ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2021-09

[米ドル円]パンデミック前のレベル112円22銭

(米ドル円週足)


東京市場では自民党総裁選が行われ岸田新総裁が誕生。ドル円は慎重な動きが続いた。
欧州市場で米長期金利が低下したことを受け111円21銭まで下落。しかし、その後米長期金利が上昇に転じるとドル円も前日の高値111円68銭を上抜け、短期的な損切りを巻き込みながら112円05銭まで上昇。ほぼ高値圏で引けている。
年初来の高値を上抜けたことで次はコロナパンデミックでドルが急落する直前の高値となる112円22銭が意識されている。
FRBの政策展開に大きな変化の流れの中でドル買いの勢いが増しており、このレベルを上抜けるようなら114円台も視野に入る。
しかし、コロナ感染拡大や中国恒大集団のデフォルト懸念などが燻る中で一先ず高値を超えるか見極めたい。

ドル円予想レンジ: 112円22銭~111円40銭

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。

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[ユーロ米ドル]年初来安値を割り込む

(ユーロ米ドル週足)


欧州市場が始まったところで前日の安値割れを狙ったユーロ売りが入り1.1656まで下落したが下げ止まった。その後米長期金利が上昇すると再びユーロ売りが強まりNY市場で1.1590まで下落。そのまま安値圏で引けている。
特にユーロ売りの材料があった訳ではないがFRBが緩和政策転換に動き出したことでECBに催促し始めたようにも見える。
ドル買いの勢いは加速しておりユーロドルも一段の下値を探る展開が予想される。
下値目途としては週足ボリンジャーバンドの下限となる1.1540付近。その下のフィボナッチ50%戻しとなる1.15ドルが強いサポートとなる。

ユーロドル予想レンジ:1.1630~1.1500(50%)

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。

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[豪ドル米ドル]ドル売り出遅れ感

(豪ドル米ドル日足)


FRBの早期テーパリングや来年の利上げ観測が高まる中でドル買いの動きが加速。
また、中国恒大集団のデフォルト懸念なども燻る中で豪ドルも今週に入り0.73ドル付近から下落が加速。昨日も目先の強いサポートとして意識されていた0.7220を割り込み0.7169まで売り込まれた。
しかし今年最安値を割り込んだユーロドルやポンドドルと比較すると下落幅は限られておりやや出遅れ感がある。
反対に、ユーロやポンドが売られ過ぎとみることもできるがユーロ豪ドルなどのクロス売りが豪ドルを支えているとみることもできる。
もしユーロが反発するときは豪ドルが今年最安値を下回る時かもしれない。

豪ドルドル予想レンジ:0.7220(38.2%)~0.7110

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[全般]米金利低下でもドル高継続

米長期金利は一時1.55%台まで上昇したがその後は低下したもののドル買いの流れは継続。ユーロが対ドルで年初来の安値を下回ったことでドル買いの勢いはさらに強まるなどFOMC会合後でのタカ派内容がドル買いを促している。

昨日の東京時間には自民党総裁選挙が実施され岸田氏が決選投票で河野氏を下し自民総裁が選出されたが為替市場への影響は見られなかった。
一方、日経平均株価は前日のNY株価の下落を受け大きく売りが先行。640円近く下落したものの円買いにはつながらずドル円クロス円ともに様子見姿勢が続いた。
欧州市場に入ると米長期金利が1.5%を割り込む場面がありドル円は111円21銭まで下落したもののその後金利が1.55%台に反発したことでドル円も下げ止まりから上昇に転じた。
ユーロドルも売りが先行。8月に付けた今年最安値となる1.1665付近を割り込みNY市場では1.1590まで下落。ドル買いの流れを更に加速させた。
一方、前日大幅安となったNYダウは小幅ながら反発しナスダックは続落。全般に株式市場はまだ上値が重く冴えない動きが続いたものの円買いには反応していない。
結果的に米長期金利は頭が抑えられたもののドル買いの流れは依然として強く、金利との連動性が低下する中でユーロやポンドがドル買いを勢い付かせた格好だ。
FRBのこれまでの緩和政策の転換を示したことで市場はドルもコロナ前のレベルを目指す動きがみられる。
しかし、コロナ感染拡大への懸念が残り、債務上限問題や中国大手不動産のデフォルト懸念も燻る中でやや先走りの観もある。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。

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