ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2021-08

[米ドル円]リスクオフの円買いドル買い

(米ドル円日足)



複数のFOMCメンバーの早期テーパリングへのタカ派発言により、NY株式市場は軟調な地合いで推移。また、アフガニスタンの首都カブールで大規模自爆テロが発生し地政学的リスクが高まったことも株価を押し下げた。
これだけのリスク回避の動きにも関わらずドル円は110円22銭から109円93銭と29銭の狭いレンジ内で収まっている。今日のジャクソンホール会合というビッグイベントを控え、動きが取れないということだろう。
今日のジャクソンホール会合でパウエルFRB議長はテーパリングに関する具体的な内容を示さないとの見方が広がっており、もしそうであれば一時的にドル売りで反応するとみている。
同時に株式市場が上昇することから円安の動きが強まり、ドル円の下値も限定的とみる。
下値目途としては50%戻しの109円50銭だが、勢いがあればボリンジャーバンドの下限が位置しフィボナッチ61.8%戻しとなる109円まで行く可能性がある。

ドル円予想レンジ:110円60銭~109円50銭(50%)

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。

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[ユーロ米ドル]ECB理事会議事要旨

(ユーロ米ドル日足)



昨日公表されたECB理事会議事要旨では「フォワードガイダンスは必ずしも長期的な低金利を意味しない」「2%がインフレの上限であるという概念を明確にする払拭する必要」など、これまでの内容を踏襲するもので目新しいものはなかった。しかし、早期テーパリングの思惑が高まるFRBとの金融スタンスの違いは明白で、ユーロドルの下押し圧力は継続。
今日のジャクソンホール会合でのパウエルFRB議長の発言を控えユーロ買い戻しが既に一巡した観もあり、実際にパウエルFRB議長の発言後には再びユーロ売りが強まる可能性が高いとみる。
ボリンジャーバンドの中心線が位置する1.1780付近で上値が抑えられているが、一時的に1.18ドルを試す展開も予想される。このレベルでは戻り売りスタンスで臨みたい。

ユーロドル予想レンジ:1.1800~1.1700(61.8%)

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。

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[カナダドル円]地政学的リスクと原油安

(カナダドル円日足)



昨日の東京市場でカナダ円は売りが先行し87円07銭まで下落したが、欧州勢が買いで参入。87円49銭まで上昇した。
しかしNY市場では早期のテーパリングへの思惑が高まり、株式市場は3指数ともに下落。また、アフガニスタンの首都カブールで大規模テロが発生したことで地政学的リスクの高まりから原油価格も下落。カナダドル売りと同時にリスクオフの円買いが進む中でカナダ円は86円66銭まで下落。そのまま安値圏で引けている。
今日のジャクソンホール会合でのパウエルFRB議長が早期テーパリングに言及するとの見方が後退しているものの、市場は確定事項として捉えている。
BOCは既に4月に主要国に先立ってテーパリング実施を表明し実行しているだけに、対ドルでカナダドル売りが強まりかねない。
先週84円67銭まで下落した後に買い戻しが入り、昨日は87円50銭まで上昇。このレベルにはボリンジャーの上限も位置し上値が抑えられた。
今日のジャクソンホール会合を前に一先ず買い戻しは一巡したとみており、パウエルFRB議長の発言後には再度下値を下げる展開を予想する。
反対に、もし昨日の高値を上抜くようなら88円ミドル付近を試す展開。

カナダ円予想レンジ:87円20銭(BB中心)~85円70銭(BB下限、61.8%)

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。

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[全般]ジャクソンホール会合に注目

今日のジャクソンホール会合を控えFOMCメンバーの多くがテーパリング開始に前向きな姿勢を示した。実際にパウエルFRB議長が今日の会合でテーパリング開始を明確に示すかに注目が集まる。

昨日の東京市場では前日のNY株式市場が続伸したことでリスクオンが先行したが、その後はポジション調整の円買いが強まりドル円クロス円ともに上値の重い展開で推移。
特に資源国通貨であるオアセニア通貨やカナダドルなどの売りが目立った。
欧州市場では東京のポジションの巻き戻しを狙った円売りが先行。ドル円やクロス円のショートの巻き戻しが一巡すると再び下落に転じるなど短期筋中心の動きが目立った。
NY市場が始まったところでジョージ・カンザスシティー地区連銀総裁が「今年中に債券購入額を減らし始めるべき」「米経済は順調に進展し、インフレ率も上昇するなどテーパリング開始を示唆」と発言。
また、ブラード・セントルイス地区連銀総裁は「テーパリングを開始し、2022年第1四半期に終了すべき」「経済はパンデミックに適応することを学んだ」と発言。
更にその後カプラン・ダラス地区連銀総裁は「9月のFOMCでテーパリング計画についてアナウンスし10月から開始することを望む」など、それぞれが早期のテーパリング開始を煽るような発言が相次いだ。
これを受けたNY株式市場は軟調な地合いで推移。更にアフガニスタンの首都カブールで自爆テロが発生したニュースも株式市場を押し下げた。
結果的にリスクオフのドル買いと円買いが進むなどクロス円が上値の重い展開。
ドル円は110円を挟んでの小動きが続いている。
FOMCメンバーの相次ぐ早期テーパリング実施発言から、今日のパウエルFRB議長が同様な内容を示したとしても市場は既に織り込み済みということから影響は限られそうだ。
反対に何も言及しなかった場合には、一時的に金利低下によるドル売りで反応する可能性が高い。
一方で、利上げの思惑やアフガニスタンの地政学的リスクの高まりの中で株式市場の下げ幅はこの程度で収まっているということは、それだけ市場のリスクオンの流れは強いということになる。
ただ、アフガニスタン問題はバイデン政権にとっては今後大きな痛手となることは確かで、コロナ感染拡大による今後の影響も懸念される。
イベントリスクが無難に通過したとしてもドルの一方的な買いにはつながりにくく、寧ろクロス円が再び下落に転じる可能性もある。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。

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