[米ドル円]狭いレンジ相場継続

東京市場でドル円は109円71銭まで下落して始まった。先週末のパウエルFRB議長の発言でテーパリングを実施しても利上げは当面ないとの見方がドルの上値を抑えた格好だ。
その後はユーロやオセアニア通貨の下落に併せてドル買いが進むと、ドル円はNY市場にかけて上昇。NYダウが小幅プラスで始まるとドル円は109円96銭まで買いが進んだ。
しかし110円付近には売りが観測されたことで買いは続かなかった。
今週末に発表される8月米雇用統計発表までは特に目立った材料がない中で、110円前半から109円ミドルの狭いレンジ相場が継続するとみる。
ドル円予想レンジ:110円10銭~109円50銭(61.8%)
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。
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[ユーロ米ドル]8月ユーロ圏HICPに注目

週明けの東京市場で1.1810を付けたのを高値に、ユーロドルは上値の重い展開で推移。
欧州市場でもこの日は英国が祝日ということもあり、薄商いの中で1.1783まで下落した。
その後NY市場で1.1804まで買い戻しが入ったものの、狭いレンジ内でのもみあいが続いている。
今日の欧州時間にはユーロ圏8月HICPが発表される。
ECBは、物価上昇は一時的との見解を示しており、予想を上回ったとしてもユーロ買いには反応しにくい。
反対に、予想を下回るようならコロナ感染再拡大による影響との見方などからネガティブサプライズとなりかねないので注目したい。
ユーロドル予想レンジ:1.1820~1.1760(BB中心、38.2%)
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[カナダドル円]6月月次GDPと原油価格

東京市場で86円89銭まで下落した後は欧米市場にかけて買いが強まり、87円43銭まで上昇するなど底堅い動きで推移。
米ルイジアナ州に上陸した大型ハリケーン「アイダ」によりメキシコ湾岸の原油生産が懸念されたことで原油価格が上昇したことがカナダドルを押し上げた。
しかし、OPECプラスは9月以降も協調減産規模を維持するとの見通しがあり、原油価格の上昇も一服感が漂う。
今日のNY時間にはカナダ6月月次GDPが発表される。前月のマイナスから上方修正されると予想されるが既に織り込み済み。
カナダドルの買い材料には出尽くし観もあり、昨日の高値レベルである87円ミドルはかなり強いレジスタンスとなっている。
このレベルに今日も届かないようなら短期的に売りを出したい。
カナダ円予想レンジ:87円50銭~86円40銭(38.2%)
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[全般]様子見姿勢
欧州市場に入るとドル買い戻しの動きがみられたが、この日は英国がサマーバンクホリデーで休場ということもあり参加者が少なく、値動きは限定的となった。
NY市場に入っても動意の乏しい動きは継続。先週ジャクソンホール会合というビッグイベントが終了したことで様子見姿勢が続いた。
上昇して始まったNYダウも引けにかけてマイナスに転じるなど、冴えない動きとなった。
今週末に発表される8月米雇用統計に市場の注目は移っており、この結果次第ではテーパリング時期が後退するとの見方も燻る。
今日欧州時間に発表される8月ユーロ圏HICP、NY時間にはカナダの6月月次GDP、そして米国8月消費者信頼感指数といった指標発表が予定されている。
それぞれの指標が、材料難の中で予想とかけ離れた数値が発表されるようなら短期筋中心とした仕掛けが入りやすいとみている。
ただ、その時は往って来いになりやすく、仕掛けと手じまいは早めにしておきたい。
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注意喚起
店頭外国為替証拠金取引は、為替レートの変動等による損失発生のおそれがあり、かつ、その損失が預託証拠金を上回ることがあります。また、想定元本と比較して、少額の資金で取引することができるため、多額の利益を得ることもありますが、短期間のうちに多額の損失を被る可能性があります。 スワップポイントは、受け取れる場合もあれば、支払わなければならない場合もあります。また、将来にわたり、保証されるものでもありません。 取引レートは、2way priceです。売値と買値には差があり、その差をスプレッドといいます。取引手数料は無料ですが、スプレッドがお客様のコストとなります。 個人のお客様の必要証拠金は、想定元本× 4%以上の額で、法人のお客様の必要証拠金は、法令等の規定する方法で算出した為替リスク想定比率×想定元本以上の額となります。
取引にあたっては、契約締結前交付書面をよくお読みいただき、内容をご理解の上、ご自身の判断により取引を行っていただきますようお願いいたします。
商号 | : | ヒロセ通商株式会社 |
業務内容 | : | 第一種金融商品取引業 |
登録番号 | : | 近畿財務局長(金商)第41号 |
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