ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2021-08

[米ドル円]狭いレンジ相場継続

(米ドル円日足)



東京市場でドル円は109円71銭まで下落して始まった。先週末のパウエルFRB議長の発言でテーパリングを実施しても利上げは当面ないとの見方がドルの上値を抑えた格好だ。
その後はユーロやオセアニア通貨の下落に併せてドル買いが進むと、ドル円はNY市場にかけて上昇。NYダウが小幅プラスで始まるとドル円は109円96銭まで買いが進んだ。
しかし110円付近には売りが観測されたことで買いは続かなかった。
今週末に発表される8月米雇用統計発表までは特に目立った材料がない中で、110円前半から109円ミドルの狭いレンジ相場が継続するとみる。

ドル円予想レンジ:110円10銭~109円50銭(61.8%)

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。

テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー

[ユーロ米ドル]8月ユーロ圏HICPに注目

(ユーロ米ドル日足)



週明けの東京市場で1.1810を付けたのを高値に、ユーロドルは上値の重い展開で推移。
欧州市場でもこの日は英国が祝日ということもあり、薄商いの中で1.1783まで下落した。
その後NY市場で1.1804まで買い戻しが入ったものの、狭いレンジ内でのもみあいが続いている。
今日の欧州時間にはユーロ圏8月HICPが発表される。
ECBは、物価上昇は一時的との見解を示しており、予想を上回ったとしてもユーロ買いには反応しにくい。
反対に、予想を下回るようならコロナ感染再拡大による影響との見方などからネガティブサプライズとなりかねないので注目したい。

ユーロドル予想レンジ:1.1820~1.1760(BB中心、38.2%)

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。

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[カナダドル円]6月月次GDPと原油価格

(カナダドル円日足)



東京市場で86円89銭まで下落した後は欧米市場にかけて買いが強まり、87円43銭まで上昇するなど底堅い動きで推移。
米ルイジアナ州に上陸した大型ハリケーン「アイダ」によりメキシコ湾岸の原油生産が懸念されたことで原油価格が上昇したことがカナダドルを押し上げた。
しかし、OPECプラスは9月以降も協調減産規模を維持するとの見通しがあり、原油価格の上昇も一服感が漂う。
今日のNY時間にはカナダ6月月次GDPが発表される。前月のマイナスから上方修正されると予想されるが既に織り込み済み。
カナダドルの買い材料には出尽くし観もあり、昨日の高値レベルである87円ミドルはかなり強いレジスタンスとなっている。
このレベルに今日も届かないようなら短期的に売りを出したい。

カナダ円予想レンジ:87円50銭~86円40銭(38.2%)

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[全般]様子見姿勢

週明け東京市場は先週末のジャクソンホール会合で、パウエルFRB議長が予想ほどタカ派的な発言をしなかったことを受けドル売りが先行。パウエルFRB議長は年内テーパリング実施の可能性を示したものの、利上げとの関連性を否定し利上げ期待が後退したことからドル売りが先行し、ドル円が109円71銭まで下落するとクロス円も全般に売りが強まった。
欧州市場に入るとドル買い戻しの動きがみられたが、この日は英国がサマーバンクホリデーで休場ということもあり参加者が少なく、値動きは限定的となった。
NY市場に入っても動意の乏しい動きは継続。先週ジャクソンホール会合というビッグイベントが終了したことで様子見姿勢が続いた。
上昇して始まったNYダウも引けにかけてマイナスに転じるなど、冴えない動きとなった。
今週末に発表される8月米雇用統計に市場の注目は移っており、この結果次第ではテーパリング時期が後退するとの見方も燻る。
今日欧州時間に発表される8月ユーロ圏HICP、NY時間にはカナダの6月月次GDP、そして米国8月消費者信頼感指数といった指標発表が予定されている。
それぞれの指標が、材料難の中で予想とかけ離れた数値が発表されるようなら短期筋中心とした仕掛けが入りやすいとみている。
ただ、その時は往って来いになりやすく、仕掛けと手じまいは早めにしておきたい。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。

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業務内容 : 第一種金融商品取引業
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