[米ドル円]日銀会合に注目

昨日は欧州市場に入り円買いが進むとドル円クロス円ともに下落。欧州株価が下落して始まったことやコモディティ価格が低下したこともあり資源国通貨の売りが強まりドル円は113円54銭まで下落。その後買い戻しが入ったもののNY市場で米長期金利が低下したことでドルが売られドル円もこの日の安値となる113円39銭まで下落した。しかし、このレベルでは押し目買いが入り113円80銭付近まで押し戻されて引けている。
本日の東京時間に日銀会合の結果が発表される。通常は注目されないが世界的な緩和政策転換に向かう中で改めて日銀だけが緩和政策継続姿勢が示すようなら円安に反応するとみる。ただ、既にだいぶ織り込まれていることもありドル円の上値も前日の高値114円30銭付近が限界とみる。
ドル円予想レンジ: 114円30銭~113円20銭(38.2%)
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。
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[ポンド米ドル]英新年度予算案でポンド下げ渋り

アジア市場でポンドドルは殆ど動きが見られなかったが欧州市場ではポンドが対ドル対ユーロ、そして対円でも売りが先行。この日発表される英新年度予算案を前にポジション調整の売りが入り1.3780付近から1.3710まで下落した。
新年度予算案では「2021年GDP見通しを4%から6.5%に引き上げ」「2022年の経済は6%を超えてくる見通し」「成長は上向き、雇用は上向き、債務は下向き」など好調な経済成長見通しを発表。また、酒税を引き下げる方針を示したことでポンドの買い戻しが入り1.3760まで反発。しかし発表前のレベルには届かずに引けている。
市場は次回のBOE政策会合で利上げを予想しているが既に織り込み済みとみられ、寧ろ利食い売りを狙っているように見える。
ユーロポンドの買い戻しの動きも強まる中でポンドは目先一段の下値を探る展開を予想する。
ポンドドル予想レンジ: 1.3800~1.3670(61.8%、BB中心)
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[カナダドル円]BOC会合でQE終了を表明

欧州市場ではコモディティー価格の下落により資源国通貨全般に売りが先行。
カナダ円もBOC政策会合を控えポジション調整の売りが強まり91円25銭まで下落した。
BOC会合では予想通り政策金利据え置きを決定。同時に量的緩和の終了を表明。また、利上げ時期もこれまでの2022年末を2022年半ばに前倒ししたことでカナダドルは上昇。カナダ円は92円46銭まで反発した。しかし、終値は92円前半となるなど調整売りが入る前のレベルで引けている。それだけカナダ円の上値が重いという印象が強い。
昨日の発表前の安値レベルを再度試す展開が予想される。
もし、91円付近で下げ止まるようなら短期的にはダブルボトムを形成。当面の底値として買いを入れてみる。
カナダ円予想レンジ:92円50銭~91円00銭(38.2%、BB中心)
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[全般]日銀会合とECB理事会
昨日の東京市場では日経平均株価が一時200円余り下落したことでリスク回避の円買いが強まりドル円は114円を一時割り込んだが東京市場の終わりには114円台をキープ。また、この日発表された豪州CPIの中銀トリム平均値が予想を上回ったことで豪ドルが上昇する場面も見られた。
欧州市場に入ったところで豪ドルなどのコモディティー通貨を中心に売りが先行するとドル円も113円台に突入。欧州株価が軟調な地合いで始まったことやコモディティー価格が下落したなどから円買いが強まった。
ユーロドルもつられて下落したもののその後米長期金利低下によるドル売りが進み1.1626まで上昇。ドル円も113円39銭まで下落した。
その後はNYダウが下落に転じ、リスクオフのドル買いが強まるとドル円も113円後半まで反発して引けている。
今日は日銀会合で政策金利が発表される。いつもは注目度が低いが今回は世界全般に緩和政策の転換が進む中で改めて緩和政策継続姿勢が示されるようなら円安が再び強まる可能性が高い。
ただし欧州時間にはECB理事会が開かれるが今回は現行の金利水準を維持しPEPPも先送りするとの見方もある。予想通りであれば円買いユーロ売りが強まりドル円クロス円ともに下落に転じる可能性もあり日銀とECBの政策会合には注目したい。
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注意喚起
店頭外国為替証拠金取引は、為替レートの変動等による損失発生のおそれがあり、かつ、その損失が預託証拠金を上回ることがあります。また、想定元本と比較して、少額の資金で取引することができるため、多額の利益を得ることもありますが、短期間のうちに多額の損失を被る可能性があります。 スワップポイントは、受け取れる場合もあれば、支払わなければならない場合もあります。また、将来にわたり、保証されるものでもありません。 取引レートは、2way priceです。売値と買値には差があり、その差をスプレッドといいます。取引手数料は無料ですが、スプレッドがお客様のコストとなります。 個人のお客様の必要証拠金は、想定元本× 4%以上の額で、法人のお客様の必要証拠金は、法令等の規定する方法で算出した為替リスク想定比率×想定元本以上の額となります。
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