ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2021-11

[米ドル円]一先ず安心感広がる

(米ドル円日足)


昨日の東京市場でドル円は113円887銭まで上昇して始まったが日経平均の下げによる円買いが進み112円98銭まで押し戻された。その後欧米市場で米長期金利や株価の上昇を受け113円95銭まで上昇。先週末の感謝祭での薄商いで急落した買い戻しの動きが先行した格好だ。オミクロンの実体が見えてこないことから後1-2週間は不安定な相場が続くとみる。目先はまだ不安感が広がる中でリスクオフの動きに再び戻る可能性が高い。今日のNY時間にはパウエルFRB議長の議会証言があるがオミクロンの拡大により早期利上げ観測が後退するようならドル売りが強まり113円を再度割り込む可能性もある。
一方で利上げ観測後退は株価上昇につながることから下値も限定的とみる。

ドル円予想レンジ: 114円30銭(50%)~112円70銭(BB下限)

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。

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[ユーロ米ドル]1.12ドルを意識

(ユーロ米ドル日足)


週明け東京市場では米長期金利が上昇しドル買いが先行したことでユーロドルは1.13を割り込んで始まった。
欧州市場にかけて米長期金利が1.56%付近まで上昇幅を拡大するとユーロドルは1.1261まで売り込まれた。その後は欧州株価上昇により1.1295まで買い戻されたもののNY市場でもダウが反発して始まるとドル買いが進み1.1258まで下落。その後NY株価の上昇幅が縮小するとユーロも1.1280付近まで押し戻されて引けている。
欧州の物価上昇やコロナ感染拡大によるユーロ売りが続く中で今回のオミクロンは世界的なものとなり一旦はユーロの下落に歯止めがかかった。
しかしコロナ感染への不安は依然として燻る中で今回の上昇は調整の域を脱していない。
ただ、1.12ドルはボリンジャーバンドの下限が位置することなどから目先の強いサポートとして意識される。
本日発表のHICPは注目されるもののオミクロンが広がる中で過去の数字に市場の反応は限られそうだ。
前日の高値1.1328を上抜けできないようなら再び1.12ドルを試しにいく展開が予想される。

ユーロドル予想レンジ:1.1330~1.1240

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[カナダドル円]原油価格下げ止まりとオミクロン

(カナダドル円日足)


先週末の感謝祭の中で変異株オミクロン報道でカナダ円は91円前半から88円40銭まで下落。昨日の東京市場ではその反動の買い戻しが先行し89円44銭まで上昇。その後88円60銭まで押し戻されたものの欧米市場で89円44銭まで上昇するなど底堅い動きで引けている。
原油価格も一先ず買い戻しが見られたがかなり上値が重い。
カナダでもオミクロン株が確認されるなど再び感染拡大不安が燻る。
目先買い戻しの動きは継続するとみるがカナダ円は上値で買いが捕まった可能性が高く戻り売りスタンスで臨みたい。

カナダドル円予想レンジ:89円80銭(50%)~88円60銭

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[全般]調整の戻しか底打ちか

オミクロン株の拡大への懸念から前週末に急落したNY株式市場は三指数ともに反発。この上昇は大きく下落した反動による窓埋めなのか、或いは調整の動きで再び下落に向かうのか見極める。

週明け東京市場では前週末にこれまでのコロナウイルスの中で最強とみられるオミクロン株が広がり始めたことでNY株式市場が急落。リスクオフの円買いが進んだ反動から円売りが先行。また、時間外の米長期金利が上昇したこともありドル円は113円87銭まで上昇して始まった。しかし、その後日経平均株価が下落幅を拡大すると再び円買いが強まり112円98銭まで下落。
欧州市場では先週末の過度な株式市場の下落に対する買い戻しが先行。米長期金利が1.56%まで上昇するとドル円は113円ミドル付近まで反発して始まった。
NY市場でも先週末の感謝祭の薄商いの中で急落したNY株式市場が三指数ともに上昇で始まると過度なリスクオフは後退した。クロス円も全般に買い戻しの動きが強まる中でドル円は東京市場の高値を上抜け113円95銭まで上昇した。
しかし400ドル近く上昇したNYダウもその後は上げ幅を縮小するとドル円も113円ミドル付近まで押し戻されて引けている。
先週は感謝祭で参加者の少ない中でオミクロン株の広がりが市場の不安を拡大。再びコロナウイルス感染が拡大するようなら各中央銀行も引き締め転換の手綱を再び緩める可能性が高まる。
ただ、今回は各国が迅速に水際対策を行いG7もすぐに開かれるなど対応の早さが際立つ中でリスクを最小に抑えるとの見方もある。
しかしオミクロン株はワクチンの効果が低く、感染が防げないような状況の報道があれば再び市場はパニック状態に陥る危険性を孕む。
昨日の欧米市場の買いの動きが一時的な調整の戻しで再び安値を割り込む動きになるのか、或いは薄商いでの過度な反応ということで再び上昇トレンドに入るのか暫くNY株価の動向を見極める必要がありそうだ。
ただ、これまでもコロナ感染は最終的に治まるものであり長期的なリスクをとっていくのか、或いは目先のリスクを回避するのかなど取引スタイルによる。
今日のパウエルFRB議長の発言にも注目したい。

