[米ドル円]相場の均衡が崩れるとき

昨日の東京市場からリスクオフの円買いが先行しドル円は109円75銭付近から下落。欧州からNY市場にかけて米長期金利が低下したこともあり109円10銭まで下落した。
しかしNY時間に発表されたNY連銀製造業景気指数が予想を上回ると一転。ドル買い戻しの動きが強まり109円42銭まで反発した。その後再び押し戻される場面も見られたがNY株式市場が反発したことで円売りの動きがドル円の下支えとなり109円35銭付近で引けている。
7月から始まったドル円のレンジ相場の下限に近付いたことでそろそろ下げ止まりから反発する頃だ。
ただ、狭まり続けていたボリンジャーバンドの幅が昨日久しぶりに広がりを見せている。
そろそろレンジ相場の均衡が崩れるサインとみることもできる。
下値目途としては109円ちょうど、そして8月3日に付けた108円73銭が意識されるが、もしこのレベルを下回るようならこれまでの相場のバランスが崩れる可能性が高まる。
しかし、来週のFOMC会合を控え今の時点ではレンジ相場は継続するとみる。
ドル円予想レンジ:109円80銭~108円70銭(8月安値)
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。
テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー
[ポンド米ドル]堅調な英経済指標

昨日のロンドン時間に発表された英8月小売物価指数と消費者物価指数が予想を上回りポンド買いが先行。前日発表された失業率も予想を下回る結果となったことなどを見ると英国経済の回復がポンド買いを促している。コロナ感染者は依然として増加傾向にあるものの死者数や重症者数はある程度抑えられており経済正常化に向けたジョンソン首相の決断が今のところ功を奏している格好だ。また、内閣改造への期待もポンドの押し上げ要因となった。
ただ、コロナ感染拡大などの不安も残る中で依然としてジョンソン政権には不安が残る。
前々日に付けた高値1.3913の窓を埋めた後は再び下値を下げる展開とみる。
ポンドドル予想レンジ:1.3890(76.4%)~1.3800
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。
テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー
[豪ドル円]上値重く

