[米ドル円]110円挟んだもみ合い

FOMC会合声明では経済見通しなどがややタカ派的な内容となったことからドル円は発表後110円28銭まで買われた。しかし、その後パウエル議長によるテーパリング時期に関しての言及がなくこれまでの内容を踏襲するものとなったことで109円85銭まで押し戻された。最終的に米長期金利は低下し株式市場はまちまちながらも落ち着きを取り戻しドル売り円売りが強まった。
ただ、テーパリングへの思惑は今後も燻る中で経済指標の動向に今後は一喜一憂するだろう。
目先は一先ず夏のビッグイベントが無難に通過したことで市場には安心感が広がりドル円も110円を挟んでのもみ合いに入ったとみる。
ドル円予想レンジ:110円30銭(BB中心)~109円50銭(50%)
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。
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[カナダドル円]FRBとBOCの温度差

昨日のカナダ円は東京市場から底堅い動きで始まりFOMC会合後にはこの日の高値となる87円82銭を付け高値圏で引けている。
FOMCではテーパリング時期に関して具体的なものが示されなかったがBOCは既にテーパリング開始を発表しているだけにカナダドル買いは今後さらに強まるとみている。
88円付近にはボリンジャーバンドの中心線が位置しており先週から上値が抑えられている。
FOMCというビッグイベントが終了したことでリスクオンの動きが強まる中で88円を上抜く可能性が高い。
カナダ円予想レンジ: 88円30銭(50%)~87円40銭
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[ポンド円]英国回復ペースに問題

ロックダウンの解除が実施されたが依然としてコロナ感染拡大への懸念が燻る中でジョンソン首相は昨日「隔離の制限により英国の回復ペースに少し問題が生じたため、これが延長した場合に注視する必要」と発言。経済正常化に向けて動き出したもののまだ不安は残ることからポンドの上値も限定的。
ボリンジャーバンドの中心線は上抜けているが勢いはなく、そろそろ天井に近付いているとみる。
コロナ感染拡大による死者数などが増加するようならポンド売りが再び強まりかねない。
経済を重視するのか人命優先なのか、ジョンソン首相の正念場はまだ続く。
ポンド円予想レンジ:153円20銭(61.8%)~152円30銭(BB中心)
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[全般]FOMC会合後は金利低下でドル売り
東京市場では国内のコロナ感染拡大や中国の規制強化により日経平均株価が下落したことでドル円は110円手前で上値の重い展開が続いた。
欧州市場では各国株式市場が反発して始まり米長期金利が上昇したことでドルは堅調な地合いでスタート。ドル円は110円を上回るとクロス円も全般に底堅い動きで推移。
NY市場では前日下落したNYダウが小幅上昇して始まるとドル買いが先行。ドル円は110円22銭をつけたが、FOMC会合を控えドルの調整売りが広がり110円付近まで押し戻された。
注目のFOMC会合の声明では
「雇用最大化と物価安定という目標を促進することに全力で取り組む」
「インフレ率は上昇しており、主に一時的な要因を反映」
など、デルタ株の拡大から懸念された経済への影響は示されず全般にタカ派的な内容となったことで発表直後ドル買いで反応。
しかし、その後パウエルFRB議長が
「テーパリング時期はデータ次第」「利上げには程遠い」「インフレは一時的」
「テーパリングの時期やペース・構成を巡り、初めて突っ込んだ討議をした」
「テーパリングの時期巡り決定しておらず、適切な時期については様々な見方がある」
など、結果的にテーパリング時期について言及がなかったことから市場はハト派的な内容と受け止め金利は低下、ドルは押し戻されて引けている。
全般的に想定内の内容ということから市場は一先ず夏のビッグイベントを消化。
NY株式市場はダウが下落したもののナスダックやS&Pは反発して引けるなどまちまちな動きとなったが、全般に落ち着きを取り戻した。
今後は本格的な夏休みなどを迎え市場は徐々に閑散ムードが広がるとみるが、それだけに何かあれば上下に振られやすくなる。
米長期金利は当面低いレベルで推移することになりドルも金利から見ると上値が抑えられるとみる。
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