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[米ドル円]新型コロナで一転リスクオフへ

(米ドル円日足)



これまで以上に強烈な南アフリカで確認された新型コロナウイルスの拡大懸念から市場は一気にリスクオフに傾いた。NY株式市場は今年最大の下げとなり原油価格も一気に10ドル以上下落。米長期金利も1.47%付近まで低下したことで円買いとドル売りが同時に進み115円ミドルまで上昇したドル円も一気に113円まで下落。ほぼ安値圏で引けている。
ワクチン接種が広がりマーケットは正常化に向かい始めたばかりのタイミングで今回の変異株の出現が再び緩和政策継続へと後戻りしかねない。
それも米国の感謝祭開けという薄商いの中での動きだけに過度に反応した観もある。
連休明けのNY市場の動向が注目されるが調整的な戻しで留まるようなら一段のドル円下値トライが予想される。少なくとも市場が落ち着くには時間が必要でドル円の下落リスクは継続するとみる。注目はパウエルFRB議長の議会証言やその他のFOMCメンバーの発言に注目。

今週のドル円予想レンジ:114円50銭~111円50銭(61.8%)

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[ユーロ米ドル]ラガルド総裁とパウエル議長発言

(ユーロ米ドル日足)



先週末に南アフリカ新型変異株の出現で一気に米長期金利が低下しドル安がユーロドルを押し上げた。
それまでユーロはコロナ感染者の拡大や物価上昇による景気への影響が懸念され1.12ドルを割り込んでいた。また、ラガルドECB総裁も物価上昇は一時的との見方を変えずに緩和政策継続姿勢を示していたこともユーロの上値を抑えた。
その状況は今後もそれ程大きな変化はないとみるが市場はFRBの緩和から引き締めに転換する矢先に今回の変異株出現。
FRBの利上げ観測時期が延期されるとの見方がドル売りを誘ったとみる。
市場はNY市場が感謝祭の狭間ということから薄商いでの動きとなったことで調整のドル買戻しが入るとみている。
市場はどこかこのよう状況を懸念していただけに根が深いとなればユーロの買い戻しが更に進む可能性もある。しかし新型変異株はユーロにとっても同様な痛手となることから上値も限定的とみる。

今週のユーロドル予想レンジ:1.1380(38.2%)~1.1200

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[南アフリカランド円]オミクロン株と失業率

(南アフリカランド円週足)



先週南アフリカが新型コロナウイルスの新たな変異ウイルスが確認されたことを発表。最初市場の反応は見られなかったがこれまでよりも倍の感染力でワクチン効果も低いとの報道で市場は一気にリスクオフに傾いた。その発生源である南アということから南アランド円の売りが一気に強まった。
前回の4-6月期失業率は2008年以来の最悪の結果となったにもかかわらず今月18日のSARB政策会合では利上げを実施。しかしランド買いにはつながらずに更に下落幅を拡大する結果となった。
テクニカル的にみると変則ダブルトップの最初のネックラインとなる7円35銭を下抜けし、8月20日には他のダブルトップのネックラインとなる7円12銭も下抜け。
今週は7-9月期失業率が発表されるがもし改善したとしても戻り売りが待ち構えているとみる。
下値目途としては半値戻しの6円88銭、61.8%戻しの6円53銭。

今週の南アランド円予想レンジ:7円10銭~6円53銭(61.8%)

