[米ドル円]オリンピックと東京市場休場

昨日は東京市場が休場ということもあり薄商いの中で豪ドル円やカナダ円などの売りが先行。ドル円も円買いが進み110円08銭まで下落した。欧州市場に入るとクロス円を中心に買い戻しが入るとドル円も110円35銭まで押し上げられるなど短期筋中心の動きが目立った。NY時間に発表された新規失業保険申請件数が予想を上回ったことでドル売りが強まりドル円はこの日の安値となる110円02銭まで下落。しかし110円には届かずに買い戻された。
NY株式市場は最初軟調な地合いで始まったものの、小幅上昇し米長期金利が低下するなど連動性がみられない中でドルも方向感の乏しい動きが続いている。
今日からオリンピックが始まり東京市場も休場ということから110円前半での小幅な動きが続くと予想される。
ドル円予想レンジ:110円40銭(BB中心)~109円90銭(38.2%)
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。
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[ユーロ円]ECB理事会に注目

昨日の欧州時間に開かれたECB理事会では予想通り政策金利0.0%は据え置かれフォワードガイダンスが変更された。
声明では物価目標がこれまでの「2%未満でその近辺」を「2%」に変更。一時的に物価2%超えを容認されるとのことから発表後ユーロ売りで反応。しかしすでに今月上旬に打ち出されたものであり、下落後は買い戻しが入り130円30銭まで上昇。
その後ダウがマイナスで始まると円買いが進みユーロ円もECB理事会発表後の安値を下回る129円49銭まで下落。そのまま安値圏で引けている。
ラガルド総裁は「長期インフレ期待は目標を下回っている」「インフレは一時的に持ち直した」など、緩和政策継続姿勢を崩していない。9月の経済見通しが今後の政策に影響するとしており、それまでは少なくとも金融政策面からユーロの上値は抑えられそうだ。
ユーロ円予想レンジ:130円10銭~129円20銭(61.8%)
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[南アフリカランド円]SARB政策会合後にランド円下落

ズマ前大統領の収監による混乱が鎮静化し落ち着きを取り戻すなかで昨日はSARBの政策会合が開かれた。
予想通り政策金利3.5%は据え置かれたが一部で利上げ期待もあったことから発表後ランド円は下落。声明では「短期的なインフレは上サイド」「GDP見通しに下振れリスクがある」「CPIの抑制により当面低金利が維持される見込み」など、全般に緩和政策継続姿勢が示されたことで利上げの余地は後退。
また、ワクチン接種の遅れなどから感染拡大による経済への悪影響が懸念されるなど、全般にランド売りが強まりやすい状況は継続。
ランド円予想レンジ:7円56銭~7円41銭(BB下限、50%)
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[全般]ECB理事会も織り込み済み
昨日は東京市場が休場の中で豪ドルやカナダドルといった資源国通貨に対して円買いが先行。クロス円も全般に上値の重い展開で始まった。しかし、欧州市場にかけて株価が堅調地合いで始まるとクロス円の買い戻しが強まるなど投機筋の動きが目立った。
その後この日唯一の注目イベントであるECB理事会が開かれ、予想通り政策金利0.0%は据え置かれた。声明では、フォワードガイダンスでは物価目標がこれまでの「2%未満でその近辺」を「2%」に変更。一時的に物価2%超えを容認するとされ発表後ユーロ売りで反応。しかしすでに今月上旬に打ち出されたものであり、下落後は買い戻しが強まった。
NY市場ではこの日発表された新規失業保険申請件数が予想を上回るとドル売りで反応。
NYダウも小幅マイナスで始まるとクロス円もカナダドルや豪ドルなどの資源国通貨を中心に再び下落に転じるとドル円も110円02銭まで下落。
その後は株式市場が三指数ともに小幅持ち直しを見せたことでクロス円も買い戻されるなど全般に方向感の乏しい動きが目立っている。
今日から日本でオリンピックが始まることから世界的に家で観戦することも増え、週末で日本も休場ということもあり閑散相場が続きそうだ。
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注意喚起
店頭外国為替証拠金取引は、為替レートの変動等による損失発生のおそれがあり、かつ、その損失が預託証拠金を上回ることがあります。また、想定元本と比較して、少額の資金で取引することができるため、多額の利益を得ることもありますが、短期間のうちに多額の損失を被る可能性があります。 スワップポイントは、受け取れる場合もあれば、支払わなければならない場合もあります。また、将来にわたり、保証されるものでもありません。 取引レートは、2way priceです。売値と買値には差があり、その差をスプレッドといいます。取引手数料は無料ですが、スプレッドがお客様のコストとなります。 個人のお客様の必要証拠金は、想定元本× 4%以上の額で、法人のお客様の必要証拠金は、法令等の規定する方法で算出した為替リスク想定比率×想定元本以上の額となります。
取引にあたっては、契約締結前交付書面をよくお読みいただき、内容をご理解の上、ご自身の判断により取引を行っていただきますようお願いいたします。
商号 | : | ヒロセ通商株式会社 |
業務内容 | : | 第一種金融商品取引業 |
登録番号 | : | 近畿財務局長(金商)第41号 |
加入協会等 | : | 一般社団法人金融先物取引業協会(会員番号1562) |
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