ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2021-08

[米ドル円]雇用統計とコロナ感染

(米ドル円日足)


前日のISM非製造業景況指数の結果やクラリダFRB副議長のタカ派的な発言でドル円は109円後半まで反発。昨日の欧州市場では米長期金利が低下したことで109円41銭まで押し戻されたもののNY市場では再び上昇。週初のドル売りがほぼ解消された格好だ。
今日のNY時間に発表される米7月雇用統計を控えポジション的には大分軽くなっていると思われる。雇用はFRBの金融政策で最も大きな要素の一つであり結果次第では早期テーパリングの思惑が高まるとみられる。しかし、既に市場は年内のテーパリング実施はほぼ織り込んでいることからドルの上値は限定的とみる。
109円90銭付近はボリンジャーバンドやフィボナッチ38.2%戻りでもあり強いレジスタンスとなっている。発表後110円台に乗せるようなら売りを出しておきたい。

ドル円予想レンジ:110円20銭(50%)~109円00銭(BB下限)

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。

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[ポンド円]トレンド転換は

(ポンド円日足)


昨日のロンドン時間に開かれたBOE政策会合では予想通り政策金利0.1%が全員一致で決定したが8950億ポンドの資産買取プログラム規模はサンダース委員が縮小を主張したことでポンド買いで反応。しかし発表前からポンド買いが進んでいたことから利食い売りが散見。結局152円ミドル付近で落ち着いたかと思われたが、その後NY株式市場が3指数ともに上昇するとリスクオンの円安が進みポンド円は153円03銭まで上昇。
ほぼ高値圏で引けている。
153円前半付近には下降トレンドラインが位置しフィボナッチ61.8%戻しでもあり強いレジスタンスとして意識される。
このレベルを上抜けるようなら下降トレンド終了ということで上昇トレンドに入る。
今日の雇用統計の結果次第でトレンドの転換があるか注目。

ポンド円予想レンジ: 153円20銭(61.8%)~152円00銭(BB中心)

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[南アフリカランド円]財務相辞任騒動

(南アフリカランド円日足)


前大統領収監の暴動で多数の死者をだした騒動も一先ず落ち着きを取り戻したことで上昇したランド円だが昨日のNY時間に7円44銭まで急落。内閣改造の一環としてムボウェニ財務相が辞任したとの報道を受けたものだ。その後任としてアフリカ民族会議(ANC)を運営していたゴドンワナ氏が就任するが財政厳格化は難しいとの見方もありランド売りに反応。騒動が収まったかと思われたが再びランド下落リスクは高まっている。

南アランド円予想レンジ:7円66銭~7円46銭(61.8%)

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[全般]米雇用統計に注目

今夜発表の米雇用統計次第ではFRBのテーパリングへの思惑が再び高まるのか、或いは後退するのか注目が集まる。
昨日の東京市場はゴトービということから仲値にかけてドル買いが先行。ドル円クロス円ともに堅調な地合いで始まった。
ドル円が109円75銭まで上昇した後に欧州勢は売りからスタート。米長期金利が低下したことでドルが全般に売られ、ドル円は109円41銭まで押し戻された。
この日は英国BOE政策会合を控えポンドもドルが下落すると、会合前に1.39ドル台に上昇。政策会合では比較的タカ派の内容となり、発表後ポンド買いで反応したものの既に買いが進んでいたこともありすぐに押し戻された。
NY市場では前日下落したNYダウが反発して始まるとドル円クロス円ともに買いが先行。
その後も3指数ともに上昇幅を拡大するとドル円は109円79銭まで上昇。そのまま高値圏で引けている。
本日の米雇用統計はこの夏最大のイベントの一つであり注目度が高い。
7月に失業給付上乗せ措置が終了したことで今回の雇用者数は予想を大きく上回るとの見方があるが、先日の7月ADP雇用統計は予想を下回るものとなった。
市場のセンチメントは全般に楽観的なムードが漂う中で予想を下回る結果となればネガティブサプライズとなり、ドル円クロス円ともに下落リスクが高まる。
反対に予想を上回ったとしてもほぼショートカバーが入ったドル円やクロス円だけに上値は限定的とみる。

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当社の取扱う店頭外国為替証拠金取引は、元本や利益を保証した金融商品ではなく、為替レートの変動等による損失発生の可能性があります。さらに、レバレッジ効果(想定元本と比較して少額の資金で大きな取引ができる仕組み)や為替レートの変動等によって注文(ロスカット注文を含む)が約定しない場合等、元本を上回る損失発生の可能性があります。特に、マイナー通貨(流動性の低い通貨)の取引をされる場合、元本以上の損失発生の可能性が高くなります。加えて、スワップポイント(通貨間の金利差調整額)においては通貨ペアやポジションの状態(売りまたは買い)によっては、受け取れる場合もあれば、支払わなければならない場合もあります。 取引におけるお客様のコストは、スプレッドとなります。スプレッドは、売りレートと買いレートの差のことで、通常は売りレートより買いレートの方が高くなります。また、流動性が低ければ、スプレッドが大きく広がる場合があります。個人のお客様の必要証拠金(取引において最低限必要である資金)は、想定元本(為替レート×取引数量)× 4%以上の額となり、レバレッジは、想定元本÷必要証拠金で算出されますので最大25倍となります。法人のお客様の必要証拠金は、為替リスク想定比率×想定元本以上の額となります。 為替リスク想定比率は、通貨ペアごとに異なり、当社では、原則として一般社団法人金融先物取引業協会が金融商品取引業等に関する内閣府令第117条第27項第1項に規定される定量的計算モデルを用いて算出する数値を利用します。なお、為替リスク想定比率は、原則として1週間ごとに見直しが行われ、レバレッジは、為替リスク想定比率の逆数(想定元本÷必要証拠金)となりますので、1週間ごとに変動します。

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商号 : ヒロセ通商株式会社
業務内容 : 第一種金融商品取引業
登録番号 : 近畿財務局長(金商)第41号
加入協会等 : 一般社団法人金融先物取引業協会(会員番号1562)
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