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[全般]新型コロナ感染拡大でシナリオの見直し

先週末に南アフリカで新たな変異株が確認されたことで世界的同時株安となりリスクオフの円買いドル売りが一気に進むなど感謝祭という薄商いの中でパニック状態の様相を呈した。まだどの程度の力を持つウイルスかははっきりしないがやっとコロナパンデミックから解放され始めていたところでカウンターパンチを食らった観もある。
もし、ワクチンの効果が薄くこの感染拡大が本格化するようなら緩和から引き締めというシナリオに再び巻き戻される可能性がある。
今週は注目の米11月雇用統計が発表されるが、前月に引き続き改善傾向が示されると予想される。通常であればテーパリング縮小ペースが加速し早期利上げ観測が高まりドル買いで反応するだろう。しかし、今回の南ア変異株の出現で直近の指標は当てにならなくなる。市場はリスクオフに傾いているときには寧ろちょっとした悪い材料に過度に反応しやすくなる。
今週の注目は経済指標よりもパウエルFRB議長の発言に集まるとみている。
今週月曜日からパウエルFRB議長の議会証言が行われる。その他のFOMCメンバーの発言などにも注目したい。
先週末は米国が感謝祭ということで薄商いの中でNY株式市場は今年最大の下げ幅となりクロス円も全面安。米長期金利は10日以来の1.47%に低下。WTIも68ドル近くまで下落するなど市場全体がリスクオフの展開。
感謝祭という流動性の低い中での動きということもありどこかで窓埋めの動きがありそうだが、戻しが限定的となれば再び下落に転じかねない。
FRBの緩和から引き締めへシナリオが見直されるのか注目したい。

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[米ドル円]NY市場半日終了

(米ドル円日足)



昨日はNY市場が感謝祭で休場となったが州では今日も祝日というところも多い。NY市場でも本日は半日で引けることから参加者が少なく様子見姿勢が強まりそうだ。
ただ、前日のFOMC議事要旨ではタカ派的な内容となったことでドルは底堅い動きが予想される。流動性の乏しい中で115円を割り込むようなら買いを入れておきたい。

ドル円予想レンジ: 115円60銭~114円80銭(38.2%)

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[ユーロ米ドル]ドイツの影響力低下

(ユーロ米ドル日足)



欧州全般に広がるコロナ感染拡大による経済への影響がECBの緩和政策継続姿勢を更に強めている。また、ドイツではSPDが第一党となり緑の党などとの連立政権が12月に発足。シュルツ政権がスタートする。また、タカ派で知られるワイトマンドイツ連銀総裁も年末に退任するなどドイツのEUへの影響力が低下するとの見方が広がる中でユーロ売りの流れは暫く続くとみる。
今日は感謝祭開けではあるが市場参加者は依然として少ない中で短期筋によるユーロの売り仕掛けが入るようなら1.11ドル付近までの下げも視野に入る。ただ、薄商いで週末ということもあり最終的に往って来いになりやすい。
短期では押し目買いを狙っていきたい。

ユーロドル予想レンジ: 1.1230(23.6%)~1.1110(BB下限)

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[NZドル円]底値に近付く

(NZドル円日足)



今週開かれた今年最後のRBNZ会合で0.25%政策金利を引き上げたもののNZドルの売りが止まらない。
市場の一部では0.5%の利上げを期待していたところがあり失望売りが強まった。
ただ、今後もRBNZは引き締め政策を継続する姿勢を示しており調整の売りが一巡すれば再びNZドルに買いが集まるとみている。
フィボナッチ61.8%戻しとなる78円70銭付近は今年9月の戻り高値であり強いサポートとして意識されることから下げ止まりを確認してから買いを入れてみたい。

NZドル円予想レンジ:79円60銭~78円70銭(61.8%)

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[全般]米感謝祭からブラックフライデー

昨日はNY市場が感謝祭により休場のなかで特に目立った材料がなく全般に短期筋のポジション調整の動きが目立った。今日もブラックフライデーでNY市場では連休をとるところも多いことから方向性の乏しい動きが予想される。

