ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2021-09

[米ドル円]緩和政策の転換への一歩

(米ドル円日足)


先週のFOMC会合ではタカ派的な内容となり市場は11月にテーパリングを実施し来年末に利上げといった見方が広がり米長期金利が上昇。株価の上昇によりリスクオンの円安も進みドル円は110円79銭まで買いが進んだ。ただ、8月11日に付けた高値110円80銭が意識され上抜けできずに引けている。
日足のボリンジャーバンドの上限を上抜けたことで今週は買いの勢いはまだ継続。
コロナ感染で始まった緩和政策が今回のFOMC会合で政策転換への一歩として踏み出されたとみる。
ただ、コロナ感染は依然として続いており8月雇用者数も予想を下回るなど不安は残されている。
中国恒大集団のデフォルト懸念や米債務上限問題、そしてコロナ感染拡大などの懸念も燻り、状況次第では市場のセンチメントが一気に変わるリスクもある。
今週発表される8月9月といった直近の経済指標の結果次第ではコロナへの懸念などが高まれば調整売りが強まることになりかねない。

本日のドル円予想レンジ: 111円00銭~110円30銭
今週のドル円予想レンジ:111円50銭~109円50銭

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。

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[ユーロ米ドル]ドイツ総選挙と9月HICP

(ユーロ米ドル日足)


FOMC会合では早期テーパリングとともに来年末には利上げ観測も高まり米長期金利は上昇しユーロドル売りが強まったものの1.17ドルを割り込むと買いが入り押し戻された。
一方1.17ミドルも同様に何度か上抜けを狙ってもすぐに押し戻されるなど結果的に狭いボックス相場が続いている。
今週はドイツの選挙結果が発表されるがメルケル政権の後継レースは大混戦となっており、連立政権の組み合わせ次第では政局不安と受け止められユーロ売りで反応。ただ、今の時点では一時的な反応で収まるとみる。
問題はFRBが緩和政策転換の一歩を踏み出したことで次はECBが後を追うかどうかに集まる。
そのきっかけとなるのは今週発表されるユーロ圏9月HICPだろう。
8月HICP3%を上回る結果となれば物価上昇への懸念からPEPPの購入額を調整と判断し、減額するようなら市場は調整ではなくテーパリングと判断する可能性がある。
そうなればユーロドルは1.17ミドルの上限を上抜き1.18ドル台を試す展開を予想する。
反対に3%を下回るようなら一時的な物価上昇と判断され1.17を割り込み8月20日に付けた安値1.1664を再度試しに行くとみる。

今週のユーロドル予想レンジ:1,1800(50%)~1,1660

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[ポンド円]BOEの早期引き締めの思惑

(ポンド円日足)


先週行われたBOE会合では政策金利0.1%と資産買取プログラム規模8950億ポンドは据え置かれた。ただ、前回縮小を求めて反対したソーンダース委員に加えラムズデン副総裁も反対に回ったことで市場は利上げ時期が早まるとの見方が広がった。
コロナ感染が拡大する中でも経済中心に政策を進めるジョンソン政権だけに他の国よりも景気回復が進み利上げへの思惑は今週も継続。市場は来年早々に利上げするとみるが、景気次第では年内の利上げとの見方も浮上。
先週のFOMCでは来年末にもFRBが利上げに踏み切るとの見方も増えていることもBOEの早期引き締めの思惑を高める。
先週ポンド円は強いサポートして意識される149円を一瞬割り込む場面も見られたが結局跳ね返され週末には151円72銭まで上昇するなど底堅さを確認。
今週はボリンジャーバンドの上限であり9月14日に付けた高値でもある153円台を試す展開を予想する。

今週のポンド円予想レンジ:153円10銭(61.8%、BB上限)~150円40銭

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[全般]中国恒大集団問題、米債務上限などの懸念材料

先週は中国恒大集団のデフォルト懸念が高まり株式市場が大きく下落して始まった。
日本は連休の狭間でドル円は110円台から売りが強まり109円13銭まで下落した。リスクオフの円買いはドル円だけではなくクロス円全般を押し下げた。
中国恒大集団が少なくとも2つの銀行に対して利払いが遅延するとの報道に対して中国政府が何らかの救済に動くとの両極端な報道から相場は混とんとした。その中で23日に利払いを実施したことが伝わると株価が反発しドル円も上昇に転じた。過度な不安感が後退する中で注目のFOMC会合が開かれた。
そのFOMC会合では政策金利見通しを示すドットチャートでメンバーの18人中9人が22年末に利上げを予想。パウエルFRB議長もテーパリングがすぐに実施されるとし来年の7月に終了すると発言した。
これを受け米長期金利が上昇するとドル円は一転して上昇。FOMCというビッグイベントを無難に通過したことでNY株式市場も大きく反発するなどリスクオンの円安が強まりクロス円も全面高。
週末にはメスター・クリーブランド連銀総裁が「労働市場が予想通り改善すれば11月にテーパリングを開始し来年までに利上げの可能性」と発言。また、ジョージ・カンザスシティー総裁が「テーパリング開始への労働市場の基準は既に満たされている」としたことで米長期金利は1.45%まで上昇。ドル円は110円79銭まで買われるとクロス円も全面高で引けている。
FRBがテーパリングを年内に実施し来年にも利上げの観測が広がるなど、コロナパンデミックで始まった大規模緩和政策の転換に一歩踏み込んだ格好だ。
ただ、長期金利は既に利上げを織り込む格好で既に上昇しており金利の上昇幅は限られる。
また、利上げ観測は米株式市場にとってネガティブ材料であり、余剰資金が逃げ出すとの見方が広がればこれまで上昇を続けていた反動が一気に出かねない。
また、米国債務上限凍結法案が通らないようなら政府機関の閉鎖だけではなく27日の米下院でのインフラ投資法案の採決にも影響を及ぼしかねない。
また、パウエル議長も懸念を示したコロナ感染拡大の動きが今後更に拡大するようなら市場の不安が再び拡大することになる。
今週は米9月消費者信頼感指数から始まり週末には9月ISM製造業やPCEデフレーターが発表される。特に週末発表される9月の指標が予想を下回るようならコロナ感染の影響に対する懸念が再燃するきっかけにもなりかねない。
中国恒大集団のデフォルト懸念も燻るなかで、今週も先週のお祭り気分が継続して始まりそうだが、不安もちらつくなかで再び円買いドル売りに転じる可能性が燻る。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。

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業務内容 : 第一種金融商品取引業
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