昨日の東京時間に発表された中国小売売上と鉱工業生産が予想を下回ったことで豪ドル売りで反応し80円02銭まで下落したがすぐに買いが入り80円34銭まで押し上げられた。
しかし欧州市場に入ると各国株式市場が軟調に推移する中で東京で付けた安値を下回ると79円83銭まで下落した。
しかしその後発表されたNY連銀製造業景気指数が予想を大きく上回ると一転。円売りが強まり80円24銭まで上昇。そのまま高値圏で引けている。
一先ず下げ止まった豪ドル円だが金融政策から見ると先日ロウRBA総裁のハト派発言により当面上値は抑えられる。
日足チャートで80円ミドル付近にはボリンジャーバンドの中心線が位置し、フィボナッチ38.2%戻しでもあり強いレジスタンスとして意識される。
豪ドル円予想レンジ:80円40銭(BB中心)~79円50銭(61.8%)
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。
テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー
[全般]9月ニューヨーク連銀製造業景気指数上昇を好感
しかし、昨日は9月ニューヨーク連銀製造業景気指数が大きく予想を上回ると一転。株価は上昇しクロス円の買い戻しが見られた。
昨日の東京市場は前日のNY株式市場が下落したことを受け日経平均株価が下落して始まるとクロス円を中心に売りが先行。109円後半まで上昇していたドル円も109円ミドル付近まで押し戻された。この日は中国の小売売上や鉱工業生産が予想を大きく下回ったことや、中国大手不動産の利払いが滞っているとの報道からデフォルト懸念が高まったこともリスクオフに繋がった。
欧州市場に入ると米長期金利が低下したことでユーロ買いが先行。また、この日発表された英国小売物価指数が6か月ぶりの高い伸び率を示したことでポンドも堅調な地合いで始まった。その結果ドル売りが強まるとドル円は109円12銭まで下落した。
しかしNY市場が始まったところで発表された9月NY連銀製造業景気指数が34.3と予想の18.0を大きく上回ると一転。米長期金利が上昇するとドル買い戻しが一気に進みドル円は109円45銭まで反発。
NY株式市場も三指数ともに前日とは打って変わり上昇。リスクオンの円安と金利上昇によるドル買いが同時に進んだ。
結果、下落していたクロス円にも買い戻しの動きが見られたが戻しも限定的となった。
NY株式市場が反発したことで一先ず市場全体に安心感が広がったが先週からの下落の流れがこれで終わったとはまだ言えない。
今日のNY時間には米国8月小売売上が発表される。
先日発表された米CPIが予想を下回ったことで物価上昇は一時的との見方から早期テーパリング期待が後退したが、小売売上の結果次第では再びテーパリング期待が高まる可能性もある。
来週のFOMC会合まではこれらの経済指標の結果を受け短期筋中心に仕掛けが入りやすくなっている。
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。
テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー
注意喚起
当社の取扱う店頭外国為替証拠金取引は、元本や利益を保証した金融商品ではなく、為替レートの変動等による損失発生の可能性があります。さらに、レバレッジ効果(想定元本と比較して少額の資金で大きな取引ができる仕組み)や為替レートの変動等によって注文(ロスカット注文を含む)が約定しない場合等、元本を上回る損失発生の可能性があります。特に、マイナー通貨(流動性の低い通貨)の取引をされる場合、元本以上の損失発生の可能性が高くなります。加えて、スワップポイント(通貨間の金利差調整額)においては通貨ペアやポジションの状態(売りまたは買い)によっては、受け取れる場合もあれば、支払わなければならない場合もあります。 取引におけるお客様のコストは、スプレッドとなります。スプレッドは、売りレートと買いレートの差のことで、通常は売りレートより買いレートの方が高くなります。また、流動性が低ければ、スプレッドが大きく広がる場合があります。個人のお客様の必要証拠金(取引において最低限必要である資金)は、想定元本(為替レート×取引数量)× 4%以上の額となり、レバレッジは、想定元本÷必要証拠金で算出されますので最大25倍となります。法人のお客様の必要証拠金は、為替リスク想定比率×想定元本以上の額となります。 為替リスク想定比率は、通貨ペアごとに異なり、当社では、原則として一般社団法人金融先物取引業協会が金融商品取引業等に関する内閣府令第117条第27項第1項に規定される定量的計算モデルを用いて算出する数値を利用します。なお、為替リスク想定比率は、原則として1週間ごとに見直しが行われ、レバレッジは、為替リスク想定比率の逆数(想定元本÷必要証拠金)となりますので、1週間ごとに変動します。
店頭バイナリーオプション取引「LION BO」は、判定時刻の為替レートが、当社の設定した最大7本の権利行使価格から、お客様が選択された権利行使価格よりも、上昇するか下降するかを予想するヨーロピアンタイプのラダーバイナリーオプション取引です。最大損失額は、オプションの取得対価の全額となります。取引単位は1ロット(1ロット当たりの価格は0~1,000円)、1回の取引あたりの最大取引単位は50ロットとなります。手数料は無料です。オプションの購入後において、取引をキャンセルすることはできません。購入したオプションを取引可能期間前に清算(売却)をすることはできます。但し、購入価格と清算価格にはスプレッドがあり、清算時に損失を被る可能性があります。「LION BO」は投資額に比べて大きな利益を得る可能性がある反面、投資元本の保証はなく、お客様にとって為替レートが不利な方向に変動することにより投資元本の全てを失う可能性のあるリスクが高い金融商品です。
当社の取扱う店頭CFD取引は、元本や利益を保証した金融商品ではなく、原資産の価格の変動や為替レートの変動等による損失発生の可能性があります。さらに、レバレッジ効果(想定元本と比較して少額の資金で大きな取引ができる仕組み)や金融市場、為替相場の変動等によって注文(ロスカット注文を含む)が約定しない場合等、元本を上回る損失発生の可能性があります。特に、流動性が低下している状況では、元本以上の損失発生の可能性が高くなります。また、株価指数、ETF(上場投資信託)、ETN(指標連動証券)を原資産とするCFD取引は、金利調整額(買建玉を保有している場合は支払い、売建玉を保有している場合は受取り)が発生しますが、金利調整額は、金利水準が各国の経済事情や政治情勢等様々な要因を反映するため変動するので、売建玉を保有している場合でも、マイナス金利となる際は、当社への支払いとなります。加えて、配当金・分配金の各権利確定日の取引終了時点で建玉を保有していた場合、これらの権利調整額が建玉に発生します。一般に権利調整額は買建玉を保有している場合は受取り、売建玉を保有している場合は支払います。一方、原資産となる株価指数自体が配当金を考慮している指数の場合等は、使用するリクィディティプロバイダーによっては、権利調整額は売建玉を保有している場合は受取り、買建玉を保有している場合は支払います。この他、商品先物を原資産とするCFD取引は、当社が定める日の未決済ポジションに対して当社が定めた価格調整額が発生します。原資産にコーポレートアクションが発生した場合は、当社は決済期日を定めた上で新規取引を停止する場合があります。建玉を決済期日までに決済されなかったときには、当該建玉は当社の任意で反対売買により決済されます。 取引におけるお客様のコストは、スプレッドとなります。スプレッドは、売りレートと買いレートの差のことで、通常は売りレートより買いレートの方が高くなります。また、流動性が低ければ、スプレッドが大きく広がる場合があります。個人のお客様の必要証拠金(取引において最低限必要である資金)は、原則、想定元本(基準値×1.1×取引数量×1Lotあたりの取引単位×円転換レート)× 株価指数CFDの場合10%・債券CFDの場合2%・その他有価証券CFDの場合20%以上の額となり、レバレッジは、想定元本÷必要証拠金で算出されますので、それぞれ最大10倍・50倍・5倍となります。
当社は、インターネットを通じて店頭外国為替証拠金取引、店頭バイナリーオプション取引および店頭CFD取引サービスをご提供しておりますので、お客様のパソコン・インターネット環境や当社のシステムに不具合が生じた場合等、取引ができなくなる可能性があります。また、お客様の取引の相手方は当社(相対取引)となっており、取引所取引とは異なります。お客様におかれましては、契約締結前交付書面をよくお読みいただき、内容をご理解の上、ご自身の判断により取引を行っていただきますようお願いいたします。
商号 | : | ヒロセ通商株式会社 |
業務内容 | : | 第一種金融商品取引業 |
登録番号 | : | 近畿財務局長(金商)第41号 |
加入協会等 | : | 一般社団法人金融先物取引業協会(会員番号1562) |
日本証券業協会 日本投資者保護基金 |