昨日の東京市場ではオセアニア通貨が堅調な地合いでスタートするとドル全般に売りが強まりドル円も115円30銭付近まで下落。その後日経平均株価が堅調に推移すると円安が進み下げ止まった。
欧州市場ではこれまで堅調に推移していたポンドの売りが先行。対ドル対ユーロでも売りが強まるとユーロは底堅い動きが継続。
この日はECB理事会議事要旨が公開されたが想定内の内容にとどまったことで寧ろ材料出尽くし観からユーロ売りが散見。
NY市場がこの日は感謝祭で休場ということもあり薄商いの中で短期的なポジション調整の動きが目立った。
前日のNY市場の引け間際に公開されたFOMC議事要旨では物価上昇への警戒感からテーパリングのペースを状況に応じて早めるべきとの意見が出ていたことが明らかとなった。
感謝祭前ということで市場の反応は鈍かったが徐々に影響してきそうだ。
ただ今日もブラックフライデーということもあり参加者は依然として少ない中で大きな動きは期待できない。

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[米ドル円]薄商いの中で予想外の動きも

(米ドル円日足)



東京市場でドル円は一時115円23銭まで上昇したがその後は114円83銭まで押し戻された。
その後はパウエル議長再任による米長期金利の動きもあり堅調に推移。
NY市場では10月PCEデフレーターが90年11月以来の高水準となったことなどから日米の物価の開きが意識されドル円は115円52銭まで買われた。
ただ今日から米国は感謝祭でお休みとなるため薄商いの中でちょっとした材料などで上下に振れやすくなっている。
115円台にしっかりと乗せてきたことで底上げされたドル円だけに短期的に下振れがあれば拾っておきたい。

ドル円予想レンジ: 115円80銭~114円80銭(38.2%)

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[ユーロ米ドル]ドイツのロックダウン

(ユーロ米ドル週足)



東京時間にドイツのSPD、FDP、そして緑の党が連立合意でまとまったとの報道を受けユーロドルは一時1.1255まで上昇。しかし、その後米長期金利が上昇したことでドルが買い進み下落に転じた。
欧州時間に「ドイツが本日中にもロックダウンを導入する」との憶測が広がりユーロ売りが更に加速。
また、パネッタECB専務理事やバイトマンドイツ連銀総裁が緩和政策継続姿勢を示したこともありユーロは1.12手前まで下落した。
NYが始まったところでユーロは1.12ドルを割り込み1.1187まで下落したが、その後は米長期金利が低下したことで1.12ドル付近で引けている。
ECBとFRBとの金融政策の違いに加え欧州のコロナ感染拡大による経済への懸念がユーロの下押し圧力となっている。
感謝祭の薄商いのなかで仕掛け的なユーロ売りが強まる可能性もあるが、その時は往って来いになるとみている。

ユーロドル予想レンジ: 1.1240~1.1040(76.4%)

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[NZドル円]RBNZの利上げでもNZドル下落

(NZドル円日足)



昨日の東京時間に開かれたRBNZ政策会合で政策金利を0.5%から0.75%に引き上げることを決定。発表直後80円12銭を付けたが直ぐに反落。発表直前まで買われていただけに利食い売りが先行した。市場の一部では0.5%の利上げを予想するところもあったことが売りにつながった。
声明では「雇用とインフレの見通しを考慮すると更なる金融政策刺激の解除を予想する」など今後も引き締め継続姿勢を示す内容となった。しかし、今年最後の会合ということもあり当面今のレベルを継続するとの見方もありNZドル円は79円25銭まで売り込まれた。その後買い戻しが入ったもののNY市場にかけて再び下落。79円16銭まで売られてそのまま安値圏での引けとなった。
結局利上げをしたにもかかわらず下降トレンドで上値が抑えられて下落するなどNZドルの上値の重さが確認された。
しかしこの下落は9月に付けた安値76円前半からの上昇に対する調整の戻しとみており、調整一巡後は再び買いが強まるとみる。下値目途としては61.8%戻しとなる78円70銭付近。このレベルは9月に付けた戻り高値とほぼ同レベルでもあり意識される。

NZドル円予想レンジ:79円円60銭~78円70銭(61.8%)

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[全般]米感謝祭の薄商いのなかで

昨日はドル円が2017年3月以来の高値となる115円52銭まで上昇。ユーロドルも昨年6月以来の最安値を更新するなどドル高が進んだ。感謝祭を控えテーパリングの早期終了と利上げ期待の高まりがドルを押し上げた。

