ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2021-07

[米ドル円]買い戻しほぼ一巡

(米ドル円日足)



コロナ感染拡大への不安が株価を押し下げたが、その後ワクチン接種拡大への期待もあり買い戻しが入るとクロス円も反発。円安が進みドル円も110円38銭まで上昇。このレベルは先週末の高値であり50%戻し、そしてボリンジャーバンドの中心線が位置することから上げどまった。
NY株式市場も三指数ともに下落前のレベルまで戻しており一先ずショートの買い戻しが一巡した観もある。
ここからの買いが強まったとしても今日のECB理事会前後でポジション調整の売りが入る可能性が高い。
ただ、今日のNY株式市場が続騰するようなら一段の円安と米長期金利の上昇から61.8%戻しの110円70銭付近までの上昇も視野に入る。

ドル円予想レンジ:110円40銭(50%、BB中心)~109円80銭

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。

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[ユーロ円]ECB理事会に注目

(ユーロ円日足)



本日開かれるECB理事会ではフォワードガイダンスの見直しを発表する。これまでの物価目標を2%に変更し一時的に超えたとしても容認する。また、金融政策の先行き指針を再定義する。物価目標が達成するまでは現在の超緩和政策をできるだけ継続することを市場に浸透させることからユーロ売りを促すものとなる。
既にこれらの内容は発表されており市場で大分織り込まれていることから下値は限定的との見方もある。ただ、PEPPの期限が利上げ時期との見方が否定されるようなら一段のユーロの下押し圧力が増す可能性も残す。
昨日は38.2%戻しとなる130円20銭付近まで買い戻されたことで目先のユーロショートカバーは一巡した観もある。
もしラガルド総裁の発言に目新しさがない場合には61.8%戻しとなる131円付近までの上昇も視野に入る。

ユーロ円予想レンジ: 131円10銭(61.8%)~129円20銭

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[南アフリカランド円]SARB政策会合、利上げ余地

(南アフリカランド円日足)



ズマ前大統領の収監で各地に暴動が発生し200人超の死者を出したが、その混乱も殆どの地域で鎮静化し落ち着きを取り戻している。更に懸念された感染拡大によるロックダウンやワクチン接種の遅れも再開される中で本日SARB政策会合が開かれる。
昨日発表された南ア6月CPIは予想通り0.2%と前月の0.1%を上回った。SARB目標を上回る水準ということから利上げの可能性も高まる。
先日ナイドゥSARB副総裁が「緩和政策を維持する」と発言する一方で「現在はマイナス金利の状態で50BP利上げしてもまだマイナス金利」とするなど利上げ余地が示されている。
もし利上げを実施するようならランド円の一段の買いが進む可能性が高い。

ランド円予想レンジ:7円665銭(50%、BB中心)~7円45銭

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[全般]株価と米金利上昇でクロス円一段高

コロナ感染再拡大を受け急落したNY株式市場や米長期金利がこの二日間で反発。三指数ともにほぼ下落前のレベルまで押し戻された。クロス円も全般に買い戻しが入ったものの中期的な下落の中での調整の域を脱していない。
昨日の東京市場で日経平均株価が上昇したもののドル円クロス円ともに上値の重い展開が続いた。特に豪ドル円などの資源国通貨の売りが目立った。
しかし欧州市場に入ると欧州株価の堅調な地合いを受け米長期金利が上昇。ドル円が110円を上抜けるとクロス円も全面高で始まった。
NY市場では前日に引き続き株式市場が三指数ともに上昇して始まると米長期金利も1.3%台に上昇。リスクオンの円安が強まるとドル円はこの日の高値となる110円38銭まで上昇。WTIも70ドルを回復すると資源国通貨である豪ドルやカナダドルなどが対円で上昇するとクロス円全体が上昇幅を拡大して引けている。
ワクチン接種の広がりへの期待もあり先週末に始まったコロナ感染拡大による不安が後退したことが円売りを促したと思われる。
ただ、世界的に再拡大するコロナ感染への不安はまだ払しょくされていないことから、今回の株高円安は一時的な買い戻しとみることもできる。
今日は南アフリカ中銀SARB政策会合やECB理事会が開かれ、その結果クロス円にどう影響するか注目。
特にECBではコロナ感染拡大による警戒感から緩和政策が継続されるとみられる中で、市場がその先のテーパリングを見据えた動きになるのか注目される。

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