ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2021-08

[米ドル円]カウンター気味のドルショートカバー

(米ドル円日足)



昨日のNY時間に発表された7月ADP雇用統計は予想の半分以下となりドル売りで反応。明日の雇用統計への警戒感が広がる中で、その後発表された7月ISM非製造業景況指数が予想を大きく上回ると一転して上昇。ドル円は109円68銭まで上昇するなど、ドルを売り込んだ直後に買い戻されるカウンターパンチ的な動きとなった。
この動きから目先のドルショートカバーはほぼ一巡した可能性が高く、勢いでの買いが進んだとしても上値は限定的とみる。
寧ろ、明日の雇用統計への思惑が広がれば再度下値を探る展開が予想される。

ドル円予想レンジ:109円90銭(61.8%、BB)~109円00銭(BB下限)

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。

テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー

[ユーロ米ドル]1.19ドルの重石

(ユーロ米ドル日足)



昨日の欧州時間に発表されたユーロ圏7月サービス部門PMIが予想を下回ったことでユーロは1.1880から1.1842まで下落するなど投機筋の仕掛け的な売りが先行。その後は買い戻しが入る中で発表された米7月ADP雇用統計が予想を大きく下回るとドル売りが先行。ユーロドルは1.19ドルまで上昇した。しかし、このレベルは8月に入り何度か跳ね返されるなど強いレジスタンスとして意識されており上値が抑えられた。
その後発表された米7月ISM非製造業景況指数が過去最高値となったことでドルが一転して上昇。ユーロは1.1830付近まで押し戻され安値圏で引けている。
1.19ドルはボリンジャーバンドの上限も位置するなど重石となったことから、明日の米雇用統計前に一段の下値を試しに行く可能性が高いとみる。ただ、短期筋中心の取引が目立つ中で下値を試した後は買い戻される可能性が高い。

ユーロドル予想レンジ:1.1880~1.1810(61.8%)

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[NZドル円]利上げ期待?

(NZドル円日足)



昨日の東京時間早朝に発表されたNZの4‐6月期就業者増減は1.0%と予想の0.7%を上回った。同時に発表された失業率も4.0%と予想の4.5%を下回ったことからNZドル買いが先行。76円60銭付近の損切りを巻き込み77円台に上昇。
コロナ感染の拡大を抑えいち早くテーパリングを実施したRBNZだが、今回のNZ雇用統計の結果を受け次回18日の政策会合で利上げに踏み切るのではといった見方も浮上。NZドル円はその後も底堅い動きをキープして77円30銭の高値をつけた。
明日の米雇用統計を控え一旦はNZドル円の売りが出やすいが、ボリンジャーバンドの中心線を上抜いたことで下落トレンドは一旦終了。ボリンジャーバンドの上限付近を試しに行くとみる。

NZドル円予想レンジ:77円70銭(50%)~76円80銭

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[全般]雇用統計前の乱高下

7月ADP雇用統計は予想を下回りドル売りが強まった後に発表された7月ISM非製造業景況指数が予想を上回ると一転、ドル全面高となるなど株価も含め明日の雇用統計を控えポジション調整の動きが目立った。
コロナ感染の再拡大が懸念されるものの東京市場は比較的落ち着いた動きで始まった。一方、NZの雇用統計が予想以上に好調な結果となったことでNZドルが上昇すると、豪ドルもつられ高となりドル全般に上値の重い展開となった。ドル円も109円を下回り108円93銭まで売り込まれたが全般に動意の乏しい相場展開となった。
欧州市場では仕掛け的なユーロ売りが先行したもののすぐに買い戻されるなど、短期筋中心の動きが目立った。しかし豪ドルやNZドルなどは対ドル対円で堅調な地合いが継続されたことでドル円も底堅い動きが続いた。
NY市場が始まったところで発表された7月ADP雇用統計が33万人と予想の69.5万人を大きく下回るとドル売りが先行。ドル円は前日に付けた安値108円88銭を下回ると108円73銭まで下落。それまで堅調に推移していた豪ドルやNZドル円を中心にクロス円も下落に転じた。
しかし、その後発表された7月ISM非製造業景況指数が64.1と予想の60.5を大きく上回ると一転。統計開始以来最高値となったことからドルは一気に上昇に転じた。
また、同時にクラリダFRB副議長が「23年の利上げは新たな枠組みと整合」「利上げのための条件は22年末までに満たされる可能性」などと発言したことで米長期金利が上昇。ドル円は109円68銭まで反発した。
一方、NYダウは前日と打って変わり金利上昇により300ドル以上の下落となったが、ナスダックは小幅上昇するなどまちまちの展開。
ここにきて中国も含め世界的なコロナ感染再拡大への懸念が高まる中で、明日の雇用統計も含め市場全体がポジションを一方向に傾けにくい。
日中にどちらかに偏った動きがあっても最終的に調整が入るとみる。

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