昨日の東京市場ではドル買いが先行しドル円は115円23銭まで上昇。しかし前日のナスダックの下落を受け日経平均株価が大幅安となったことから円買いが進みドル円も114円83銭まで押し戻された。
欧州市場が始まったところでドイツの社民党SPD、自民党のFDP、そして緑の党が連立合意したとの報道で市場はユーロ買いで反応したがすぐに下落に転じた。ドイツがロックダウンをこの日導入するとの憶測が広がったためだ。
NY市場では新規失業保険申請件数が52年ぶりの低水準となったことや個人消費支出が90年11月以来の高い水準となったものの市場の反応は殆ど見られなかった。
引け前に公表されたFOMC議事要旨ではテーパリングのペースや利上げ時期など、想定よりも早い時期に実施する議論がされたことが明らかとなった。
しかし、市場の反応は鈍く今日から始まる感謝祭を控え全般にポジション調整の動きが先行していた。
パウエルFRB議長再任が決定したときから市場には不透明感が払しょくされ早期利上げ観測が強まった。
米経済指標も好調な結果を示していることから休み明けから再びドルが堅調な地合いで始まる可能性が高い。
一方でこれまで三指数ともに同じ方向に動いていたNY株式市場はそれぞれまちまちの動きが目立ち始めている。原油価格も80ドルを割り込み低下し始めている。
これらの動きが何を意味するのかは今の時点ではわからないがリスクオフの動きにつながる可能性もあり油断できない。

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[米ドル円]米金利上昇でドル円高止まり

(米ドル円日足)



昨日は東京市場が休場の薄商いの中でドル円は115円15銭と2027年1月以来の高値を付けた。115円付近にあったロスカットを狙った投機筋の買いが入ったとみられる。
その後米ミサイル駆逐艦の台湾海峡通過を中国軍が断固抵抗する構えを見せたことでリスクが高まりドル円は114円51銭まで下落した。
しかし先日のパウエル議長再任を受けた米長期金利の上昇がドル買いを促すとドル円はNY市場で再度115円台に上昇。そのまま高値圏での引けとなっている。
リスクオフの円買いの動きもみられるが米長期金利上昇によるドル買いがそれを上回っておりドル円は目先底堅い動きが続くとみる。
明日から米国が感謝祭に入ることからNY市場では調整のドル売りが強まる場面も予想されるが米金利上昇によるドル高は暫く続くとみる。

ドル円予想レンジ: 115円30銭~114円60銭(38.2%)

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[ユーロ円]128円底打ち

(ユーロ円日足)



東京市場が休場の中でユーロ円は129円付近から底堅い動きが先行。129円39銭まで上昇したもののその後米中軍事対立への懸念が高まると128円92銭まで下落した。しかし、このレベルは今年8月と9月でも下げ止まっており今回も反発。
欧州時間に発表されたドイツやユーロ圏PMIが予想を上回る好結果となったことからその後もユーロは堅調な地合いで推移。NY時間にはこの日の高値となる129円59銭まで上昇して引けている。
129円付近をこれまで3回跳ね返されたことで底値感が根強く目先は明日の感謝祭も控え一段の買い戻しが強まるとみている。
ただ、ユーロ自体はコロナ感染や物価上昇などへの懸念と同時にECBの緩和政策継続姿勢が変わらないことから下方向へのベクトルはまだ継続。
130円付近の上値が重いようなら戻り売りスタンスで臨みたい。

ユーロ円予想レンジ: 130円00銭(38.2%)~129円20銭

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[NZドル円]RBNZの利上げ

(NZドル円日足)



本日は今年最後となるRBNZ政策会合が開かれる。
既に利上げを実施しているRBNZだが、先週発表された2年先期待インフレが約10年ぶりの水準となったことで今回も政策金利を0.25%引き上げると予想される。
しかし利上げを市場は大分織り込んでおり決定直後は買われたとしても利食い売りが待ち構えているとみている。
昨年末からNZドル円は下落トレンドが継続しておりボリンジャーバンドの下限ではバンドウォークが続いている。
ただ、昨日付けた安値79円40銭付近を下抜けできないようなら当面の底値として意識されそうだ。

NZドル円予想レンジ:80円50銭(38.2%)~79円70銭

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[全般]米中対立懸念と米金利上昇

米国の駆逐艦が台湾海峡を通過したことにより、米国と中国の対立が高まる中でリスクオフの円買いが進む場面が見られた。一方前日のパウエル議長再任による米長期金利上昇の勢いが続く中でドル買いが強まりドル円は115円台に上昇するなど底堅い動きが続いている。

