ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2021-08

[米ドル円]リスクオンの円安

(米ドル円時間足)



週明け東京市場でドル円はリスクオンが先行し109円98銭まで上昇したが、110円には届かずに押し戻された。しかし、欧州市場ではNYダウ先物が上昇したことで円安が先行。
ドル円は110円14銭まで上昇した。しかし、その後は米長期金利が低下したこともあり109円65銭まで押し戻され、そのまま引けている。
ドル円は方向感が乏しく、クロス円の動向に振り回されている。
短期的にドル円は110円前半でダブルトップを形成しておりネックラインの109円ミドルを下抜けるようなら109円付近までの下げも視野に入る。

ドル円予想レンジ:110円00銭~109円40銭(76.4%)

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。

テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー

[ユーロ米ドル]買い戻し一巡後は再び

(ユーロ米ドル日足)



東京市場でユーロは対ドル対円で堅調な地合いでスタート。アジア全般の株式市場が底堅い動きを反映したもので1.1690から1.1723まで買われた。その後発表されたドイツやユーロ圏8月製造業PMIが予想を下回ったものの、買いの勢いは止まらずに上昇。
その後ドイツ連銀が「今年のドイツの成長率は予測を下回る可能性があり、コロナ感染が秋の景気を予想外に圧迫する可能性がある。」などのネガティブな報告書を発表したが反応は見られず上昇が続いた。
NY市場でも買いが継続し1.1750の高値を付けて引けている。
特にユーロ買い材料は見当たらないなかでの買い戻しが続いており、1.17ドルを先週割り込んだことでユーロは短期的にショートに傾いた調整とみている。
買い戻しが一巡したところで再び売りを出していきたい。上値目途としてはボリンジャーバンドの中心線が位置しフィボナッチ50%戻しの1.1780付近。

ユーロドル予想レンジ:1.1780(50%、BB中心)~1.1690

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。

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[米ドルカナダドル]みごとな天井サイン

(米ドルカナダドル日足)



アジア市場からユーロなどを中心にドル売りが先行する中で、ドルカナダも1.28ミドルから下落。1.28を割り込み1.27ミドル付近まで売り込まれた。
その後は原油価格が大きく反発したことで資源国通貨のカナダドル買いが強まると1.2642まで下落。高値から200ポイント余り下落し、安値引けとなっている。
日足のローソク足を見ると先週末には長い上髭を伸ばした寄引同時線が現れるなど見事に天井を付けたサインがみられた。1.28ドルを上抜けたことで損切りが一気に出たような動きであり、目先はドルカナダのショートが作りにくくなっている。
しかし1.26ドル付近で下げ止まるようなら中期的なドル上昇トレンドは継続。
再び1.28ドルの上抜けを試す展開も予想される。

ドルカナダドル予想レンジ:1.2720~1.2570(38.2%、BB中心)

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[全般]株高原油高でリスクオン

先週下落した株や原油などが反発して始まったことでリスクオンの円安が進行。特に目新しい材料はないものの、下げ過ぎたポジション調整が入ったと思われる。

週明け東京市場では先週末にNY株式市場が反発して引けたことを受け、日経平均株価や上海総合指数が堅調な地合いでスタート。リスクオンの円安が進みクロス円全般に底堅い動きで推移。ドル円も109円98銭まで買いが進んだが110円には届かなかった。
欧州市場ではNYダウ先物が上昇したこともありリスクオンの円安が継続。また、先週下落が続いていた原油価格も反発すると豪ドルやカナダドルなどの資源国通貨を中心に買いが強まった。
NY時間に発表された米8月PMIは製造業とサービス部門双方が予想を下回ったものの、米7月中古住宅販売件数は予想を上回るなどまちまちの結果となったことで市場の反応は限られた。
一方株式市場は3指数ともに続伸。米FDAがファイザーを正式承認したことを好感。ナスダックは史上最高値を更新するなど株式市場の底力を示す結果となった。
同時にWTI原油先物も大幅反発となるなど市場全体にリスクオンが広がった。
今週末のジャクソンホール会合で早期テーパリング期待が以前よりも後退し始めていることもリスクオンの動きを高めている。
しかし、この調整の買い戻しも一巡すれば再び円買いドル買いの動きに戻る可能性が高い。
世界的にコロナ感染が再拡大する中で景気への見通しが難しくなっている。また、ドイツや日本の選挙絡みの政治リスクも燻る。
リスクオンの動きも一転してリスクオフに変わる爆弾を常に抱えている。

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業務内容 : 第一種金融商品取引業
登録番号 : 近畿財務局長(金商)第41号
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