ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2021-09

[米ドル円]BBレンジ相場継続

(米ドル円日足)



東京時間にドル円は日経平均株価の上昇を背景に買いが先行。110円44銭まで上昇したが買いが続かずに110円15銭まで押し戻された。110円ミドルにはボリンジャーバンドの上限が位置しフィボナッチ61.8戻しでもあることから強いレジスタンスとして意識された。その後NY市場で110円39銭まで再度買いが進んだもののクロス円の売りがドル円の上値を抑えた。
結局レンジの上限を上抜けできずに戻ってきたことで目先は110円割れを試す展開が予想される。下値目途としてはボリンジャーバンドの下限が位置する109円90銭付近。
このレベルを下回ると109円70銭が次のサポート。

ドル円予想レンジ: 110円50銭(BB上限、61.8%)~109円90銭(BB下限)

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。

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[ユーロ米ドル]ECB理事会とラガルド総裁発言

(ユーロ米ドル日足)



ここにきて各国中銀総裁などからPEPPの減額を求める発言が続いた。
本日のECB理事会では今月から来年3月までの7か月間で手仕舞いするとの見方が広がっている。先日発表された8月ユーロ圏HICPは10年ぶりの3%台に上昇するなどテーパリングの条件が整い始めている。
ただ、一方でデルタ株の感染拡大が再び懸念され、米国のテーパリング時期も今の段階では不透明というなかで今回の理事会では決定が見送られる可能性もある。
ただ、見送られたとしてもラガルド総裁から今後の購入額縮小の可能性が示されるようならユーロの下げ幅は限られるとみる。
結果的にハト派的な内容であれば市場のサプライズとなりユーロ売りにつながるとみる。
反対に今月からPEPPの減額が始まるとなったとしてもある程度織り込み済みということもあり上値は限定的とみる。

ユーロドル予想レンジ: 1.1870~1.1780(BB中心、50%)

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[カナダドル円]利上げ期待後退でカナダ売り

(カナダドル円日足)



NY時間に開かれたBOC政策会合では予想通り政策金利0.25%と週20億カナダドルの債券購入額も維持されることで決定。発表後カナダドル買いで反応したものの直ぐに下落に転じた。
声明では「現時点での予測では政策金利維持は2022年後半まで継続」「労働市場の不均一性は減少したもののかなりの緩みが残っている」「インフレの押し上げは一時的」などハト派的な内容がみられたことでカナダドル売りが強まった。
当面利上げがないということでカナダドルの上値も今後限られるとみるが原油価格がここにきてハリケーンの要因も含め堅調に推移。
カナダ経済にとっては追い風となる一方でコロカ感染拡大への懸念も燻る。
昨日の発表後に付けた高値87円24銭付近は当面の高値となった。
一方でボリンジャーバンドの下限が位置しフィボナッチ61.8%戻しとなる86円付近は強いサポートとして意識される。

カナダ円予想レンジ:87円20銭~86円30銭(50%)

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[全般]米長期金利反落でもドル上昇

前日と打って変わり米長期金利が低下したことでドルが売られる場面も見られたが、クロス円の下落でドル買いが強まった。NY株式市場も3指数ともに下落するなどリスクオフの円買いも見られたが全般に方向感の定まらない動きが続いている。
昨日の東京市場では新政権への期待やコロナ感染者数の減少などから日経平均株価が続伸。3万円台を維持する中でドル円は110円44銭まで上昇。
しかし欧州市場が始まったところで米長期金利が低下したこともあり利食い売りなどが散見されると110円15銭まで押し戻された。ドル円の下げと同時にクロス円もオセアニア通貨を中心とした売りが強まった。
NY時間に開かれたBOC政策会合では予想通り政策金利と債券購入額は現状維持となったが、声明文が出た後、初動はカナダドル買いで反応したものの政策金利維持は2022年後半まで継続するとの見方が示されたことで下落に転じた。
NY株式市場は3指数ともに下落。ウィリアムズNY地区連銀総裁が「経済が予想通り改善すれば年内にもテーパリング開始が適切となる可能性がある」と発言したことも株価を押し下げた。先週末に発表された米8月雇用統計が悪化したことで市場はテーパリング時期が後にずれ込むとの見方もあった。
引けにかけて発表されたベージュブックは「新型コロナ感染再拡大で景気回復に影響が出るとの懸念が増大する中、米経済活動は緩やかなペースにやや減速した」や、「一部の地区では自動車以外の小売売上の伸びがやや鈍化した」など冴えない結果を示したが市場への影響は限られている。
テーパリングは年内に実施されることが意識されるものの米国内では再びコロナ感染が拡大。
米長期金利が低下してもドルが買われるなど為替市場でも方向感が掴みにくい状況が暫く続きそうだ。

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商号 : ヒロセ通商株式会社
業務内容 : 第一種金融商品取引業
登録番号 : 近畿財務局長(金商)第41号
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