昨日の東京市場は勤労感謝の日で祝日となるなど薄商いの中でドル円は115円台に上昇。115円のストップロスオーダーを狙った仕掛け的な買いが入ったとみられドル円は2017年1月以来の115円15銭を付けたが買いは続かなかった。
その後米ミサイル駆逐艦「ミリアム」が台湾海峡を通過したことに対し中国軍が「一切の挑発行為に断固抵抗する」と反発。米中軍事衝突への懸念が高まると一気にリスクオフの円買いが進行。ドル円は114円ミドルまで一気に押し戻された。
しかし、前日にパウエルFRB議長の再任が決まり利上げへの思惑から米長期金利が上昇する中でドル買いが徐々に強まるとドル円はNY市場で再び115円台に乗せてきた。
一方NY株式市場でNYダウは続騰となったもののナスダックは続落するなど金利上昇と景気回復の動きへの見方が異なるなど、まちまちに推移。
明日は米国が感謝祭、その後のブラックフライデーなどで連休をとるところが多くポジションを偏らせにくく調整が入りやすい、方向感の掴みにくい動きが予想される。

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[米ドル円]祝日の薄商い

(米ドル円週足)



NY時間にバイデン大統領が次期FRB議長にパウエル氏、副議長にブレイナード理事を指名したことでドルが全面高となった。ブレイナード理事はハト派として知られていたことから相対的にパウエル議長がタカ派的と受け止められたとみられる。米長期金利は1.63%付近まで上昇。一方NYダウも人事が決まり不透明感が後退したことで上昇するなどドル高円安が同時に進行した格好だ。ドル円は先週付けた高値114円97銭とほぼ同レベルの114円96銭まで上昇。
今日は東京が祝日で休場ということから薄商いの中で115円を狙う可能性が高い。
しかしFRBは議長が再任されたことで政策変更はなく、昨日の反応はご祝儀相場とみれば一時的な動きとみることが出来る。
115円台に乗せたとしても滞空時間は短そうだ。

ドル円予想レンジ: 115円30銭(BB上限)~114円30銭

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[ユーロ米ドル]コロナ懸念と米金利上昇

(ユーロ米ドル週足)



昨日の欧州時間にメルケル独首相が「ドイツの新型ウイルスの拡大は今までよりも酷い状況」と発言したことでユーロは上値の重い展開で推移。その後バイデン大統領が次期FRB議長をパウエル氏、副議長をブレイナード理事に指名したことで米長期金利が上昇。ユーロドルは1.1280付近から売りが強まり1.1207まで下落した。
コロナ感染が再拡大する中でECBは一層緩和政策継続姿勢が強まりFRBとの違いが鮮明になるなかユーロ下落トレンドは継続。
ただ、ここにきて悪材料が重なり下落速度が速まっているなかでそろそろ調整が入りやすい状況とみる。
今日はユーロ圏やドイツの11月PMIが発表されるが、予想を上回るようなら買い戻しのきっかけになるか注目。

ユーロドル予想レンジ: 1.1280~1.1200

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[豪ドル円]調整の買い継続

(豪ドル円日足)



東京市場から豪ドル円は底堅い動きでスタート。欧州市場ではユーロ売りが強まる中でユーロ豪ドルの売りも散見。豪ドル円は82円90銭付近まで上昇した。
NY市場ではFRB人事が決定したことでリスクオンの動きが先行。円安が進む中で豪ドル円は83円21銭まで買われたがその後は83円を割り込んで引けている。
今日は東京市場が休場で25日は米国感謝祭となり市場参加者が少なくなる中で目先は買い戻しの動きが入りやすい。
ただ、豪ドル自体は対ドルでも上値が重く下落トレンドは継続中となる中で最終的に戻り売りスタンスで臨みたい。

