ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2021-10

[米ドル円]日銀のハト派姿勢崩さず

(米ドル円日足)



黒田日銀総裁は「インフレは一時的」と発言するなど緩和政策継続姿勢を示した。また、野口日銀審議員も現状の緩和政策を継続することが重要との見解を示したことで海外勢は円売りを加速させた模様。エネルギー価格の上昇やモノの供給不足などから世界的な物価上昇の流れがある中で日本だけは全く動く気配がない。
金利差拡大や世界的に株式市場が上昇する中で円安が仕掛けやすい状況となっている。
ただ、目先ドル円は買われ過ぎ観もあり、今日のNY時間に発表される米小売売上高が予想を下回るようなら一時的にドル円の巻き戻しが入る可能性が高いとみる。
また、予想を上回りNY株式市場が続伸するようなら今年高値となる113円80銭を上抜けして114円台乗せも視野に入る。

ドル円予想レンジ:114円30銭(BB上限)~113円00銭(23.6%)

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。

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[ユーロ米ドル]独長期金利上昇

(ユーロ米ドル日足)



東京市場でユーロドルは1.1588まで下落したが欧州市場に入ると一転。ドイツ長期金利が前日に続き上昇したことでユーロ買いが先行。1.1625まで上昇した。
しかし、このレベルはフィボナッチ38.2%戻しでボリンジャーバンドの中心線が位置することから上値が抑えられた。
この日ラガルドECB総裁は「インフレは一時的」と発言するなど依然としてハト派的な姿勢を崩していない。
10月4日に付けた高値1.1640を上抜け出来ないようなら9月初旬から続いている下降トレンドは継続。1.15ドルのサポートを再度試す展開が予想される。

ユーロドル予想レンジ:1.1630(38.2%、BB中心)~1.1530

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[NZドル円]高値と面合わせ

(NZドル円日足)



79円付近で上値が抑えられていたNZドル円は東京市場で円安が先行すると79円20銭付近まで上昇。欧州市場に入ると堅調な株式市場によるリスクオンの円安が更に加速。
これはRBNZのバスカンド副総裁が「デルタ株は引き続き成長見通しの重し」「回復は予想よりもしっかりしている」と発言したことも買いを促した。
NY市場ではダウが400ドル余り上昇して始まるとNZドル円は79円93銭まで上昇。その後ダウは533ドル上昇し円安が更に強まるとNZドル円はこの日の高値となる80円00銭まで買われた。
今年の5月27日に付けた高値80円18銭に迫る勢いとなった。
ほぼ面合わせ状態となり、このレベルでは利食い売りが出やすく週末ということもあり一旦は天井を打つ可能性が高い。
もし上抜けするようなら次の上値目途は81円付近を狙う展開が予想される。

NZドル円予想レンジ:80円20銭~79円40銭(38.2%)

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[全般]日銀緩和政策継続で円全面安

世界的なインフレ懸念が高まる中で各国中銀は緩和政策転換に差し掛かる一方で日銀は依然として政策転換を示さないことから円売りが加速している。

昨日のシドニー市場でドル円は113円20銭まで下落したが東京市場では円安が先行。前日のナスダック上昇につられ日経平均株価が大きく反発したことによりドル円を押し上げた。
また、黒田日銀総裁が「インフレは一時的」と発言。更に野口日銀審議員が「現状の金融政策を粘り強く継続していくことが重要」などのハト派発言も円売りを助長しドル円は113円60銭まで買われた。
欧州市場では米長期金利が低下傾向にある中でドル売りが先行しドル円は113円29銭まで押し戻された。ユーロドルも1.1625まで上昇したもののドイツの長期金利が前日に引き続き低下したことから下落に転じた。ユーロは対ドル以外にもオセアニア通貨などに対して売りが強まりNY市場にかけて下落幅を拡大させた。
一方、アジアや欧州株式市場の上昇を受けNYダウが400ドル余り上昇して始まったことなどからリスクオンの円安が更に強まるとドル円は113円71銭まで上昇。クロス円も全面高の予想を呈した。
FRBの早期テーパリングの思惑が高まる中で既にニュージーランドやカナダなどは緩和政策を転換。
また、BOEも年内には利上げが予想されるなど各国が緩和政策転換に動き出している一方日銀だけが緩和政策継続姿勢を崩さないでいる。
短期の投機筋も含め円売りを仕掛けているとの見方もある。
昨日のNY時間に発表された米9月PPIは予想を下回ったが市場への反応は限られた。
今日のNY時間には米小売売上高が発表されるが前月から減少すると予想されている。
もし、予想を更に下回るようならFRBの早期テーパリングへの思惑が一時的に後退しドル売りが強まる可能性がある。その時ドル円が下落すればクロス円全体に巻き戻しが進む可能性もあり注目したい。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。

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