ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2021-10

[米ドル円]米経済指標とデフォルトリスク

(米ドル円日足)

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先週末に発表された米雇用統計では前月に引き続き雇用者数が予想を大きく下回り一時111円52銭まで下落したものの失業率が予想以上に低下したことで買い戻された。米長期金利が1.6%台に上昇したもののNYダウは小幅下落にとどまり大きな混乱は見られなかったことからドル円は112円25銭まで上昇。昨年のパンデミック直前の高値112円22銭を上回って引けている。
今週もドル円は一段の上値を試しに行くとみられるが雇用統計の結果はFRBにとって悩ましいものだ。
今週発表のCPIやPPIなどの結果次第ではテーパリング実施時期が遅れるとの思惑が広がりかねない。
中国恒大集団のデフォルト懸念も燻る中でドル円は一気に下落に転じる可能性もあり注意したい。

ドル円予想レンジ:112円80銭~110円20銭(BB中心)

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。

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[ユーロ米ドル]米金利上昇でも重い上値

(ユーロ米ドル日足)

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先週のユーロドルは米債務上限を引き上げるとの見方が広がりドル買いが強まると一時1.1530まで下落。強いサポートとして意識された1.15ドルを下回るかと思われたが下げ止まった。週末に発表された米雇用統計の結果米長期金利が上昇したものの下値は堅く終始1.15ミドル付近でのもみ合いが続いた。ドイツなどの長期金利が上昇したこともユーロの下支えとなった。
ラガルドECB総裁は「早すぎる金融引き締めは回復の妨げとなる」など当面テーパリング実施には否定的な見方を変えていない。しかし、コロナ感染拡大への懸念が後退する一方でエネルギー価格の上昇やモノの供給不足などによる物価上昇が進む。
ドイツ9月CPIの予想は前年比から4.1%上昇するなど急速な物価高への懸念が燻る中でECBの緩和政策転換はそれ程遠くはない。
1.15ドルの壁を割り込むのはかなり難しいとみているが上値も重く当面はもみ合い相場が続く可能性が高い。

今週のユーロドル予想レンジ:1.1640(50%)~1.1500(BB下限)

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[カナダドル円]原油価格の上昇と利上げの思惑

(カナダドル円週足)



WTI原油価格が一時1バレル80ドルを超えるなど堅調な地合いが続く中で資源国通貨のカナダドル買いが止まらない。OPECプラスも増産を見送ったことや、これから冬場に入り更に需要が高まると予想されるだけに堅調地合いは当分継続するとみてよいだろう。
また、米国との国境通行制限をワクチン接種を完了した人に限り8月から解除したことなど正常化に向けた動きが進みBOCは利上げに動くとの見方もカナダドルを押し上げている。今後も原油価格の上昇や経済回復に向けた動きは継続するとみられカナダドルは一段の上値を試す展開が予想される。
上値目途としては今年6月に付けた高値91円17銭付近が意識される。

今週のカナダ円予想レンジ:91円00銭~88円80銭(23.6%)

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[全般]テーパリングとデフォルトリスク

先週末に発表された米雇用統計は雇用者数が19.4万人と予想の50万人を大きく下回りドル売りで反応。同時に発表された失業率は4.8%と前月の5.2%から予想以上に低下したことでドルは買い戻されるなど激しい動きが見られた。
特にドル円は下落前のレベル111円85銭から111円51銭まで下落した後に112円25銭まで上昇。NY株式市場が上昇して始まり円安が進んだこともドル円クロス円を押し上げる要因となりそのまま高値圏で引けている。
8月に引き続き9月の雇用者数も大きく減少したことからテーパリング開始時期が遅れるとの見方も沸き上がった。しかし失業率が予想以上に低下したことから量的緩和を遅らせるほど悪い内容ではないとの見方からNY株式市場は上昇して始まった。しかし、米長期金利は1.61%まで上昇しドル買いが進むうちに株式市場は3指数ともに小幅ながらマイナスで引けている。
通常であれば2か月連続で雇用者数が大きく予想を下回ったならドルは売られ株式市場も大きく下落しているところだ。それだけ市場はコロナ感染への警戒感が低下し始め楽観的なムードが漂っているか、或いはインフレが予想以上に上昇するとの見方が背景にあるのかもしれない。
今週の注目として物価動向を示す米9月CPIやPPI、そして小売売上などが発表される。
これらの指標が予想を上回るようなら早期テーパリングだけではなく利上げへの思惑が一層高まる可能性もある。ここにきて予想以上に速いペースでインフレが進むとの見方が出始めているだけに株式市場にとってはネガティブ材料として受け止められかねない。
また、中国恒大集団が先週外貨建て社債を償還できなかったことなどからデフォルト懸念も現実味を帯び始めている。
更に、先週は米債務上限を12月初旬まで引き上げることで合意したものの、問題を先送りしただけで米国のデフォルト懸念も燻る。
市場には最終的にデフォルトは回避されるとの楽観ムードが広がっているが爆弾を抱えていることも間違いない。

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