豪ドル円予想レンジ:83円40銭(61.8%)~82円70銭

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[全般]パウエル議長再任でドル高株高

バイデン大統領は次期FRB議長にパウエル氏を再任。副議長にハト派のブレイナード氏を指名したことでドル高と同時にNYダウも上昇。ご祝儀相場の様相を呈した。

昨日の週明け東京市場では欧州各国のウイルス感染を懸念し日経平均株価は下落して始まったが祝日を控えポジション調整が入りプラスで終了。ドル円も先週末のNY終値とほぼ同レベルの114円台でもみ合いが続いた。
欧州市場ではコロナ感染拡大に対する懸念が広がるなかでユーロは上値の重い展開で始まった。また、先物が上昇したことなどからドルは全般に底堅さが目立った。
その後メルケル独首相がドイツ国内のコロナ感染拡大について「これまでより酷い状況」と発言したことによりユーロ売りで反応。
NY市場が始まったところでバイデン大統領が次期FRB議長にパウエル氏を再指名。副議長にはブレイナード氏を指名すると発表。これを受けドルは全面高となった。市場は次期議長にハト派のブレイナード氏を指名するとの見方が広がっていたがパウエル氏の再任したことで、よりタカ派的という見方から米長期金利が上昇しドル買いにつながった。
一方でNYダウは上昇。FRB議長人事が決定したことで不透明感が払しょくされ買いが先行した。金利が上昇したにも関わらず株価も上昇といったご祝儀相場の様相を呈した。
ドル高によりドル円は114円96銭まで上昇。先週付けた高値114円97銭とほぼ面合わせとなった。ユーロは一層下げ足を拡大し1.1230付近まで下落している。
結果的にドル高円安となりドル円クロス円が反発して引けているが、このご祝儀相場の動きも一時的とみる。
パウエル議長は「インフレの定着を防ぐための手段を行使する」と発言。
ブレイナード理事も「インフレの抑制にコミット」など両者ともにタカ派的な発言と市場は受け止めた。
ただ、これまでの発言内容と概ね変わらないものであり市場はややはしゃぎ気味のようにも見える。
ご祝儀相場はそう長くは続くことはなく、熱が冷めれば再びクロス円の売りが強まりかねない。

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[米ドル円]米PCEと原油価格、そして欧州コロナ感染再拡大

(米ドル円日足)


先週のドル円はクロス円の動きに翻弄され結果的に方向感が定まらず114円ミドルから113円ミドルのレンジ相場が続いた。
先週末にかけて原油価格が78ドル台に低下したことで物価上昇への懸念が後退。1.65%まで上昇した米長期金利も1.54%まで低下したことからドル円も113円59銭まで下落した。週末には114円台を回復するなど狭いレンジ内での動きとなった。
欧州でコロナ感染拡大によるロックダウンが広がるようならユーロを中心としたクロス円の売りが強まり再びドル円は下値を試す展開が予想される。
原油価格の下落が継続し、FRBの注視するPCEデフレーターが予想を下回るようならドル売りが強まることになることから注目したい。
先週ドル円は115円の上値の重さが確認された後だけに今週は下値を探る展開が予想される。

本日のドル円予想レンジ:114円30銭~113円60銭
今週のドル円予想レンジ:114円70銭(BB上限)~113円00銭(BB下限)

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[ユーロ米ドル]コロナ感染拡大による欧州経済への懸念

(ユーロ米ドル週足)


先週ラガルドECB総裁は「インフレ減速が予想される時に金融政策を引き締めるべきではない」など改めて緩和政策継続姿勢を示したことでユーロは軟調な地合いでスタート。週末にはオーストリアが全土でロックダウンの再導入を発表。ドイツでもシュパーン保健相が「コロナ感染が極めて深刻なためロックダウンを排除できない」と発言したことでユーロ売りが更に加速。1.1250と今年最安値を更新した。その後マース外相がロックダウンの可能性を否定したものの欧州に再びコロナ感染が拡大する動きはユーロにとって今後も売り圧力として意識される。
今週はドイツとユーロ圏のPMIが発表される。また、ドイツのIFO景況指数が予想を少しでも下回るようならユーロ売りが加速するとみている。
一方で1.65%まで上昇した米長期金利が1.54%台まで低下したことでユーロの下げに歯止めをかけたもののECBとFRBの金融政策の温度差は依然として続くことからユーロの上値は限定的。

今週のユーロドル予想レンジ:1.1400~1.1050(76.4%)

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[NZドル円]RBNZ政策会合に注目

(NZドル円日足)


今週は今年最後のRBNZ政策会合が開かれることから市場の注目が集まる。
特に今年既に利上げを実施するなど市場の先行指標としても意識される中で今回の会合には特に注目が集まる。
先週発表されたNZの2年先期待インフレが2.96%と前期の2.27%から上昇。10年ぶりの高水準となったことで利上げ予想が広がった。
利上げを織り込む格好で買いが進んだものの80円60銭付近では売りが強まり、結果的に先週末は79円ミドルまで下落するなど上値の重い展開が続いている。
今回の会合で利上げを受け買いが強まったとしても上値は限定的とみており戻り売りを狙いたい。

