ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2021-09

[米ドル円]テーパリング時期後退とクロス円

(米ドル円日足)



先週末に菅首相が退陣を表明したことで円買いで反応。109円60銭まで下落したがその後は株価上昇による円売りが強まり、110円手前まで反発した。菅首相の退陣により日本の政局が混迷するものの、市場には新政権への期待が大きくリスクオフの円買いにはなりにくい。
一方、米8月雇用統計が予想を下回ったことで米早期テーパリングの思惑が後退しドルの上値も重くなっている。
先週末のNY株式市場はダウが大きく下落する一方でナスダックは続伸するなど今後の米経済への見方もまちまちではあるが、全般に落ち着きを示している。
先週もクロス円はリスクオンの円安が進むなど、コロナ後の強い経済への期待が円売りドル売りを促している。
米8月雇用統計の悪化はデルタ株感染拡大によるもので、今後の米経済指標の結果次第ではこのリスクオンがリスクオフに変わる可能性も燻る。
夏休みも終了し、市場の流動性が戻る中で米債務上限問題やアフガニスタンの地政学的リスク、そして世界的にコロナ感染再拡大などがクロス円の上昇トレンドに変化を及ぼすようなら、ドル円は109円割れを試す展開も予想される。

本日のドル円予想レンジ:110円10銭~109円50銭
今週のドル円予想レンジ:110円60銭(BB上限)~109円00銭(76.4%)

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。

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[ユーロ米ドル]ECB理事会とラガルド総裁発言

(ユーロ米ドル日足)



アフガニスタンの地政学的リスクが高まりユーロが下落し、1.18ドルで上値が抑えられて始まったユーロドルだが、ジャクソンホール会合でのパウエルFRB議長のハト派発言を受け1.18を上抜けて上昇。その後はレーンECB専務理事が「FRBのテーパリングの影響に備えECBは対応を準備している」と発言。その他にクノットオランダ連銀総裁やバイトマンドイツ連銀総裁などもPEPPの段階的縮小の必要性を表明。今週開かれるECB理事会でもこの協議が行われるとみられユーロは1.18ミドルの下降トレンドラインを上抜けてきた。また、先週末の米8月雇用統計の悪化を受けドル売りが進むと1.1908まで上伸。
しかし、このレベルはボリンジャーバンドの上限が位置し、7月末の高値でもあり上値が抑えられた。
ECB理事会後のラガルド総裁記者会見でこれまでのハト派的な内容を踏襲するようなら、ユーロは再び1.18ドルを割り込み下降トレンドが再開する可能性があるとみる。
欧州ではコロナ感染が再拡大しドイツの選挙も控えるなど、ユーロにとってのネガティブ材料は事欠かない。
ECB理事会前後で1.19ドルの天井を上抜けるのか注目。

今週のユーロドル予想レンジ:1.1970(50%)~1.1800

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[豪ドル円]RBA政策会合債券購入額で失望売りも

(豪ドル円日足)



前回のRBA政策会合では9月上旬までの国債購入額をこれまでの週50億豪ドルを継続し、11月中旬まで40億豪ドルに減額して購入し続けると発表。豪ドル円はその後売りが強まり、78円を割り込む場面も見られた。また、国内でのコロナ感染再拡大によるロックダウンも豪ドル売りを加速させた。
しかし、その後はジャクソンホール会合でのハト派的な発言などから対ドルで豪ドルは上昇。また、原油価格などの資源国相場が上昇したことも豪ドル円を82円台まで押し上げた。
世界的に株式市場は堅調な地合いによるリスクオンの円安の流れが継続する中で81円台を固めるようなら一段の上昇も見込める。
ただ、今週開かれるRBA政策会合ではコロナ感染再拡大が収まらない状況下で前月の国債購入額減額を撤回する可能性があるが、それは織り込みつつある。
RBA政策会合の結果次第で豪ドル円は大きな節目を迎えることになりうる。

今週の豪ドル円予想レンジ:82円80銭(61.8%)~81円00銭

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[全般]各国中銀政策会合とクロス円

先週末に発表された米8月雇用統計は雇用者数が予想を大きく下回りドルは下落。早期テーパリングへの思惑が後退する中で今週は他の中銀政策会合でテーパリング追随の動きに注目が集まる。

先週末に発表された米8月雇用統計は雇用者数が23.5万人と予想の75万人を大きく下回ったことでドルは全面安。ドル円は109円60銭まで下落したが米8月平均時給が予想を上回ったことから110円手前まで買い戻されたものの、引けにかけて再び下落に転じた。
NY株式市場はダウが一時マイナス160ドルまで下げる場面も見られたがナスダックはプラスで引けるなど、市場の見方はまちまち。バイデン大統領は「デルタ株が雇用レポートが強くなかった理由」と述べるなどコロナ感染再拡大が経済の足を引っ張る要因になり、懸念が広がる。
今週には失業給付の上乗せをする特別加算が期限切れとなることで仕事を再開する人手が増えるとの見方から来月の雇用者数が大きく増加するとの見方もある。しかし、一方で休職が長すぎたことでそのまま失業者を継続する数も多いとの見方もある。
いずれにしても、今回の米8月雇用統計はコロナ感染再拡大による影響がテーパリングの時期を遅らせる可能性があることを知らしめた。
今月の21‐22日に行われるFOMC会合に市場の注目が集まるが、ブラックアウト期間に入ることから市場は思惑だけが先行しやすい。
少なくとも8月以降の経済指標が悪化した場合にはドル売りで反応しやすいとみる。
今週はBOCやRBA、そしてECBの金融政策会合が開かれ、注目が集まる。
FRBのテーパリングを意識した動きが予想される。
特にECBはここにきて複数のメンバーがタカ派的な発言が増えているが、ECB理事会後のラガルド総裁の発言次第で一気にハト派に戻る可能性もある。
ドルの動きは暫く棚に上げられ他の通貨が動きやすくなることから、上昇が続いているクロス円の動向に注目したい。

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