[米ドル円]クロス円の売りがドル円を下押し

中国政府の規制強化による中国株価下落からリスクオフの円買いで始まったアジア市場の流れを受け欧米市場でもクロス円の売りが加速。NY株式市場が反落し米長期金利が低下したことでドル円は110円を割り込むと109円59銭まで下落した。
その後は買い戻しが入ったものの110円にはのせずに引けている。
明日未明に開かれるFOMC会合後のパウエルFRB議長のテーパリング日程に関する発言に注目が集まる。ただ、今回の会合では新たな材料が示される可能性は低い。
テーパリングに関してはコロナ感染拡大への懸念が残る中で依然慎重な姿勢が示されるとみている。
そうなればクロス円の緩やかな下落が継続するなかでドル円も一時的に109円方向を試す展開とみる。
ドル円予想レンジ:110円40銭(BB中心)~109円00銭(61.8%)
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。
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[豪ドル円]米中摩擦で上値重く

先週からの豪ドル円買い戻しの動きが一巡し、昨日は再び下落に転じた。
米中協議で険悪なムードが広がる中で中国政府の規制強化などからアジア株が下落しリスクオフの円買いと同時に豪ドル売りも強まっている。
平均足をみるとカギ足が出始め陰線も二日続いておりそろそろ下落トレンド再開のサインとみることもできる。
明日のFOMC会合で81円ミドル付近を上抜けできないようなら7月20日に付けた安値79円84銭を試しに行く可能性が高まる。
豪ドル円予想レンジ:81円40銭(38.2%)~79円90銭(BB下限)
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[ポンド米ドル]英経済成長率上方修正

東京から欧州市場にかけてポンド売りが強まり1.3830付近から1.3767まで下落。その後は米長期金利が低下したことからドル売りが強まり1.38前半まで買い戻された。
NY市場に入ると株価の下落とともに米長期金利が低下するとポンドは一段高。1.3830を上抜くと損切りを巻き込みながら1.3894まで上昇。高値圏での引けとなった。
IMFが21年の英国の経済成長率を上方修正したこともポンド買いを促した。ジョンソン英首相は「英経済が予想以上のスピードで回復していることは良い兆候だが課題も残っている」と発言。まだ感染拡大が収まらない状況下で一本調子のポンド買いには不安も残る。
1.39付近は強いレジスタンスとして意識されるが、明日のFOMC会合で米長期金利が一段と低下するようなら次のレジスタンスである1.4ドルを試す展開が予想される。
ポンドドル予想レンジ:1.4000(61.8%)~1.3800
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[全般]FOMC会合前の調整
昨日のアジア市場で日経平均株価は上昇したものの円が全般に上昇。前日に引き続き規制強化の影響から中国株価が大きく下落したことを受けリスクオフの円買いが強まるとドル円クロス円全般に上値の重い展開が続いた。
欧州市場でも株価が下落して始まるとリスクオフのドル買いが強まりクロス円が下げ幅を拡大。ユーロやポンド以外にも豪ドルやカナダドルの売りが目立った。
しかし、時間外の米長期金利が低下したことでドル売り圧力が増すと、一転してユーロやポンドの買い戻しが強まった。
NY時間に発表された米6月耐久財受注が予想を大きく下回ると更に米長期金利が低下。
NY株式市場も3指数ともに反落して始まるとドル売りと同時にリスクオフの円買いが進みドル円は110円を割り込み109円59銭まで下落した。
中国株価の下落を機にリスクオフの動きが強まったが、市場の注目は明日未明に開かれるFOMC会合に集まる。
NY株価下落もこれまで続騰していた調整の巻き戻しとみられ、円買いの動きも調整の域を脱していない。
FOMC会合ではパウエルFRB議長のテーパリング日程に関する発言に注目が集まる。もし具体的な日程が示されるようなら金利低下と株価下落につながる恐れがある。ただ、今回の会合では依然としてコロナ感染拡大への懸念が燻るなかで金融正常化は急がないといった前回のFOMC会合の内容を踏襲する可能性が高いとみる。
緩和政策継続姿勢が改めて示されることで堅調な株式市場が再開すれば円安ドル安が進むことになる。
しかし、為替市場ではクロス円全般に下落傾向が続いており、理屈とは異なる円買いドル買いが強まる可能性もある。
いずれにしてもこの夏最大のイベントに注目が集まる。
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