ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2021-10

[米ドル円]リスクオンの円売り

(米ドル円日足)



東京市場で日経平均株価が大幅安となったもののドル円は110円87銭を底に買いが強まり111円20銭付近まで上昇するなど底堅い動きで推移。
欧州市場では動意の乏しい状態が続いたがNY市場で株式市場が大きく反発して始まると円安が先行。同時に米長期金利が上昇したことでドル高円安が進みドル円は111円50銭まで買われて引けている。
FRBの早期テーパリングと利上げへの期待が金利を押し上げている一方で米債務上限問題や中国不動産大手のデフォルト懸念などが燻るなかで日替わりメニューのような動きが続いている。
NY株式市場が反落するようなら再び円買いドル売りが強まることになる。
フィボナッチ61.8%戻しの111円60銭付近で上値が抑えられるようなら再び111円付近までの押し戻しもある。
112円から110円ミドル付近のレンジ相場に入ったとみている。

ドル円予想レンジ:111円80銭~111円10銭

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。

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[ユーロ米ドル]戻り上値の重さ

(ユーロ米ドル日足)



9月末に1.1563の安値を付けた後に買い戻しが入ったユーロだが戻りの上値が重い。
8月20日に付けた安値は1.19ドルのダブルトップのネックラインとして意識されていたレベルで、結局今回の戻しではそこまで届かずに昨日は押し戻されている。
昨日はラガルド総裁が「供給不足やエネルギー価格上昇に過剰に反応すべきではない」と発言するなどまだテーパリングの可能性が低いこともユーロの上値を抑えている。
そろそろ1.1563を再度試しに行くとみるが、このレベルを割り込めないようなら当面レンジ相場に入るとみている。割り込んだとしても1.15ドルは更に強いサポートレベルとして意識されている。

ユーロドル予想レンジ:1.1640~1.1540(BB下限)

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。

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[NZドル円]RBNZの利上げも織り込み済み

(NZドル円日足)



本日の東京時間に開かれるRBNZ政策会合では政策金利を0.25%から0.5%に引き上げると予想される。前月に利上げ予定ではあったがロックダウンのため先送りされていた。
市場はほぼ利上げを織り込む形でNZドル円は76円ミドルから買いが入り始めている。
NZでは現在不動産バブルが進んでいることも利上げせざるをえない状況となっている。
今回の声明文で今後も利上げを継続するとの見方が示されるようなら9月に付けた高値78円65銭を再度試しに行く展開が予想される。
ただ、今回の利上げ後には様子見姿勢が続くとみており、発表後は寧ろ利食い売りに押される可能性の方が高いとみる。

NZドル円予想レンジ:77円80銭~76円90銭(61.8%)

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[全般]株高と金利上昇

米国債務上限問題や中国恒大集団のデフォルト懸念が燻る中でNY株式市場は反発。米長期金利も早期テーパリングや利上げ期待から上昇しドル高円安の動きが強まった。特に目立った材料がなく相場の巻き戻しとみられる。

昨日の東京市場は前日のNY株式市場の下落により日経平均株価が節目の2万8000円を下回ると一時1000円近く下落。ドル円は110円87銭まで下落したもののオセアニア通貨を中心にドル買いが強まると反発。この日開かれたRBA政策会合では現行の政策金利を据え置きとし前回と声明文の内容も変化がなく予想通りとなった。しかし目先のポジション調整とみられる豪ドルやNZドル売りが会合前後に強まったことでドル買いが全般に広がった。
しかし欧州市場が始まると一転。オセアニア通貨が対ドルだけではなく対円で買われたことからドル円は底堅さをキープした。
NY市場では前日大幅下落した株式市場が3指数ともに反発。リスクオンの円安が進むと同時に米長期金利も上昇したことでドル円は111円56銭まで買われた。
この日発表された米9月ISM非製造業景況指数が61.9と予想の60.0を上回ったことも株式市場は好感。また、原油価格も7年ぶりの高値を更新するなど市場に楽観的なムードが漂うなかでクロス円全般に買いが見られた。
この日はFRBメンバーのクラリダ副議長がカプラン総裁、ローゼングレン総裁に続き株式ファンドを運用していたことが指摘されるなどFRBスキャンダルが更に拡大。それに対しウォーレン上院議員がFRBにはパウエル議長がいない方が良いと発言するなどFRBの信認が揺らいだ。
米国債務上限問題や中国恒大集団のデフォルト懸念が燻る中で株価や金利が上昇するなど危ない橋を渡るような観もある。
株式市場はポジションの巻き戻しとの見方もあるがここにきて上下に荒っぽい動きが続いている。
上昇した後は再び売りが強まるといった方向感の掴みにくい状況は今日も続く。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。

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商号 : ヒロセ通商株式会社
業務内容 : 第一種金融商品取引業
登録番号 : 近畿財務局長(金商)第41号
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