[米ドル円]円売りの勢い

東京市場ではこの日ゴトービとなり仲値に向けてドル円は上昇。109円86銭まで上昇したがその後は上値の重い展開となった。
欧州市場に入るとユーロを中心としたクロス円の買いが先行。ゆっくりとした足取りで110円手前まで上昇。NY市場では米長期金利の上昇に伴い、ドル円は110円台を上抜け110円12銭まで上昇。NY株式市場も3指数ともに堅調に推移する中で円売りの動きがドル円の下支えとなった。
クロス円の買いが強まるとドル売りも同時に強まることからドルの上値も限定的。
クロス円の上昇もそろそろ一服感が出始めるレベルでもあり、ドル円も高値に近い状況とみる。
ただ、クロス円が下落するとドル買いが強まることからドル円の下値も限られる。
結局ドルと円の綱引き状態が続く中で狭いレンジ内での動きが継続。
ドル円予想レンジ:110円20銭(61.8%)~109円60銭
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。
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[ユーロ米ドル]強気の経済見通し

東京市場でユーロ売りが先行し1.1733まで下落したが、欧州市場で反発。
デギンドスECB副総裁が「数日中にマクロ経済の見通しを再び上方修正する可能性」との発言もユーロを1.1760まで押し上げた。
その後1.1727まで押し戻されたものの、NY市場で再び上昇。ドイツのアルトマイヤー経済相が「新型コロナウイルスの感染第4波が発生してもドイツ経済の回復継続が見込まれる」と発言したこともユーロ買いを促し1.1775まで上昇。高値圏での引けとなった。
1.1780付近にはフィボナッチ50%戻しでボリンジャーバンドの中心線が位置することから強いレジスタンスとして意識される。
このレベルを上回ると61.8%戻しの1.18ドルが次のレジスタンスとなる。
ユーロドル予想レンジ:1.1800(61.8%)~1.1720
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[カナダドル円]原油価格の上昇とリスクオンの円安

東京市場でカナダ円は87円19銭まで上昇後、利食い売りが入り86円89銭まで押し戻された。その後は世界的な株価上昇に合わせる格好で円売りが強まり、再び上昇。
NY市場の引けにかけて87円40銭付近まで上昇し高値引けとなった。
原油価格も1バレル68ドル台に上昇したこともカナダドル買いを促している。
週間石油統計によると、原油在庫が3週連続取り崩しとなったことで原油価格を押し上げた。
米下院で3.5兆ドルの予算決議が可決したこともリスクオンの円安を促しており、この勢いはまだ継続しそうだ。
ただ、87円ミドル付近にはボリンジャーバンドの中心線が位置し、フィボナッチ61.8%戻しのレベルでもあり、かなり強いレジスタンスとなっている。
この87円ミドルレベルを上抜けるようなら一時的に88円を試す展開を予想する。
失敗すれば当面の高値となる重要なレベルでもある。
カナダ円予想レンジ:88円00銭~87円00銭
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。
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[全般]クロス円全面高
昨日の東京市場ではゴトービのドル買いが先行しドル円は109円86銭まで上昇。これまで堅調に推移していたクロス円の動きには一服感も見られた。
しかし欧州市場でユーロ買いが先行。デギンドスECB副総裁が「数日中にマクロ経済の見通しを再び上方修正する可能性」との発言を受け、ユーロが上昇するとクロス円全般に再び買いが強まった。
NY市場に入り米7月耐久財受注(輸送用機器除く)が0.7%と予想の0.5%を上回ったことも円安を促し、クロス円も底堅さをキープ。
NY株式市場も3指数ともに堅調な地合いで推移する中でドル円は110円12銭まで上昇。
この日行われた5年債入札が不調に終わったことで米長期金利が上昇したこともドル円を押し上げた。
ただ、クロス円が上昇していたことで他の主要通貨に対して結果的にドルは寧ろ軟調に推移している。
明日のジャクソンホール会合を控えドルを除いたクロス円の取引が活発になっている。
昨日は米下院で3.5兆ドルの予算案決議が可決されたこともあり市場に安心感が広がり、それが円売りにつながったとみられる。
原油価格も1バレル68ドル台に回復しナスダックも史上最高値を更新するなど、市場に溢れかえる余剰マネーがリスク選好の動きを止めていない。
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。
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注意喚起
店頭外国為替証拠金取引は、為替レートの変動等による損失発生のおそれがあり、かつ、その損失が預託証拠金を上回ることがあります。また、想定元本と比較して、少額の資金で取引することができるため、多額の利益を得ることもありますが、短期間のうちに多額の損失を被る可能性があります。 スワップポイントは、受け取れる場合もあれば、支払わなければならない場合もあります。また、将来にわたり、保証されるものでもありません。 取引レートは、2way priceです。売値と買値には差があり、その差をスプレッドといいます。取引手数料は無料ですが、スプレッドがお客様のコストとなります。 個人のお客様の必要証拠金は、想定元本× 4%以上の額で、法人のお客様の必要証拠金は、法令等の規定する方法で算出した為替リスク想定比率×想定元本以上の額となります。
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