NZドル円予想レンジ:80円70銭~78円70銭(61.8%)

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[全般]欧州コロナ感染拡大懸念とFRB早期利上げ期待

欧州市場で再びコロナ感染拡大への懸念が広がりユーロを中心としたクロス円の下落が進行。一方でFRBのテーパリング規模拡大から早期利上げ期待が高まった。結果ドル買いの動きが強まり株価は下落。今週はリスクオフの円買いドル買いの動きが更に加速するのか、或いは原油価格の下落による物価上昇圧力の低下や米PCEの結果次第でドル売りが強まりかねない。クロス円の動向がドル円を左右する中でユーロの動きや米物価と原油価格によるFRBのテーパリング動向に注目が集まる。

先週末の欧州時間にオーストリア政府が22日から全土でロックダウンを再導入することを発表。更にドイツではシュパーン独保健相が「国内でコロナ感染が極めて深刻なためロックダウンを排除できない」「国家的な緊急事態に陥っている」と発言したことでユーロは下落。同時に米長期金利が上昇したこともありユーロドルは1.1250と今年最安値を更新した。同時に対円でも下げを加速させたことでクロス円も全面安。
東京時間に114円53銭まで上昇していたドル円も攣られて113円59銭まで売り込まれた。
その後NY時間にマースドイツ外相が独全土でのロックダウンの可能性を否定したことでユーロが買い戻されるとドル円も114円台に押し戻された。
また、ウォラ―FRB理事が「雇用の増加とインフレでテーパリングの加速を支持」と発言。
更にクラリダFRB副議長も「12月FOMCでテーパリングのペースを議論することが適切となる可能性」と発言したことで早期利上げ期待が高まりドル買い戻しの動きが強まった。
ただ、原油価格が低下したことで物価上昇への懸念が後退すると米長期金利が低下。
NYダウが続落したこともリスクオフによる円買いが強まりドル円の上値を抑えた。

再び欧米でコロナ感染が拡大する中でこれまでの緩和政策転換の動きにも陰りが見え始めた。
FRBは米経済指標が好調な結果を示す中で物価上昇への懸念からテーパリング規模を拡大する動きが高まっている。ただ先週原油価格が下落に転じたことから物価への懸念が薄まり、PCEデフレーターの結果次第でFRBもタカ派からハト派色が強まる可能性もある。
また、今週はバイデン大統領がFRB議長の人選を公表する。
もしハト派の急先鋒とされるブレイナードFRB理事が指名されるようなら緩和政策継続との見方からドル売りが強まることになる。
コロナ感染拡大による欧州のロックダウン再導入や原油価格低下が継続するようならユーロを中心としたクロス円の下落幅が拡大するか注目。

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[米ドル円]クロス円上昇で底硬い動き

(米ドル円日足)


前日に114円97銭まで上昇したものの115円にはオプションや実需などの売りが並んだことで113円台に押し戻された。昨日もドル円は売りが先行し前日の安値113円94銭を下回り113円88銭まで下落。しかし113円台では買いが湧いてくることから目先114円を挟んでのもみ合いが続くと予想。
下値はボリンジャーバンドの下限が位置する113円80銭付近。

ドル円予想レンジ:114円60銭(61.8%)~113円80銭(BB中心)

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[トルコリラ円]予想通りの利下げ

(トルコリラ円日足)


昨日の欧州時間に開かれたトルコ中銀TCMB政策会合では予想通り政策金利を16.0%から15.0%に引き下げを決定。これで3か月連続の利下げとなった。リラ円は会合の直前に買い戻しの動きが入り10円91銭まで上昇。発表後に80円06銭まで下落した。
声明では12月に利下げを打ち止めするかを見極めるとしたことで10円42銭まで買い戻されたものの市場は半信半疑。
トルコの物価上昇率は年率20%近くに達しており、それに対してエルドアン大統領が景気刺激策から利上げに反対。中銀の独立性が問われる中で市場でリラ売りが更に強まる可能性が高い。
下げが止まる兆しが中々みられないものの10円という大台では買いが入る可能性が高い。ただ、戻したとしても上値は限定的とみる。

トルコリラ円予想レンジ:10円90銭~10円00銭

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