]リスク回避の円高継続

前日とは打って変わりNY株式市場は三指数ともに大きく反発。米長期金利も一時1.12%台に低下したものの1.2%台を回復。ドル円は東京から欧州市場にかけて109円30銭台を2度試すなど上値の重い展開が続いたがNY市場で反発。クロス円の買い戻しがドル円を押し上げた格好だ。前日にダウは700ドル余り下落し、昨日は500ドル余り上昇するなどボラティリティは高止まり状態となっている。
足元ではこれまでの回復基調がみられるもののデルタ株感染が再拡大するなかでドル円の買い戻し一巡後は再び円買いに動くとみている。
ドル円予想レンジ:110円10銭(61.8%)~109円40銭(BB下限)
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[ポンド円]とんかちで底打ち

欧州市場に入りポンドは対ドル対円で売りが一気に強まりNY市場でポンド円はこの日の安値となる148円46銭まで売り込まれた。しかし前日大きく売られたNY株式市場は上昇して始まると一転してポンドの買い戻しが強まりポンド円は149円81銭まで反発。そのまま高値圏での引けとなった。
ローソク足を見ると下ヒゲを伸ばした「とんかち」が現れた。これはテクニカル分析からみて底打ちのサインを示すものだ。ただ、ボリンジャーバンドの下限を上抜けできずに引けている。
英国でのコロナ感染拡大は進行化しておりポンドの上値も重いままだ。
今日のNY株式市場が再度下落に転じるようならリスクオフの円買いが強まり149円を再度割り込む可能性が高い。
ポンド円予想レンジ:150円30銭~149円00銭
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[豪ドル円]QE縮小から拡大?

昨日の東京時間に公表されたRBA議事要旨には感染拡大によるロックダウンで不確実性が増すとの見解が示された。また、週間の債券購入は増やすか減らすか柔軟性があるとの見方が示されたが公表後豪ドル円は上昇。前日に大きく下落した買戻しが入ると80円60銭とこの日の高値を付けた。
ところが、その後一部の豪州市中銀行がRBAはQEを縮小するのではなく拡大する可能性があるとの報道から豪ドル円は80円まで下落した。
その後はNY株式市場の反発により円安が進み80円59銭まで押し戻されて引けている。
ここにきてデルタ株の感染が拡大しており再びRBAのテーパリング期待が後退し緩和継続との見方が豪ドルの上値を抑える。
一先ず下げ止まったものの市場には不安感が燻る中で一段の豪ドル売りが強まる可能性が高い。
豪ドル円予想レンジ:81円00銭~79円50銭(50%)
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[全般]株価反発でも高いボラティリティ
昨日の東京市場では前日のNY株式市場の大幅安の流れを継いで日経平均株価も軟調な地合いで推移するなかでドル円クロス円の買い戻しの動きも見られた。しかし、後場に入り豪ドル円の売りが強まるとつられてクロス円全般が下落。一部の豪州系銀行がRBAはQEの縮小ではなく拡大する可能性があるとの報道で豪ドルが下落した。
欧州市場ではドル円クロス円ともに買いが先行したが、その後ポンドが対ドル対円で下落するとドル円もつられて109円33銭まで下落した。
前日大幅下落となったNY株式市場では一転。ダウが大きく反発して始まるとリスクオンの円安が先行。ドル円は109円95銭まで上昇しクロス円も全面高となるなど一日にしてセンチメントは悲観から楽観へと変わった。
しかし、市場の変動を示すボラティリティは20%近いレベルにとどまるなど不安感は依然として高止まりしている。
コロナ感染拡大による市場の不安感が燻る中で余剰マネーが市場に留まっており大きく下落するとすかさず買いが入りやすい。
しかし、このような日替わりで下落と上昇を繰り返すことになると市場の不安は徐々に積み重なっていくことになる。
中国に対する欧米の軋轢が増していることも警戒観が高まる。
オースティン米国防長官が東南アジアを歴訪し中国の海洋進出をけん制。前日には欧米が中国のサイバー攻撃を一斉に非難するなど地政学的リスクの高まりが懸念される。
また、今月末に失効する米債務上限適用停止措置について議会の法案が可決しないと米国はデフォルト危機に陥ることになる。
ボラティリティが高止まりする背景にはそれらのリスクが控えている。
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